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<憑依>この住宅街は支配されている②~悪意~

憑依能力で住宅街を支配する男、剛太郎ー。

その町の事情を知らずにやってきた旅人・東吾ー。

支配された住宅街の、運命は…?
------------------

「おら!!おらぁ!!!おらあああああ!」
メイド服姿の女が怒り狂った形相で、
チャイナドレス姿の女のアソコを、綺麗な手で
激しく刺激しているー

「イけ!!イけ!!喘げ!!!うらああああ!」
メイド服の女は、可愛い顔立ちを、
悪魔のように歪めながら、怒鳴り声をあげているー

やがて、チャイナドレスの女が、
ビクンビクンしながら、イったのを確認すると、
メイド服の女は、そのチャイナドレスの女を蹴り飛ばして、
「床を舐めて掃除しとけ!」と叫んだー。

メイド服の女は、闇守町の住人の一人で、
憑依能力を持つ剛太郎によって、
剛太郎の召使にされてしまった症状だー。

今は剛太郎に憑依されて乗っ取られているー。

昼間のことを思い出す剛太郎ー。
普通の住宅街など、
観光地ではない場所を旅するのが好きな男・東吾に受けた
屈辱を思い出すー。

何故かー
東吾には憑依能力が通用しなかったー。

それだけではないー
定食屋での横暴な態度を注意された挙句、
表に連れていかれて、殴られてしまったのだー

「--くっそおおおおおおおおおおおお!!」
メイド服の女の身体で怒りの声を上げる剛太郎ー。

「-おい!」
近くにいた巫女服姿の女を呼ぶと
「-イラついて仕方がねぇ!」と怒りの形相で叫びながら
巫女服の女をサンドバックのように、何度も何度も殴り始めたー。

巫女服の女は、”剛太郎”に殴られることを嬉しく思いながら、
殴られ続けるー。

「--この俺を舐めて、生きて帰れると思うなよ」
メイド服姿の女は、そう呟くとー
巫女服の女を散々殴ったあとに
狂ったようにキスをし始めたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「--ーーいい町ですね この町は」
旅人・東吾は宿の温泉から出てくると、
宿の娘と目が合ったため、雑談していたー。

「---------」
宿屋を経営する一家の娘である、美紗(みさ)は、
微笑みながら頭を下げるー。

東吾は、そんな美紗に対して、小声で呟いたー

「さっき…、ちょっと太った感じの
 自分のことを王様とか名乗ってる人と
 会ったんだけど、あの人はー?」
東吾の言葉に、美紗は「え、、、あ、、子の町を、良くして下さっている方です」と、
返事をしたー。

”剛太郎に対する悪口は、どこから広まるか分からない”
そのため、本音を言えずにいたー。

「--本当に?」
東吾が、美紗に対して、そう聞くと、美紗は困り果てた様子で
頭をペコリと下げて立ち去っていくー

「--(この町では、何かが起きているな)」
東吾は部屋に戻りながら、そう呟いたー

昼間ー
剛太郎と言う男と対峙した際にー
突然、東吾はキスをされたー
その時のことを思い出す東吾ー

あの時の剛太郎の驚いた顔から、
”何か狙いがあってキスをした”ことが分かるー。

東吾はさらに
”この闇守町の住人”が、やたらとあの男を
恐れているような仕草を見せることも
気にしていたー

この宿の娘である美紗もそうだし、
昼間に立ち寄った定食屋の店主も、
そこにいたおじいさんの客もそうだー。

あの横暴な男を、何故か恐れていたー

ただ、あの男が乱暴なだけであれば
とっくに通報されて逮捕されているだろうー。

しかしー。

「---!」
東吾が、部屋の入口に目をやると、
さきほどの、宿屋の娘・美紗が部屋に入ってきていたー

甘い表情を浮かべる美紗ー

「--お客様…、今日は特別にわたしが
 身体でサービスいたしますね…♡」
美紗の雰囲気がさっきと全然違うー
そう思いながらも東吾は笑みを浮かべるー

「へぇ、この宿ではそういうサービスもやっているんだな」
東吾がそう言いながら、
美紗がどんな行動を起こすのか観察していると、
美紗は迷うことなく、東吾に身体を密着させて、
胸を押し付けて来たー

