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<憑依>憑依でギャルを優等生に!?①~チェンジ~

教師に対して、やけに挑発的な態度を繰り返すギャルがいたー。

そのギャルに腹を立てたとある教師は、
彼女を強引に優等生にしようと考える…。
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「--あははははは!あはははははははは!」
廊下で、スマホを手に、
ゲラゲラと笑っている女子生徒がいたー。

島野 美弥子(しまの みやこ)-

いかにもな感じのギャルでー
派手な化粧にピアス、赤く染まった唇ー
短いスカートに、ネイルー。

どこからどう見ても、ギャル全開な生徒だったー


「おい、島野…」
そんな美弥子の近くを通りかかった男性教師・三谷先生が、
苦笑いしながら、美弥子に近づいてくるー

「---え、、でさ~~!うん、そうそうマジマジ!
 え~!きゃはははははははは!」

「--しまの!!!」
三谷先生が、もう一度声を上げると

「あ、うざいの来た」
と、言って美弥子がスマホの通話を終えるー。

「--なんだその格好は」
三谷先生が呆れた様子で言うー。

昨日も生徒指導の対象になっていた美弥子だが
懲りずに、髪を明るい色に染めて、
スカートも見えてしまいそうなほど、
短くしているー

「--あたしの勝手でしょ」
美弥子がそう呟いて、
髪をいじり始めると、

「お前なぁ!」
と三谷先生は声を荒げたー。

三谷先生は、まだ比較的若い男性教師ー

それ故か、舐められてしまうことも多く、
特にこの美弥子には、徹底的に舐められていた。

「--先生ってさ~、彼女いるの?」
美弥子が笑うー

「--なんだよ急に…今は関係ないだろ」
三谷先生が呆れた様子で、
「--あんまり態度が酷いと、卒業できないぞ?」と
美弥子の方を見つめるー

「あはっ!マジうける!
 そんなんだから童貞なのよ」

美弥子が笑いながら言うー

「--な、、なんだって?」
戸惑う三谷先生ー

「--なんなら、あたしが童貞卒業させてあげよっか?」
耳打ちする美弥子ー

「なっ…」
こんなギャルにー、と思いながらも
一瞬ドキッとしてしまう三谷先生ー。

「--あはっ!んなわけないじゃーん!バーカ!
 あんた変態?教師向いてないんじゃないの~?」

ぎゃははは、と笑いながら立ち去っていく美弥子ー

そんな美弥子を見つめながら、
三谷先生は、拳を握りしめたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「---」
数学の授業を行う三谷先生ー。

だが、一部の生徒たちは
全く話を聞いていないー。

そうー
美弥子たちだー。

ギャルの美弥子と、
その影響を受けた一部の生徒たちは
三谷先生の授業だけではなく、
他の先生の授業も全く聞かず、
先生たちの間でも問題視されているー

「----島野!静かにしろ!授業中だぞ!」
三谷先生が言うと、
美弥子は「うっせーよ!童貞ー!」と、大声で叫んで
周囲の女子たちと共にゲラゲラ笑いだしたー

「えっ!?先生、童貞なの!?」
坊主頭の男子生徒が、笑いながら
三谷先生の方を見つめるー

「---そんなこと、今は関係ないだろ」
三谷先生はそれだけ言うと、ため息をついて
黒板に文字を書き始めたー


美弥子の態度は、目に余るー。

しかしー
どんなに注意しても美弥子は態度を改める様子はなく、
このままではいずれ退学になるだろうー。

「---」
三谷先生は、”なんとか美弥子を更生させてあげたい”という思いと
”むかつく女だな”という思いの狭間で揺れていたー。


ある日ー
問題児の指導方法をネットで調べていた三谷先生は、
あるものを偶然見つけてしまったー

”思考レベルから書き換えてしまえば良い”
と、書かれているサイトをー。

「はは、そんなことできるわけないじゃないか」
三谷先生は、笑いながらそのサイトを見つめたー

単なる”戯言”であると、思いながらー。

しかし、そこに書かれている内容は、
単なる”戯言”などではなかったー。

”憑依薬”
その薬を使えば、他人の身体に憑依することができ、
憑依している最中に強く”念じる”ことによって、
その憑依している人間の潜在意識レベルから
思考を変えてしまうことが出来る…
というものだったー

