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<女体化>女体化カメラ①~不思議なカメラ~

ある日ー

”不思議なカメラ”を手に入れた男は
”撮影した相手になれる”ことに気付くー。

※リクエスト作品デス
----------------------------

「---ん…?」

ごく普通の大学生
梶間 弥助(かじま やすけ)は、
いつものように大学での授業を終えて
帰ろうとしていたー

友達もほどほどー
恋人はいないが、それなりに趣味は
充実している。

とびきり楽しいわけでもないが
不幸なわけでもないー
そんなごく普通の人生を送っていたー

だがー。
この日を境に、彼の運命は変わる。

弥助が見つめている視線の先にはー
”小さなカメラ”が置かれていた。

「なんだこれ…?」
大学のベンチに置かれたカメラ。

「誰かの忘れ物か…?」
弥助はカメラを手にしてみる。

まだ綺麗なカメラ。

特にデータなども保存されていない。

気になるのはカメラの脇に小さく「♀」という
ロゴが書かれていることだ。

「こんなカメラ、見たことないなぁ…」

弥助は特別カメラに詳しいわけではなかったが
カメラの有名メーカーぐらいは知っているレベルだった。

だが、このカメラにはメーカーのロゴがついておらず、
ついているのは「♀」と書かれたマークぐらいだ。

「--アミューズメントの景品か何かか?」

メーカー表示がないと言うことは
クレーンゲームか何かの景品だろうか?

周囲を見渡す弥助。
しかし、持ち主らしき人はいない。

最初は、このカメラをそのままにして行こうとも思ったが、
今日はこのあと雨が降る予報ー。

「このままにしておくと濡れちまうし…」
弥助はそう呟きながらカメラを鞄にしまう。

「明日、大学の落し物と届けるところに
 届けておいてやるか」

弥助はそう呟いて、
大学の正門から外に出たー

事務室まで引き返しても良かったのだが
このあと雨の予報が出ているため、
傘を持っていない弥助は、
”今日ぐらいいいだろ”と判断して
そのまま家へと帰ったのだったー

・・・・・・・・・・・・

帰宅した弥助は、自分のアパートの部屋に戻り、
鞄を片づける。

さっき大学で拾ったカメラを机の上に置くと、
一息ついて、冷蔵庫からコーラを取り出し、
それを口に運んだ。

「---ふぅ」
コーラを飲み終えた弥助は、
ふと、”このカメラちゃんと撮影できるのか?”と
疑問を抱いた。

メーカーのロゴもない怪しげなカメラ。

好奇心旺盛な弥助は
ちょっとだけ、撮影できるのか、
どんな画質なのか気になってきたー

「う~ん…何か撮影するもの…」

弥助は自分の部屋を見渡した。

「あ、これでいいか」
部屋の隅にあったアイドルのポスターを開く弥助。

今人気の、
白瀧 絵麻(しらたき えま)という現役女子大生アイドルの
ポスター。

絵麻のファンである友人が
”お前もこれを見て絵麻ちゃんを好きになれ”と
くれたものだったが
いらないので、部屋の隅に放り投げていた
ポスターだった。

たまたま目に入ったそれを広げて
おもむろに撮影してみる弥助。

しかしー

「?」
弥助は首をかしげる。

絵麻のポスターを撮影したのにも関わらず、
そのデータが見当たらない。

撮影したはずの写真が保存されていないのだー

「---????」
弥助はカメラの色々なボタンを押して
確認してみたが、
絵麻の写真が保存されている様子はなかった。

”SDカードか何か入れないと保存できないのか?”