「---ふふふふ♡」
甘い笑みを浮かべる美紗ー

”この宿、風俗系のサービスもやってるってことかな?”
東吾はそんな風に思いながら、
”まぁ、それなら、断るのも失礼か”と、
少しだけ笑いながら美紗を相手にしようとしているとー
美紗が突然ー着物の下に隠していたナイフで、
東吾を突き刺したー

「--がっ!?!?!?」
驚く東吾ー。

「--くくく…あはは…あっはははははははは♡」
美紗が狂ったように笑いだすー。

「--ば~~~~~~~か!!!!」
美紗はそう叫ぶと、乱暴に部屋の机を蹴り飛ばして、
腹部を刺されて驚いた東吾が顔を上げたー。

「-な、、な、、何を…!」
東吾の表情には、焦りの色が見えるー

美紗は笑いながら「--昼間は、よくも馬鹿にしてくれたなぁ!」と
鼻をほじりながら笑みを浮かべたー。

「--お、、お前…まさか!」
東吾が叫ぶと、美紗は「ぴんぽーん!」と叫んだー

「今、俺はこの女の身体を乗っ取ってるんだよ!
 へへへへ」

美紗は自分の胸を揉みながら、
汚らしい笑みを浮かべているー

東吾は「ど、、どういうことだ…!?」と、苦しそうに美紗の方を見つめるー

「どうせ死ぬんだ。教えてやるぜ。
 信じられないと思うけどなぁ、俺は憑依能力ってのを持っていて
 他人に憑依できるんだー

 憑依した人間の思考を歪めることも、なー

 それでこの町の奴らを脅して、好き放題してるってわけさ!

 ははははははっ!
 見ろよ、こんなかわいい子が、
 さっきまで真面目に働いていた子が
 人殺しをこれからしようとしてるんだぜぇ!?

 憑依があれば、俺はなんだってできるんだ!」

美紗が笑いながらそう叫ぶとー
母親である宿屋の女将がやってきたー

「み、、美紗!」
女将の言葉に、美紗は振り返ると
「娘の身体でこれから人殺しさせてもらうぜ」と、笑みを浮かべるー

母である女将は「や、、やめてください!それだけは!」と
嘆願するようにして叫んだー。

「---うるせぇババア!」
美紗が母親を蹴り飛ばすと、ナイフを手に、東吾の方に近づいてきたー。

東吾は苦しそうにしながらも
「この豚野郎が!」と、叫びながら、美紗の方に突進したー。

だがーーー

「--がっ!」
美紗が、東吾の首にナイフを突き立てたー

ぴゅーっと、血が噴き出し、東吾がその場に倒れるー
東吾は目を見開いたままー

「へへ、俺に逆らうからだぜ」
そう言うと、美紗は血のついたナイフをぺろりと舐めて、
そのまま立ち去ろうとするー

「おいババア!こいつ片づけとけ。
 俺はこれから自首してくるからよぉ」
美紗は母親にそう言い放つと、
笑いながらそのまま立ち去って行ったー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

美紗を乗っ取ったまま自首させた
剛太郎は、そのまま帰宅して、
帰宅するや否やズボンと下着を放り投げて
女たちにご奉仕をさせたー

まるで、酒池肉林のような
光景が広がるその場所で、
剛太郎は満足そうに笑みをうかべるー

あの生意気な旅人を葬ってやったー。

この町は、俺のものだー
と。

気分がよくなってきた剛太郎は、バニーガール姿の女に憑依して、
そのまま他の女と、乱れまくりの夜を過ごしたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌朝ー。

