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<入れ替わり>家畜少女②~猫の怒り~

飼い主と飼い猫の身体が
入れ替わってしまった。

飼い主である女子高生の身体を手に入れた猫は、
自分をいじめていた女子高生への復讐を開始する。
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(どうして…こんなことに…)

猫のみーちゃんの身体になってしまった
友希恵は、困惑していた。

まさか、自分が猫の身体に
なってしまうなんて、思いもしなかった。

こんな狭い空間に閉じ込められて
自由の無い生活ー

みーちゃんになった友希恵は
恐怖を感じていた。

狭い空間に、閉じ込められる恐怖。

(早く…早く出して…ねぇ!!!)

檻の中で暴れまわるみーちゃん。
しかし、部屋には今、誰も居ない。

友希恵になったみーちゃんは今、
学校に行っているようだー。

もう、終わりだ。
友希恵の記憶を引き出せるみたいだけれども、
語尾に「にゃ」をつけていたり、
キャットフードを四つんばいで食べたり…

学校でいつも通り振る舞えるとはとても思えないー。

もう、終わりだー。

(おなかすいた…)

暴れまわったみーちゃんは空腹を感じていた。

けれどー
エサはない。

自分は今までみーちゃんにとても酷いことをした。
自分が猫になってみて、
そのことを友希恵は感じていた。

(元に戻ったら…
 ちゃんと世話してあげなくちゃ…)

友希恵は、みーちゃんがどれだけ辛い
想いをしていたかを理解したー

お腹が減る…
けれどエサがないー。

(早く…早く帰ってきて…)

ご飯が欲しい…

みーちゃんになった友希恵は、
その思いで頭がいっぱいになった…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「--にゃ~お」

友希恵になったみーちゃんが帰ってきた。

(あ…!みーちゃん!
 お、、お願い!ごはん!ごはんをちょうだい!)

みーちゃんになった友希恵は
檻の中で動き回って、
ごはんを催促するー。

しかしー
友希恵はそんな様子を見ると、
笑いながら、目の前で
キャットフードの袋を開けて、
自分で食べ始めた。

猫になった友希恵に、
見せびらかしながらー

「美味しいにゃぁ~♡」
わざとらしく、ご飯を食べるさまを
見せつける友希恵。

(…うぅ…お願い…許して!)
「にゃあぁぁ…」

にゃ~としか声を出すことが
できない状況にも、猫になった
友希恵は苛立っていた。

そんなことを気にもせずに、
友希恵は服を脱いで、
自分の手を舐めはじめた。

(ちょ、、ちょっと!何をやってるの!)
みーちゃんは叫ぶ。

当然、「にゃー!」としか声は出ない。

わたしの身体で何をしてくれてるの!?と
怒りながら檻の外にいる友希恵を見つめる。

友希恵は、自分の身体を
ぺろぺろと舐めているー
あちらこちらをー

「---!!」
檻の中から自分の身体を見つめながら
みーちゃんになった友希恵は思う。

”毛づくろいでもしてるつもりなの!?”

とー。
人間にそんなことは必要ない。

というかお風呂に入って!
と、猫の身体で願う友希恵。

しかしー
友希恵になったみーちゃんは
お構いなしに毛づくろいを続けた。

唾液が、身体をつたうー。

女子高生が部屋で裸になって
身体を舐めているー。

みーちゃんになった友希恵は
そんな自分の姿を見かねて
目を逸らした。

やがて、毛づくろいが終わると、
下着姿のまま、四つんばいで
部屋を動き回り始めた。

「やっぱりこの方が楽だにゃ!」
友希恵は笑う。

”なんて格好してるのよ!”
「にゃ~~~!!!」

猫になった友希恵は必死に叫ぶ。

確かに、
猫はいつも洋服は来ていないし、
四つんばいの体制で動いている。

だからー
人間の姿になっても
その方が楽なのかもしれない。

けどー
女子高生が自分の部屋で
下着姿になって四つんばいなんて、
異様な光景ー

このままにしておくわけにはいかないー

(お願い…!謝るから!許して!
 元に戻ったら、ちゃんと、みーちゃんのこと、
 大事にするから!)
「にゃ…にゃにゃにゃにゃ…!にゃー!」

みーちゃんになった友希恵は叫んだ。
猫の目から、涙がこぼれる。

しかしー
友希恵は四つんばいのまま
檻の方に近づいてくると、笑った。

「元に戻ったら…?
 もう、元に戻ることはないにゃ!」

ーー!?

