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<憑依>3つの憑依体

あるところに、憑依薬を研究している博士がいた。

その博士は、3つの憑依薬の開発に成功する。

そして、それを3人の若者に手渡すのだったー

※リクエスト作品デス!
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「ここに、3つの憑依薬があるじゃろ?」
憑依研究の第1人者
ポゼキド博士が言った。

ポゼキド博士の目の前には
3人の男がいた。

3人の若者は
ポゼキド博士の研究を何らかの形で
手伝っていた人物たちだった。

そして、その見返りとして
ポゼキド博士は、
3人に完成した3つの憑依薬を
プレゼントしようとしていたのだった。

憑依薬A-
固体の憑依体となることのできる憑依薬。
発見されるリスクが高いものの、相手の身体を最も深く支配できる。
相手の身体と最もシンクロしやすいため、
憑依するまでに発見されるリスクはあるものの
一度乗っ取ってしまえば、全てを支配し尽くすことのできる可能性が高い。
ただし、乗っ取った身体に固定されてしまい、抜け出せなくなる可能性も。

憑依薬B-
液体の憑依体となれる憑依薬。
支配能力と乗換能力のバランスが取れた薬。

憑依薬C-
気体の憑依体となれる憑依薬。
相手に気付かれることなく接近でき、支配までの力は抜群。
ただし、気体であるがゆえに、人の身体を支配していない段階では
脆く、また支配後も何らかの拍子で蒸発してしまうことも
あるために、強い精神力が必要となる。

「どれか、ひとつ選ぶんじゃ」
ポゼキド博士が言った。

3人の若者は嬉しそうにそれぞれ憑依薬を手にする。

A、B、C-。
3人は偶然、希望する憑依薬が被ることなく、
それぞれの憑依薬を手にしたのだった。

「さぁ、夢に向かって羽ばたくんじゃ」
ポゼキド博士は笑ったー。

3人は頷き、憑依薬を飲み干すと、
Aを飲んだ男は、人間とは少し離れた固体となりー

Bを飲んだ男はドロドロしたスライムのようになった。

Cを飲んだ男の姿は見えなくなる。
気体になったのだろう。

それぞれは、理想とする身体を探して
ポゼキド博士の研究所を飛び出したー。

3人は笑う。
「誰かの身体を奪ったらまたここで集まろうぜ…」

”3日後にここで集まる”
そう約束をして、
固体・液体・気体…
それぞれの憑依体は
身体を探す旅に出たー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

憑依薬Aを手にした若者は
早速それを服用したー。

見つかるリスクは高いが、
一度乗っ取ることができれば
最も相手の身体に定着しやすく
その身体を永久に奪うことができるー。

「--次々と乗換できるのも美味しいけど、
 俺は、可愛い子の人生を奪えれば
 それで満足だぜ」

若い男は、そう呟いた。

彼は今ー
とある女子高の側に身をひそめていた。

とびきり可愛い子を見つめて、
その子の身体を奪うー。

既に自分の身体は少し人間とは異なる
異形の存在になってしまっている。
憑依する前に、見つかってしまっては大変だ。

「--じゃあ、明日ね!」

「--!!」

ロングヘアーのとても可愛らしい少女が目に入る。

「あれだー。
 あの身体だー」

憑依薬Aを飲んだ男は
”目的の身体”を見つけた。

そしてー
その子が、人の気配のあまりない場所を通るまで
待ったー。

「♪~」

今だ!

少女が、スマホが鳴ったのに気付いて
スマホを手にしたー
ちょうど、人の気配もない。
男は背後から近づき、その少女の肩を掴むと、
驚きの表情を浮かべたその少女を、ひと思いに乗っ取った。

「あぁ…あ…あ!」
苦しみの声をあげる少女。

徐々に肉体に自分が”定着”していくのを感じる。

「ふふふ…ふふふふふふふ…
 ふふふふふふふ」

少女は、笑うー。
憑依完了ー

少女本人の心を強引に奥底へと押し込み
力技で身体を奪ったー

そんな感覚を味わいながら、
男は少女の身体を動かす。

”ねぇ?大丈夫!?”

スマホから声が聞こえてくる。

「あぁ?」
少女は思わず乱暴な口調で返事をしてしまった。

だがー。
すぐに咳払いをすると
可愛らしい声を出して微笑んだ。

「うん!だいじょうぶだよ!」

とー。

少女の記憶も流れ込んでくるー

この身体から抜け出すことはーー
出来無さそうだが
別にそれでもかまわないー

「くくく…眞奈ちゃんか…
 ふふふ…やったぜ!
 この身体は俺のものだ!
 ははははははは!」

男っぽい歩き方をしながら
そのまま乗っ取られた少女・眞奈は
路地から姿を消した。

眞奈になった男は、
帰宅後、徹底的に眞奈の
身体をしゃぶりつくしていくー。
これからは自分が眞奈だー。
自分の意識が、眞奈に同化していくのを感じるー

俺は、眞奈になったんだー!