そう思った弥助はカメラの外観を見回してみたが
カードなどを挿入する場所はない。

「なんだこれ」
弥助は、”何だこのカメラ”はと思い、
そう呟いたー

「---!?!?」
弥助に衝撃が走るー

今、女の声がしなかったか?
びっくりして振り返る弥助。
しかし、当然、部屋には弥助しかいないー

「--え」
弥助はふと、自分の肩に何かが
あたったのに気付く。

「--か、、髪?」
弥助の肩には、綺麗な黒髪がー

「え…?え?」
弥助は自分の声が女の声になっていることに気付くー

よく見たら
手も色白の綺麗な小さな手になっている。

「--ちょ!?」
ふと下を見ると、そこには、今まで自分の
身体にはなかったはずのふくらみがー。

そしてー
「ね…ねぇええええええええええ!」

弥助は叫んだ。

股間の大切なー

そう、20年以上苦楽を共にしてきた
息子がいなくなっていたのだー

鏡にダッシュする弥助。

そこにはー
さっき撮影したポスターのアイドル・恵麻の
姿があった。

「---ひ~~~~~っ!?」
弥助が悲鳴を上げる。

鏡の中の絵麻も悲鳴を上げる。

「ど、、どういうことなんだ」
弥助はその場で愕然とする。

よく見たら服装も
アイドルのようなフリフリの衣装に
なっている。

「な、、なんだこれ
 なんだこれ」
弥助は、頭を抱えた。

人によっては
女体化できたことに歓喜するかもしれないが
弥助はそういうタイプではない。
とにかく、元に戻りたい。

その一心だった。

♪~~~

「---!!!!」
家のインターホンが鳴る。

「--お届け物で~す!」
配達員の声ー

そうだー

今日は、弥助がいつも買っている
漫画の発売日で、
ネットで注文していたのだー。

「---え…」
弥助は思う。

この姿で受け取るのか~!?と。

やべぇ、
どうしよう。

弥助は思うー

漫画は今すぐに読みたい。
だが、この姿で受け取ることはーーー

一人暮らしの男の部屋に女がいることはーー
まぁ、なんとかなるかもしれない。

だが、配達員が恵麻を知ってたらどうなる??

しかも
こんなフリフリの衣装で…


いや、でも、俺は!!
漫画を!!!読みたい!!

弥助は、恵麻の姿のまま、
顔を出した。

「あ、梶間 弥助さんあての
 お届け物で…」

配達員は、顔なじみの配達員だったー

弥助はよくアマ〇ンで商品を注文する。
だからー
配達員とも顔を合わせ、
時々雑談するぐらいになっていたのだ。

”彼女”

”妹?”

不思議そうな顔をしながら
配達員はお届け物を手渡す。

「あれ?」
配達員が声を出した。

弥助=絵麻は目を逸らしている。

「あれれれれれれれ」
配達員が言う。

”こいつ…恵麻を知っている!?”

弥助はそう思った。

だとしたらヤバい。
現役アイドルが俺の家に
出入りしていることにー

「あれれれれれれれれれ~?
 もしかして、恵麻ちゃ…」

配達員がそう言いかけた時だったー

「んひぃっ!?」
突然、今まで感じたこのない刺激を
弥助は感じた。

「あっ…?え…あっ♡ んあぁぁっ♡」

身体中に走るゾクゾク。
声を出さずには居られない
激しい快楽ー

「な、、なんだ…これ…♡
 んっ…♡ あっ♡ あぁぁっ♡」

突然、身体をよじりながら甘い声で
喘ぎ始めた絵麻を見て
配達員の男は顔を赤くして
「あ、失礼しましたー」と言って
漫画を手渡して
立ち去ってしまった。

なんとか扉を閉める絵麻。

「んっ…♡ ん~~~~♡」

身体がゾクゾクしている。

もの凄い快感。
思わず「きもちいい」と叫びたくなってしまうー

「あっ…あ…」
あまりの気持ちよさにビクビクしながら、
絵麻は、自分の下着が濡れはじめていることに気付く

「な…んだ…これぇ…♡
 はぁ…はぁ…♡」

絵麻として苦しみながら弥助は思うー

女って、何もしてないのに
こんなになっちゃうのか?

