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<憑依>憑依オフ会①~オフ会~

TSFが好きな男は、
ある日、”オフ会”に参加することになった。

しかし、オフ会会場に到着した
彼を待っていたのは…
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「ふ~!」
仕事から帰宅した彼は
自宅のパソコンを開いた。

”ポゼマン”というアカウントを開く男ー、
錦田 亮磨(にしきだ りょうま)

彼の見ている
パソコン上には、悪い笑みを浮かべる少女のイラストがあったー

TSFー。
憑依や入れ替わり、皮、女体化、他者変身などなど
そういったジャンルを彼は愛していた。

今、彼が見ているイラストは
憑依されて乗っ取られた美少女のイラストだ。

彼は、同じTSF好きの仲間たちと、
SNSで毎日のように語り合っていた。

これが、彼の趣味だ。

リアルでも友達はいるが、
友達には、なかなかこの趣味を明かすことはできない。
趣味が趣味だけにハードルが高かった。

だからこそ彼は
ネットで、TSF仲間たちと、楽しい日々を送っていた。

イラストの作者である”はんぺん太郎”というアカウントは
TSFのイラストをよくツイッターにアップしている
とてもありがたい人物だ。

”あ~憑依してぇ”
彼がそう呟くと、いいねが何件かつく。

他のアカウントの会話を見ながら
彼は今日もTSFの世界を満喫するのだった。


”オフ会しません?”

ある日のことだったー
仲の良いフォロワーの一人”メーフィ”から、
オフ会に誘われた。

オフ会ー
ネット上で知り合った相手と集まって
趣味を存分に楽しむ集まり。

だがー
彼は、オフ会にはまだ参加したことはなかった。

「オフ会…」
亮磨は呟く。

確かに、仲良しな人も多そうだし、
オフ会に参加するのも楽しそうだ。

彼は”メーフィ”に、オフ会の日程や参加者を尋ねる。

日程はちょうど、自分が連休のタイミングだった。

「これなら、いけるな…」
亮磨は呟く。

オフ会の参加者も亮磨の知る人物が多かった。

タイツを愛するTSF好き
”ふた左衛門”

ツインテールを愛するTSF好き
”ちゃいろしょう”

可愛いと周囲からもてはやされている
”モアたん”

TSFゲームを作っている
”べるちゃん”

亮磨が知っている人物ばかりだー

「参加者は9人か…」
もう少し増えるかもしれないが
いきなりあまり大人数のオフ会に
参加するのもちょっとハードルが高い気がするし
人数的にもちょうどいい感じだった。

「---よし、俺も行ってみるか」
亮磨は、はじめてオフ会に参加することにするのだった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「どんな服装で行けばいいんだろうな~」
オフ会を目前に控えた亮磨は
翌日のオフ会に向けた準備をしていた。

みんなはどんな格好で来るのだろうか。
スーツ?それとも私服?
いや、私服と言ってもいろいろある。

参加するフォロワーを見た感じ、
”過激派UP”というフォロワーを除いて
全員おそらく男なのだが
身だしなみというものもある。

「聞いてみよう」
亮磨はツイッターを開き、
フォロワーの一人”ふた左衛門”に聞いてみた。

”どんな服装で皆さん来るんですか?”と
すると、すぐに”ふた左衛門”から、返事が来た。

”どんな姿でも大丈夫だよ”

とー。

どんな姿でも大丈夫ー。

まぁ、つまりは私服ってことだろうな。

亮磨はそう呟くと、
チェック柄のシャツと紺色のズボンを用意して、
そのまま準備を終えるのだった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日ー
オフ会会場に向かう亮磨は
フォロワーの”どごどご”と
”MD”の2人と合流して、
オフ会会場に向かうことになった。