俺は眞奈ー!

わたしは眞奈

わたしは…あれ?

眞奈の身体に定着していく男ー。

「わたしは…あれれ…?」
エッチをしていた自分に違和感を感じながら
眞奈は”どうして急にこんな気分になったんだろう”と
呟いたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・

憑依薬Bを飲んだ男は、
液体となって
少女の身体を狙っていた。

ドロドロとしたスライム状の身体―。
彼は水道に潜り込むことに成功した。

”やっぱり、バランスが大事だよな”

彼は思うー。

憑依薬Aは固体でリスクが高いし
憑依薬Cは自分の精神力が重要になるらしい。

なら、バランスのとれた憑依薬Bを
使うのが最も理に適っている。

無色透明のスライムのような状態になった
男は、水道の蛇口の側でタイミングを計っていた。

「あら~?なんだか出が悪いわねぇ」

一家の母親が呟く。

手洗いの時に蛇口から飛び出すわけにはいかないから、
水道の中でしがみついて、蛇口から
飛び出さないようにしている。

「おみずおみず~!」
ツインテールの可愛らしい少女が
水道にやってきた。

”きた!”

彼女こそ、
憑依薬Bを飲んだ男のターゲット、

彼女に飲み込んでもらうことができれば、
彼女を支配することができる。

「---おみず~!」
少女がコップに水を入れる。

そしてー
コップの水の中に
無色透明のスライムになった男も
潜んでいる。

「---~♪」
少女が水を口に含んだ。

”やった!ついに俺は女の子だ”

しかしー

「ぺっ!」

!?

憑依薬Bを飲んだ男は、流し台に落とされた。

”えっ…”