猫になった友希恵は驚く。

”言葉が、通じている?”

そこまで考えて、猫になった友希恵ははっとする。

みーちゃんは、元々猫だった。
だから、人間の身体になっても、
猫の言葉が理解できるのかもしれない。

「---わ、、わ、、わ、たしは、友希恵ちゃんだにゃ! 
 立派な人間だにゃ!」

友希恵はクスクスと笑う。

そして、檻の中のみーちゃんを睨みながら言った。

「お前は、、家畜だにゃ!」

とー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エサを与えられないまま翌日を迎えた
友希恵…

愛されていない猫の辛い立場を
嫌と言うほど知った友希恵は、
檻の中で落ち込んでいた。

学校に向かう友希恵―。

みーちゃんは、女子高生として、
ちゃんと振る舞えているのだろうかー。

今日も学校に向かうと言うことは、
昨日、大きな問題を起こしたりは
しなかったのだろうー。

仮に、下着姿で廊下を四つんばいで
歩いていたりすれば、
今日、学校に行けるような
状況ではないはずだー。

(…学校では、ちゃんとしてくれているのかな…)
猫になった友希恵は、
そう希望を抱きながら、
体力を温存しようと、身体を丸めて
そのまま休み始めた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

友希恵の願いはーーー
届いていなかった。

学校に登校した友希恵を見つけた
同級生たちは
ひそひそ話をしているー

そう、
身体が入れ替わった初日ー。
友希恵の身体で学校に登校した
みーちゃんは早速やらかしていた。

にゃーと叫んだり、
四つんばいで行動したり、
手を舐めはじめたりー。

学校として問題になるほどではなかったが、
1日にして、友希恵は”変なことをしている”と
クラスメイトや同級生たちから
色眼鏡で見られるようになってしまっていたのだった。

「---ねぇ…大丈夫?」
友人の彩夏が、友希恵に聞く。

「何がだにゃ?」
友希恵は笑いながら返事をした。

「--な、、何がって…?
 昨日からなんだか、変だし…」

彩夏はそう言いながら、
友希恵の姿を見るー。

髪はぼさぼさで
制服も乱れているー

それにー
なんだか、臭うー。

「--お、お風呂ちゃんと入った?」
彩夏が言う。

「--にゃ?」
友希恵は首をかしげた。

「---ほ、、ほら、お風呂!」
彩夏がそう言うと、
友希恵は、ぼーっとした表情で上を見つめる。

友希恵になったみーちゃんが
友希恵の中の”お風呂”の記憶を探っていた。

そしてー
お風呂の記憶を見つけ出し、”これがお風呂かにゃ”と
思った友希恵は、笑みを浮かべながら返事をした。

「入ってないにゃー!」

と。

彩夏は唖然とした表情で、
友希恵を見つめた。


クラスメイトたちが、友希恵の様子がおかしいと
友希恵を避けているー。

友希恵になったみーちゃんは、
友希恵の記憶を探りながら
”一応”女子高生として授業を受けていたー

しかしー
長くは持たなかった。

昼休みー
友希恵はキャットフードの袋を開けて、
四つんばいになって、それを食べ始める。

どよめく教室ー。
昨日は、たまたまキャットフードを持ってくるのを
忘れていたから、昼休みは大人しく
過ごしていたが、今日は違うー

キャットフードを教室で四つんばいになって食べる友希恵。

周囲が笑ったり、何やってるの~?と
尋ねていたりー
色々な反応を示しているが、
友希恵はまったく気にするそぶりもなかったー

そして、キャットフードを食べ終えた友希恵のまわりにいた
女子生徒が悲鳴をあげたー。

友希恵がーーー
”フン”をその場でし始めたのだー

「にゃああ~」
友希恵が気持ちよさそうな表情を浮かべている。

猫にとっての普通ー
人間にとっての異常ー

トイレにもいかずに教室でそれをした友希恵ー。

当然、大騒ぎになるのだったー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「----人間ってめんどうくさいにゃん!」