剛太郎が、ラーメン屋に入り、
ラーメン屋の店主に「作れ」とだけ呟くー。

闇守町の住人は”剛太郎の意”を読み取ることも
求められているー。

”作れ”と言われたラーメン屋の店主は、
ラーメンを作り終えると、
剛太郎が好きな”麺固め”の状態で、ラーメンをカウンターに置いたー。

しかしー
剛太郎は、ラーメンの器をすぐにさかさまにして、
ラーメンを捨てるとー
「今日は塩ラーメンの気分だ。作り直せ」と、命令したー。

ラーメン屋の店主は怒りを感じながらも、
鼻をほじりながら新聞を読む剛太郎のために、ラーメンを作るー

”毒でも入れたろか”と思いながらも、
それでは自分が殺人犯になってしまうーと、
悔しそうに口元を歪めながらラーメンを作り出すー。


その時だったー


「--おいしそうなラーメンだなぁ~」
お店に入って来た男が笑うー

「おじさん、しょうゆラーメン一つ、お願いします」

そう言うと、男は剛太郎の隣に座ったー

「あん?なんだテメェ、あっちいけ!」
剛太郎が”ここは俺の特等席だ”と言わんばかりの怒りの形相で叫ぶー。

しかしー
隣に座った男の顔を見て、剛太郎は言葉を止めたー。

「昨晩は、どうも」

その男はー
昨日、殺したはずの旅人・東吾だったのだー

「--ひっ!?!?」
剛太郎が思わずビクッとして、青ざめるー

昨日ー
東吾が宿泊していた旅館の女に憑依して
確かに首筋にナイフを突き立てて殺したはずだー。

その東吾が、何故、ここにいる??

「---いやぁ、それにしてもアンタ…
 どうしようもないおっさんだな。
 他人の身体を好き放題して王様にでもなったつもりか?」

隣で、運ばれてきたしょうゆラーメンを食べ始めながら
東吾は、まるで友達にでも話しかけるような、
軽い感じで、剛太郎に対して言葉を口にするー。

「--な、、……な、、、」
剛太郎は、しばらく唖然としていたー。

この東吾という謎の男に、完全に気圧されてしまっているー。

「---恐怖で人々を支配して、楽しいのか?」
東吾が、さらに剛太郎を問い詰めるー。

ラーメン屋の店主は戸惑っている様子だー。

「俺は恐怖でなんか支配してねぇ。
 みんな俺のことを慕ってるんだ。

 自分の意思でな。

 そうだよな?くそじじい」

ラーメン屋の店主に、脅すような口調で言う剛太郎ー。
闇守町の住人である店主も、当然、
剛太郎が憑依能力を持っていることは知っているー

「はは、脅してるだけじゃないか」
東吾が呆れ顔で言うと、
店主の方を見て、「--大変ですね」と、呟くー。

そして、剛太郎の方を見つめると、
「-お前みたいなクズ野郎は、この町からとっとと出ていくべきだ」
と、強い口調で言い放ったー。

「--テ、、、て、、、テメェ…!」
剛太郎が、口をもごもごさせながら
怒りの形相で東吾を睨むー。

「-ごちそうさま」
ラーメンをスープまで全部飲み終えると、
「-美味しいラーメンをありがとう」と、店主にお礼の言葉を告げて
会計を支払い、そのまま外に向かおうとしたー。

「--おい!テメェ!まだ話は終わってねぇぞ!」
怒りの形相で叫ぶ剛太郎にー、
東吾は、振り返ることなく、言い放ったー。

「豚畜生と話すことなんて、ないね」
とー。

剛太郎はこの上ない屈辱を感じて、顔を真っ赤にしながら
ラーメン屋の店主に「-クソまじいラーメンだな!」と叫びー
店から出るー。

堂々と旅館に向かう東吾の後ろ姿を見て、
剛太郎は、たまたま近くにいた、
車に乗ろうとしている最中だった子連れの母親に「おい!身体をよこせ!」と
叫ぶと、そのままキスをして、その母親に憑依したー

「くっそ~…あの野郎…!」
乗っ取られた母親は、剛太郎の意思に従ってそう呟くー

乗っ取られた母親と一緒に歩いていた子供が、「ママ…?」と
不安そうに、母親の手を引っ張ったー。

「どけ!クソガキ!」
その子供を容赦なく蹴り飛ばすと、憑依された母親は、
そのまま乗ろうとしていた車に乗り込みー

アクセルを全開に踏んだー。

前を歩く、東吾めがけてー

「---!?」
振り返る東吾ー

乗っ取った母親の喉がはち切れそうなぐらいの声で
「死ねええええええええええええええ!」と叫ぶ剛太郎ー。

そのまま車に跳ね飛ばされた東吾はーー
壁に押しつぶされて、無残な姿をさらしたー

母親の身体から抜け出した剛太郎は、
泣きじゃくる子供を無視して、
そのままニヤニヤしながら歩き出したー

「馬鹿な旅人だぜ
 この町で俺に逆らったやつは、全員死刑だー」

そう、呟きながらー。


③へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

次回が最終回デス~!

住宅街を支配するやりたい放題の男に
待ち受ける運命は‥・?

ぜひ明日もお楽しみくださいネ~!
今日もありがとうございました~!

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無名

Author:無名
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