結局、参加者は増えて20人近くにはなったが
せっかくの機会だし、亮磨も楽しみたかった。

”どごどご”は女装写真をUPしていた気がするし、
”MD”は、明らかに男性だ。
男3人で会場に向かうのも悪くない。

「お待たせしました~!」
背後から声がして振り返ると
そこには、ロリータ風ファッションの少女がいた。

「ーーー」
亮磨は反応しなかった。

”自分が呼ばれたんじゃないのに
 勘違いして振り返ったやつ”だと
思われたくないと思った亮磨は
ロリータ少女から目を逸らした。

しかし、
その少女は亮磨の方を見つめている。

「あの~、ポゼマンさんですよね?」
少女が笑う。

「---え、あ、はい」
亮磨は戸惑いながら答える。
”ポゼマン”とは、亮磨のアカウント名だ。

「あ、はじめまして~!どごどごです」
目の前にいる少女はそう微笑んだ。

「--ふぇっ!?」
亮磨は驚く。

”どごどご”は女装写真を時々アップしていたが、
女性ではなかったはずだ。
いやー
女装写真だと勘違いしていただけで、
まさか本当に女性だったのかー

「---ふふふ、どうしたんですか~?」
”どごどご”が笑う。

「あ、い、、いえ、女性の方だとは知らず」
亮磨が顔を真っ赤にして答えると
”どごどご”は微笑んだ。

「--お待たせ~!」
ネコ耳の少女が近づいてくる。

「ふぇっ!?」
亮磨はさらに驚いた。

ネコ耳少女は”MD”と名乗った。
合流予定のフォロワーの一人だ。

「--じゃあ、行きましょう」
”どごどご”が微笑む。

オフ会の会場に向かう3人。
冴えない普通の若者と、
ネコ耳少女と、ロリータ少女。

「(ま、まさかどごどごさんもMDさんも
 女性だったなんて)」

気まずい雰囲気になりながら歩く亮磨。

女性は正直、そこまで得意じゃない。
嫌いとかじゃなく、接点が無かったから
慣れてない。
こうして美少女2人と歩いているだけでも
ドキドキしてしまう。

「あ、べるちゃん~!」
どごどごが嬉しそうに手をふる。

「あ、こんにちは~!」
”べるちゃん”
フォロワーの一人だ。
会場に向かう途中に偶然鉢合わせした。

ピンク色の髪のエッチそうな女性だー。

「あ、そっちの人は~?」
”べるちゃん”が言う。

「あ、はい、ぽ、ポゼマンです。初めまして」
亮磨が言うと、
”べるちゃん”は笑った。

「あ~、”そのまま”で来ちゃったんだね」

とー。

その言葉の意味が
亮磨には分からなかった。

ようやくオフ会の会場に到着する亮磨

”MD”
”どごどご”
”べるちゃん”

3人とも女性だったなんてー

しかも、3人とも可愛いー。

そんな風に思いながらオフ会会場に
入って行くと、
既に7、8人の参加者が先に到着していたー

「---え…」
亮磨は思わず目を疑った。

「あ~、君がポゼマンさん?」
OL風の女性が言う。

「--あ、、は、はい」
亮磨のドキドキは最高潮に達していた。

何故ならー
オフ会会場に入っていた8人はー
全員女性だったからだ。

「(ど、どうなってるんだ…?)」
どごどご達3人が女性だっただけでなく、
オフ会会場にいた8人も女性だった。
男は自分ひとり。
今のところ、これじゃ女子会だ。
1:11の割合。

自己紹介を始める参加者たち。

OL風の女性は、オフ会の企画者”メーフィ”。
ツインテールの少女が、フォロワーの”ちゃいろしょう”
美脚の黒タイツの女性が、フォロワーの”ふた左衛門”
ボーイッシュな女の子が、フォロワーの”はんぺん太郎”。

全員、綺麗な女性と美少女しかいない

「--(くっ、TSF界ってのは、女性の世界だったのか)」
亮磨は首をかしげる。

さらに残りの4人も自己紹介を続ける。

大人しそうな女性が、フォロワーの”すちーるかん”
巫女のような格好をした女性が、フォロワーの”ぷぜりあ”
女子高生が、フォロワーの”八葉”
銀色の洋服を身に着けたセレブ風の熟女が、フォロワーの”銀龍”