男は唖然とする。

「うがい~うがい~!」
少女は水を飲みに来たのではなくー
うがいをしに来たのだった。

”そ、、そんな、、ぐぼっ!?”
上から水がさらに流されてくるー

憑依薬Bを飲んだ男はあまりの水の勢いに
そのまま流されてしまいー
下水道に突き落とされてしまったー…。

流されながら男は思うー
液体での憑依ってのも
なかなか難しいものだなー。

と。

だが、下水道を抜ければ
またチャンスが巡ってくる。

男は、下水の流れに
身を任せながら
静かに微笑んだー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

憑依薬Cを飲んだ男は、
とある大学に通う美人女子大生・帆乃夏(ほのか)に
憑依していたー

「んふふふふ~♡」
大学内のお手洗いで胸を揉む帆乃夏。

「あぁぁぁ~おっぱい気持ちイイ~♡」
うっとりとした表情で
ケラケラ笑う。

鏡の前でがに股になって
胸を触りつづけている帆乃夏。
涎を垂らしながら笑みを浮かべている。

完全に痴女だー。

さらにはトイレの鏡にキスを始める帆乃夏。

「んふぅぅぅ♡」
クチュクチュと音を立てて、
鏡に唾液がついていくー

「はぁ…♡ はぁ…♡」
帆乃夏は顔を真っ赤にして
この上ない興奮を味わっていた。

あまりの快感に
はじけ飛んでしまいそうなぐらいにー

そのままエスカレートした帆乃夏は、
トイレの中で、スカートを脱ぎ捨てて、
そのまま下着の中に手を突っ込み
指でアソコを刺激し始めた。

トイレ内に喘ぎ声が響き始めー
やがて、それは大きくなっていくー

あまりの気持ちよさに、
憑依薬Cを使った男は、
身震いするー。

「うへへへへへ♡ えへへへへへへぇ♡」

乗っ取った帆乃夏が、
あまりにも甘い声を出すので
自分の声でさらに興奮してしまうー

帆乃夏は、学校のトイレの床の上で
盛大にイッてしまい、
他人に絶対見せたくない姿を
晒したー。

他の女子生徒が入ってきて、
悲鳴をあげる。

全裸の帆乃夏がトイレの床に
嬉しそうに寝そべっていた。

「えへへへへ…♡ きもちぃぃ…」

気持ちよすぎるー。

はじけ飛びそうだー。

男は、そんな風に考えていたー

・・・・・・・・・・・・・・・・

3日後―

ポゼキド博士が、
研究所の外に出る。

今日は、あの3人の若者が
戻ってくる日だ。

どのような身体を手に入れたのか。
どのようなことをしたのか。

自らが開発した
憑依薬による”みやげ話”を
ポゼキド博士は楽しみにしていた。

時計を見るポゼキド博士。

「さて、どんな結果になったか
 楽しみじゃな」

しかしー

10分ー
30分ー
1時間ー

どれだけ待っても、
誰もやって来なかったー。

「--はて?」
ポゼキド博士は首をかしげる。

憑依があまりにも楽しすぎて
ここに帰ってくるのも
忘れているのだろうかー。

そう思いながらポゼキド博士は
研究所へ戻って行くと、
ポゼウォーカーという端末を起動して、
何かを確認したー。

レーダー上に”LOST”と3つの
マークがついている。

「---おや…ダメじゃったか」
ポゼキド博士はにっこりとほほ笑んだー

憑依薬Aを手にした
男は、確かに少女の支配には成功したー
が、翌日から、自分が誰なのかだんだん分からなくなり、
最後には流れ込んできていた少女の記憶に飲みこまれて
少女そのものになってしまった。
乗っ取られた少女が目を覚ましたわけではないが、
憑依した男が、自分が少女だと思い込んでしまい、
自らのことを忘れてしまったのだったー

憑依薬Bを手にした男は
案外、液体からの憑依が難しく、
憑依に成功しないまま最後は
下水道の中で成分を分解されてしまい
消滅してしまったー。

憑依薬Cを使った男は
女子高生の身体を乗っ取ることには
成功したものの、
あまりの気持ちよさに精神的に
”ゆるみ”が生じてしまい、
最後には快感に溺れて
”はじけ飛んで”しまったー。
憑依されていた女子高生は
正気を取り戻し、自分のしたことに
記憶がないため錯乱してしまったものの
一応、憑依からは解放され、
Cはこの世から消えてしまったー

結果ー
憑依薬A、B、C…
どれを手にした人間も
消え去ってしまったのだ…。

「--研究に犠牲はつきものじゃ」
ポゼキド博士は笑う。

ポゼキド博士は憑依薬の開発を
続けながら
”憑依薬図鑑”を作っている。

そこに、
また、新たな文章が刻まれていくー

”憑依薬A、B、C”の
失敗談と欠点が、
そこに書き込まれていくのだ。

「さて、今度は
 どんな憑依薬を作るとするかの…」

ポゼキド博士は
そう呟きながら笑みを浮かべたー

今日も、研究者としての血が騒ぐ。
どんな憑依薬を開発できるのか、
実に楽しみだ。


おわり

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コメント

リクエストによる作品でした~!

原文は(1年以上経過してしまいましたが…)

11/07)
> 固体・液体・気体状の憑依体がみつどもえの争い。以下特徴
> 固体
> 発見される可能性が高いものの、長時間支配をもくろむ体をじっくり吟味出来る。いわゆる低リスク低リターン?
> 液体
> 支配・乗り換え力双方とも普通。
> よって、支配力は固体以上で、乗り換え力は気体以上。
> 気体
> 気付かれずに接近出来るので、支配力は抜群。
反面乗り換えは素早くやらないと消滅してしまうと言うリスクも。いわゆる高リスク高リターン?

というものでした!

争い形式で一度考えたのですが
1話だと、駆け足になりすぎて、
どうかな~ということで、
争いではなく、それぞれ形式にしてみました!
(2話にしても良かったのですが
 私の中でなかなかうまく書けそうになかったので…)

今回はこんなカタチになりましたが
少しでもお楽しみ頂けていると、嬉しいデス!
リクエスト&お読み下さりありがとうございましたー!

コメント

No title

リクありです
今にして思えば結構無茶な注文だったなあと思うけどこのような形でまとめていただき、恐れ入ります。
まさに失敗は成功の元?

ポ〇〇ン今は見て無いけど、アニメに憑依したい娘いたなあ。〇ケモ〇の中にも、液・気体(ガスとか)状生物もいますしねえ
ぜひ完成品の憑依薬をポゼキド博士からいただきたいものだ

Re: No title

> リクありです
> 今にして思えば結構無茶な注文だったなあと思うけどこのような形でまとめていただき、恐れ入ります。
> まさに失敗は成功の元?
>
> ポ〇〇ン今は見て無いけど、アニメに憑依したい娘いたなあ。〇ケモ〇の中にも、液・気体(ガスとか)状生物もいますしねえ
> ぜひ完成品の憑依薬をポゼキド博士からいただきたいものだ

コメントありがとうございました~☆
頂いたリクエストをどのようにまとめるかも
私の楽しみのひとつだったりします~☆!

ポゼキド博士と会えるといいですネ~笑
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プロフィール

無名

Author:無名
憑依小説好きです!
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