部屋に帰ってきた友希恵は、
自分身体を舐めながら
そう呟いた。

「にゃにゃにゃにゃ~!」
猫になった友希恵は
暴れているー。

ボサついた髪の毛ー

それにー

「--学校で、トイレしたら
 大騒ぎになったにゃ!」

友希恵が笑う。

「--にゃにゃ~!?」
(トイレって何をしたのよ!?)

友希恵は、それ以上何も言わずに、
制服を脱ぎ捨てると、
部屋のまたたびで
遊び始めた。

「ウフフフふふふ♡」

またたびと嬉しそうに戯れる友希恵。

このままじゃ、本当に
自分は猫のまま一生を
終えることになってしまう。

しかもー

「ーーにゃん…にゃん…」
(ねぇ…ごめんってば…)

猫になった友希恵は、
なんとかんみーちゃんに許してもらおうと
そう呟いた。

確かに、自分は酷いことをした。

反対の立場になってみて、
それがよくわかったー

昔は仲良しだったのに、
高校に入ってからー
次第にみーちゃんのことを
ぞんざいに扱うようになっていった。

どうしてだろうー。

学校で上手くいかない
苛立ちを、みーちゃんにぶつけていたのかもしれない。

「--ーーーふふふふ」

反省している様子の猫になった友希恵を見て
友希恵はクスリと笑った。

「わたしが人間様だにゃぁ!
 お前は猫だにゃ!」

指を指して笑う友希恵。

(違う!身体を返してよ!)

檻を掴みながら
必死にそれを揺らすみーちゃん。

(返して!わたしの身体!)

猫の目から涙がこぼれる。

そんな様子を見ながら
目の前で勝ち誇った表情をして、
四つんばいでキャットフードを
食べ始める友希恵。

「---ねぇ、いつ死ぬの?
 ねぇ?今日?明日?」

友希恵になったみーちゃんは、
前に言われた言葉を繰り返すと、
恨み募る表情で、微笑んだー

・・・・・・・・・・・・・・

入れ替わってから5日が経過したー

少しのエサも与えられず、
すっかりみーちゃん…友希恵は
衰弱していた。

「にゃあ…」

(わたし…このまま死ぬのかな…)

暴れる気力も無くなり、そのまま
ぐったりとしているみーちゃん。

そこにー

母親が入ってきた。

(…!!おかあさん!!!)
猫になった友希恵は、
希望に満ちた目で叫んだ。

「にゃにゃにゃにゃにゃ! 
 にゃ~~~~~!」

檻に手をやって
この上ないぐらいに叫ぶ
みーちゃん。

しかしー

「あら?みーちゃん…
 どうしたの?」

母親が不思議そうな顔をする。

”なんとかしなくちゃ”

そう思いながら
必死に叫び続けるみーちゃん。

しかしー

「--ごめんね…
 友希恵が怒りだすから」

母親はそれだけ言うと、
部屋から何かを持ち出して
そのまま立ち去ってしまった。

”みーちゃんの世話はわたしがやるから
 余計なことはしないで!”

自分がー
母と父に言った言葉だー。

ヒステリックに両親の前で
喚き散らした―

あんなこと、言わなければよかったー

「……にゃあ…」
絶望の表情で、みーちゃんになった友希恵は
その場に蹲ったー

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「にゃんにゃんにゃん♪~」

ご機嫌そうにリビングで
ミルクを飲み終えた友希恵は、
スマホである情報を検索していたー

友希恵は、表示された情報を見て微笑むー

友希恵の見ている画面にはー
”猫 殺処分”

と表示されていたー


③へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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猫の怒り…!
ペットは大事にしなくちゃ…!なのデス!

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無名

Author:無名
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