全員、女性だった。

「---あ、、ぽ、ポゼマンです…ども」
亮磨は冷や汗をかいていた。

参加予定のフォロワーはあと数名いたはずだが、
まさかその人たちも全員女性なのではないかと。

「--ーあれ~?”そのまま”で来ちゃったんですか~?」
女子高生の八葉が笑う。

「--え、、そ、”そのまま”ってどういうことですか?」
戸惑う亮磨。

「--ひょっとして、まだ目覚めてない?」
巫女”ぷぜりあ”が笑う。

「め、目覚めるって?」
亮磨はさらに戸惑った。

オフ会にやってきている女性は
みんな、美人だ。
しかも女子高生やら巫女やらOLやら
なんとなく、TSFが好きな人に
人気のありそうな雰囲気の女性が
多かった。

「こんにちは~!」
後から、女性たちが入ってくる。

「(や、やっぱり全員女性…)」

チャイナドレス姿の妖艶な女性ー
バニーガール姿の女性ー
ランドセルを背負った少女ー
アイドルのようなフリフリ衣装の美少女ー
男装した麗人。

ーーどうなってるんだ?
亮磨は戸惑った。

自分は、入ってはいけない世界に
入り込んでしまったー

そんな気がする。

5人も、亮磨がよく知るフォロワーたちだった。

”モアたん”
”ヤリほし”
”わりぐし”
”雌憑”
”満月ははは”

「---ど、ども」
亮磨は超がつくほど
居づらい雰囲気になった。

そして異変に気付く。
参加者の女性たちが
胸を触ったり抱き合ったり
イチャイチャしたりー
なんだか、度を越しているような
気がしたのだ。

「あ、ポゼマンさん?
 どうしてそのまま来ちゃったの?」

ボーイッシュな女の子”はんぺん太郎”が
ニヤニヤしながらそう聞いてくる。

「ど、どうしてって…?
 そ、そもそもみなさんが女性だったなんて」

亮磨がそう言うと、
他の参加者たちは笑った。

そして、セレブ風の女性・銀龍が答えた。

「--何言ってるんですか?
 みんな男ですよ」

とー。

「ふぇっ!?」
亮磨は思わず声をあげてしまう。

「--みんな、オフ会の時は
 こうやって好きな身体に憑依して
 オフ会を楽しむんです」
大人しそうな女性が笑いながら言った。

「ひ、憑依ぃ!?」
亮磨は思わず声が裏返ってしまった。

「ひ、憑依なんて、現実にできるんですか?」
亮磨の言葉に、
タイツを撫でまわしながら”ふた左衛門”は答えた。

「--憑依は常識だけど?」

とー。

「--な、な、な…なんだって…?」
亮磨は戸惑うー。

そういえば、どんな格好でいけばいいか
ふた左衛門に聞いたとき
”どんな姿でも大丈夫だよ”と言われた。

どんな姿ー。

それは、こういうことだったのか。

「あ、、え…は、、はぁ…」
亮磨が戸惑っていると、
「-ま、一人ぐらい男がいたってええじゃないか」
と、オフ会幹事のメーフィが呟いた。

周囲はそれに賛同する。

亮磨は気まずそうに挨拶をしながら
案内された席に座った。

隣にはピンク色のエッチそうな女性・べるちゃんが、
その隣にはセーラー服姿の女子高生・八葉がいる。

女性に囲まれている亮磨は
ドキドキが止まらなかった。
しかも、両隣の女性も、他のみんなも
憑依されているとくれば尚更だ。

「うぅ…」
亮磨が、パンパンに膨れ上がったズボンを
隠そうとしていると、隣にいた”べるちゃん”が
微笑んだ。

「それ、咥えてあげましょうか~?」

と。

「--い、、、いえ、、いえ、いいです、、いいです」
亮磨は真っ赤になりながら答えたー

こんなことなら、自分も憑依してくればよかったー。

…ってか、どうやって憑依するんだ!?

そんな風に思いながら
亮磨は居心地の悪さを感じて、
笑い声が絶えない周囲をよそに、
一人、細々と食事に手を付け始めた…。


②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

この世界の
TSF好きのオフ会は、
憑依してくるのが常識…?
だったみたいデス!笑

あ、現実のオフ会は
そんなことないと思いますから
安心して下さいネー笑
(私はオフ会に参加した経験がないので
 そうじゃないとお約束はできませんケド笑)

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