憑依とは、他人の身体を乗っ取ることー。
そして、憑依している最中に使う”脳”は
自分の脳ではなく、
その乗っ取っている身体の、脳だ。

その状態で、色々な思考をしたり、
強く念じたりすることで、
”本人の意識が眠り、無防備な状態”の脳を
一種の”書き換え”のような状態で、
その本人の意識レベルで、人格を変えてしまうことが出来るー

そう、サイトには書かれていた。

「-----ははっ!」
三谷先生は思わず変な笑い声を出したー

よく考えられているー

だがー

「-憑依薬なんて、あるわけないしな」
三谷先生は、そう呟くと、
そのサイトを閉じたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日ー

「---あっ♡ んっ♡ んふぅぅ…♡ もっと…」

ー!?
三谷先生が放課後に廊下を歩いていると、
使われていない教室から変な声が聞こえて来たー

「---何をしてる?」
三谷先生が扉を開けると、
そこにはーー
男に対して、身体を振りながら気持ちよさそうにしている
美弥子の姿があったー

思わず目を逸らす三谷先生ー

「お前たち、、学校で、、何してんだ」
三谷先生が言うと、
不良男子のほうは、「やべっ!」と足早に退散していくー

だが、美弥子は
下半身を晒したまま、笑みを浮かべたー

「--あはははは!何、目、逸らしてんの?
 あ、やっぱ先生、童貞?

 あたしが怖いんだ?」

挑発的に笑う美弥子ー

「--違う!いいから、早く下着とスカートを履け!」
三谷先生の言葉に、美弥子が笑うー。

「せんせ~さぁ、あたしがこのまま廊下に
 ”たすけて~~~”って泣きながら飛び出したら
 どうなると思う?」

美弥子が、自分の身体を触りながら笑うー

「--なっ…ふざけるな!」
三谷先生が声を上げるー

そしてー
”恐怖”も感じるー

いくら美弥子がギャルで、素行不良とは言え、
最悪の場合、美弥子が「三谷先生に襲われた」などと
悲鳴を上げれば、
もしかすると…”教師生活”にも影響が
出てきてしまう可能性があるー

「--な~んて、ね。ふふ…ばーか!」
美弥子は、スカートを履くと、そのまま笑いながら
空き教室から出ていくー。

「ーーー」
三谷先生は”大人を馬鹿にしやがって”と思いながら
美弥子の後を追ったー。

「---島野!」
美弥子を呼ぶ三谷先生ー

美弥子が「あ~~なに?まだあたしに用?」と
イライラした様子で振り返るー。

「--俺は決めた」
三谷先生が言うー

「は?何を?童貞卒業する?」
美弥子がクスッと笑うー。

「違う」
三谷先生は、それだけ言うと、まっすぐと美弥子を見つめたー

「--お前を、まじめな子にしてみせる」
とー。

「---ぷっ…はぁ~~~~???
 あんたに何が出来るの?マジでウケるんだけど!!?

 あたしを真面目にする~~??
 やれるもんなら、やってみな!」

美弥子はそれだけ言うと、そのまま立ち去って行ったー

三谷先生は呟くー。

「---あぁ…やってやるさ」
とー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日の夜ー
三谷先生は、憑依薬を注文したー。

本物とは思えないー
だが、もしも本物であればー。

そんな風に思いながら待った1週間ー

そして、1週間後、”それ”は届いたー。

「--毒入りだったりしてな…」
得体のしれない液体を前に、自虐的に笑う三谷先生ー

だが、美弥子を真面目にするためにはー
この、憑依薬が必要だ。

三谷先生は、意を決して憑依薬を飲み干したー

するとー
すぐに効果は表れたー

”幽体離脱”