いや、そんなはずは

ないぃぃ♡

絵麻として
弥助は激しい快感に身を委ねて
”何もしていない”はずなのに
そのまま絶頂を迎えてしまったー

「はぁ…はぁ…はぁ…♡
 どういうことだ…?」

何も身動きが取れないほどの快感を味わった絵麻に
なった弥助は、そのままカメラの方に向かって行く。

”ど…どうなってんだこのカメラ”

そう思いながら
乱れきった姿でカメラをいじる…

適当にボタンをいじっているうちに
弥助はふと、あることに気付いた

「ん…?」

まだ荒い息を吐きながら
弥助は”映像を再生しますか?”と
カメラに表示されているのに気付き、
”映像を再生?”と首をかしげた。

「まぁ…押してみるか」

おかしなカメラだ。
何の映像が再生されるか
わかったもんじゃない。

そう思いながらー
映像を再生するとー

「はぁ…♡ はぁ…♡ はぁ…♡」

気持ちよさそうにベットの上で
甘い息を吐いている
アイドル・恵麻の姿があった。

近くには男がいる。

「--プロデューサーさん…これで次の番組で~♡」
絵麻が甘い声で微笑む。


「な、、なんだこれ」
弥助はカメラの映像を見ながら思わず叫ぶ。

カメラにはー
”ホンモノの絵麻”が、
男とエッチをし終えたあとの光景が
写しだされていたー

そしてー
再び男と恵麻は何かをやりはじめたー

「んっ…♡」
カメラの中の絵麻が気持ちよさそうに反応する。


映像を見ながら弥助は
”おいおいプロデューサーと枕営業ってやつか?”

と思いながら苦笑いしていると、
突然再び激しい快感に襲われたー

「んあぁぁ!?」

弥助は変な声を出しながら思うー

”まさかー
 ホンモノの絵麻とシンクロでもしてるのか…

 んぇぇ…っ♡”

弥助は、ホンモノの絵麻たちの
エッチが激しくなるにつれて
自分も激しく喘ぎ始めた。

・・・・・・・・・・・・・・・・

数十分が経過したー

部屋を汚して
服を汚して
髪を乱した
弥助は、恵麻の姿のまま放心状態になっていた

「なんだよ…このカメラ…」

はぁはぁ言いながらカメラを
さらにいじると
”写真を削除しますか?”と表示されたー

「元に戻れるかもしれない」
そう思った弥助は
”はい”を選択したー

すると、身体に異変が起きたー

胸のふくらみがなくなり、
肌の感触が変化しー
髪が短くなりー
絵麻のフリフリの服装は消えー

弥助の息子が生えーーー

元の自分の身体に戻ったのだった。


「も、、戻れた」
弥助は鏡を見る。

しかしー

「っておい!恵麻の身体になる前に
 着てた俺の服は!!?!?」

弥助は思わず突っ込んだ。

元に戻ったのに、元々着ていた自分の服は元に戻らず
全裸の自分の姿がそこにはあったー


弥助は仕方がなく他の服を着て
考えるー

”このカメラは何だ?”と。

弥助は自分の中で情報を整理した。

「撮影した相手の姿になれる」
「撮影者が男であっても、女にもなれる。
 つまり、女体化ができる(逆も、同性もできるかもしれない)」
「本人の現在の状況を再生できる」
「本人の感覚とシンクロしている」

弥助は、そう考えた。

「-----むふふ」
弥助は笑みを浮かべた。

「って、ことは、逆に俺が女体化した状態で
 エッチしたら、本人もさっきの俺みたいに
 何もしてないのにイッちゃうのか…?」

ちょっとした好奇心が芽生えてきた。

大学で、比較的よく話す女子がいるー

丸澤 羽須美(まるざわ はすみ)
可愛いが、恋愛やエッチなことは
苦手で、全く縁が無い子だー。

「--あの子を撮影して…
 俺があの子になって
 ここでエッチすればーー
 あの子もエッチな気分に…?」

羽須美のエッチな姿なんて想像できない

だが、このカメラがあればー

「むふふふふ…
 返す前にちょっとだけ…」

弥助は
”謎のカメラ”を手に
明日のお楽しみを考えながら
むふふとするのだった。


②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

久しぶりの女体化モノです!

こちらもリクエストが題材による作品デス!!

リクエストの原文は
明日のあとがきに載せますネ!
明日もお楽しみに~!




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無名

Author:無名
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