「はは、こりゃすげぇや」
憑依薬が本物だったことに驚きながら、
三谷先生は、事前に調べておいた美弥子の家へと向かったー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「いたー」
美弥子の家までやってきた三谷先生は、
音楽を聴きながらスマホを手に笑っていた美弥子にーー
憑依したー

「--んあぁっ!?」
美弥子がビクンと震えたー。

「---ふふ…これが…憑依か…」
美弥子は自分の派手すぎるネイルの手を見つめながら
「-ーー綺麗な手だなぁ…この派手すぎるネイルさえなければ」と
苦笑いしながら、

「さ~て、島野を”優等生”に変身させちゃいますか」
と、笑みを浮かべたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「---へぇ~意外と大人しそうな美少女って感じなのになぁ~」
メイクを落とした美弥子の顔を見ながら、
美弥子に憑依した三谷先生は苦笑いするー

派手なメイクで自分を強く見せているだけでー、
本当の美弥子は、大人しそうな感じの顔立ちだったー

むしろ、三谷先生からすれば、この方が可愛いとさえ思うー

”ふざけんじゃねぇよ”

”-お前だろうが!ふざけてるのは”

自宅の1階からは怒号が聞こえてくるー


「--なるほどなぁ…」
美弥子はそう呟くと、髪をボリボリと掻きむしったー

”自分を強く見せること”で、
あの両親から身を守っていたのだろうか。

そんな風に思いながらも、
「まぁ、とにかく島野を変えてやる」
と、イメージチェンジをしていくー

髪の色を明るい色から、黒色に戻してー
ネイルの方も対処していくー

「--ってか…」
美弥子は、ふと鏡を見て思う。

「--すごい可愛いじゃん…」
とー。

いかにもギャルな感じの風貌で気づかなかったが、
本当の美弥子は、本当に真面目そうな感じで、
振る舞いも伴っていれば
”優等生”とも思えるような、そんな感じの子に見えるー

メイクを落として、髪の色を黒にしただけで、
ここまで変わってしまうとはー。

同時に、三谷先生は
”女の子って、メイクとかでここまで変わっちゃうんだなぁ”
と、ちょっと興奮すら覚えたー。


「--わたし……これからは真面目にやります…」

わざとそう呟かせてみるー。

「--ふほっ…!いい感じ…!
 っつ~か、声の雰囲気も違うなぁ」
美弥子はニヤニヤしながら鏡を見つめたー。

「--もしかしていつも、”わざと”ギャーギャーうるさそうな声
 出してるのかな?」
美弥子はそう呟きながら笑うー。

普段の美弥子は甲高い感じで、うるさい感じの声だ。
”いかにもギャル”な感じの声で
正直、静かな空間で美弥子がギャーギャー騒いでいたら
耳障りと感じる人は多いだろうー。

だがー

「あ~~、、あ~~」
美弥子としてこうして声を出してみると
穏やかな感じの落ち着いた声色であることが分かる。

「--これが本当の島野 美弥子…か ふふ」
美弥子の身体を少し興奮した様子で触ると、

「い、、いけねぇ!」
と、顔を赤くしてぺしっ!と自分の頬を叩くー

教え子の身体でエッチする目的で
美弥子に憑依したのではないー。

美弥子を優等生に変えるために、憑依したんだー。

「--しかし本当に念じるだけで、
 島野が優等生になったりするもんかね…?」

そんな風に思いながら、美弥子の身体で
”わたしは真面目に頑張る”などと、
手当たり次第、優等生的な思考を
脳に刻み付けていくのだったー。

「---よし…これで」

美弥子の、おしとやかな雰囲気に
一瞬ドキッとしたものの、
三谷先生は美弥子の身体でエッチなことをする前に、
足早に美弥子の身体から抜け出したー。

明日、学校にやってきた美弥子が、どうなっているか、楽しみだー


②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

憑依した子を悪い子にしてしまうお話はよく書いていますが、
今回は逆にしてみました!

続きはまた明日デス!

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無名

Author:無名
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