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<憑依>変態彼女の秘密③~発覚~(完)

”変態趣味を持つ彼女”との日々を満喫する康博。

しかし、そんな彼女の秘密を、彼女の親友だった人物から
聞かされた彼は…?
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「太もも触る?」
莉愛が、笑いながら、身体を康博に密着させて微笑むー

「--太ももってほんと、エロいよね~、
 ほら、触りなよ!」

莉愛の言葉に、康博は「莉愛は本当に変態だなぁ」と笑いながら
莉愛の太ももを触るー。

「ふふふふふ♡」
莉愛は嬉しそうに「そうそう、わたしの足、網タイツ履くとすっごいエッチになるの!」と
康博に向かって言うー。

「あ、、あみ、、あみたいつ?やばすぎだろ…!」
康博がゾクゾクしながら言うと、
莉愛は、「ふふふ 勃ってるよ?」と、ズボンの上から
康博のソレを触ったー。

康博は「や、、やめ!今、でちゃったらやばいから!」と、
莉愛の手を叩くと、莉愛は「ふふふふ 気持ちは分かるけど」と、
ほほ笑んだー。

チャイムが鳴るー。
昼休みがあと5分で終わることを知らせるチャイムだー。

莉愛は嬉しそうに胸を何度か揉むと、
「康博も揉む?」といつものように言うー。

揉ませてもらった康博は、笑みを浮かべながらも
この前、優季から言われた言葉を思い出していたー。

優季は、莉愛と同じ中学出身の子で、
中学時代は、莉愛とは親友同士だった子だー。

その優季が、”莉愛は何かに憑かれている”と、
そう言っていたー。

そんなことあるはずがないー、
と、思いつつ、同時に
”莉愛みたいにこんな変態な子、いるのか?”という
疑問も浮かんできてしまうー

莉愛は自分の髪の匂いを嗅ぐと、
「さ、教室に戻ろ!」と、笑みを浮かべたー

康博は、莉愛と付き合い始めてから、
本当に楽しい日々を送って来たー。

正直、莉愛と付き合ってからは、
好きだったエロゲーとか、そういうものも
あまりやらなくなったし、
エッチな動画を見たりするこもなくなったー。

莉愛自身がエロゲーであり、AVの代わりでも
あったからだー。

だがー、
優季に話を聞いてからは、同時に強い不安も感じていたー

”憑りつかれている”
もし、本当にそんなことがあるのだとすれば、
このまま莉愛と一緒にいることは、
身を危険にさらすことなのではないか?と、
そう思わずにはいられないのだー。

「---あ、、あのさ、莉愛」
康博が言うと、莉愛が立ち止まって笑うー

「え?なに?もう1回揉む?」
莉愛の言葉に、「いや、そうじゃなくて」と、
康博は言いながらも「いや、揉みたいけどさ」と、苦笑いして
莉愛に揉ませてもらったー。

「---って、そうじゃなくて…え~っと、あのさ」
康博は、どうしても気になってしまっていたー。

”憑りつかれている”なんてあるわけがないー
莉愛は、”ただ変態”なだけだ、と
自分で自分に何度もそう言い聞かせていたー

この数日間、ずっとだー。

でも、それでも、どうしても気になってしまうー。

「--ーー莉愛ってさー」

康博は”優季”の名前は出さなかったー
あの日、”もしも莉愛に何か聞くなら、絶対にわたしの名前は出さないで”
と言われているからだー。

「-莉愛って…なんか、こう、まるでーー
 なんかーーー」

康博は挙動不審になりながらも、
ようやく”聞きたいこと”を口にしたー

「--その、だ、、だ、誰かに、憑りつかれてるみたいだなぁ~って」
康博は、遠回しに莉愛に”確認”したー。

莉愛に否定してほしかったー。
莉愛が否定してくれれば、”それで終わり”だー。

康博は、莉愛のことをただ”変態な彼女”として見ることが出来るー。

「----憑りつかれている?わたしが?」
クスッと笑う莉愛ー。

「--ほ、ほ、、ほら、、な、、なんかほら、、エロすぎるから…!」
康博が言うと、
莉愛は、康博に近づいてきて、顔を至近距離まで近づけて来たー。

「---でも、そんなわたしが、好きでしょ?」
莉愛が甘い声で囁くー

「--あ、、、あ、、、あ」
康博は顔を真っ赤にして莉愛の方を見るー

莉愛は、康博にキスをするとー
康博は顔を真っ赤にしたまま「す、、す、、好きですぅ…」と、呟いたー。

莉愛は、そんな康博の様子を見つめながら揶揄うようにして笑うと
「ほら、授業はじまるよ!」と、そのまま立ち去って行ったー。

”憑りつかれている”
そんな、質問には答えてもらえなかったー。

いや、聞き方が悪かったのかもしれないー
そんな風に思いながらも、康博は”さらに”そのことが
気になって気になって頭から離れなくなってしまったー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日から、康博は”憑りつく”ということに
ついて徹底的に調べ始めたー。

そして、その過程で康博は
”憑依”という存在にたどり着いたー。

”他人の身体を乗っ取る”
そんな、”憑依”にー。

「--いやいやいや、憑依なんてありえねぇだろ」
康博はそんな風に思いながらも、
莉愛のことがどうしても気になってしまったー

優季とLINEのやり取りをする康博ー。

”あんま詮索しないほうがいいよ。
 わたしのように離れるのが一番安全

 どうなっても知らないよ?”

優季が呆れた様子でメッセージを送って来るー。

だが、康博は、どうしても莉愛に対して
興味を抱いてしまっていたー。

莉愛は”想像以上に変態”だー。
その秘密を、どうしても知りたいー、
そう思ってしまったのだー

”相手が幽霊にせよ、憑依した人間にせよ、
 もしも身体を乗っ取ることが出来る存在なら
 かかわるのは危険だよ?

 早く適当に別れて、距離を置いたほうがいいって”

優季は何度も何度も、そう、康博に警告したー。


だがーー
康博はそれからも莉愛の秘密が気になって気になってー、
翌週、莉愛の家に遊びに行ったタイミングでー
”あること”を計画してしまったー。

”莉愛がもし、何かに憑かれてるんだとしたら、
 なんかこう、凄すぎるだろ”

そんな、好奇心からー。

元々、康博は”エロ過ぎ”で、女子から距離を置かれていた男子だー。
もし、莉愛のような可愛い彼女が
”誰かに憑依”あるいは”憑りつかれている”のだとしたらー?
想像するだけで興奮してしまうー。

そんな風に思いながら、
康博は、莉愛の網タイツを触らせてもらうと
「ちょっとトイレ」と、立ち上がったー

莉愛が網タイツを撫でながら笑うー。

「--え~?まさか、網タイツのわたしを想像しながら抜いちゃうの?」
とー。

「--はは、そんなこと言うなんて、莉愛はホント、変態だな!」
康博が笑うー

「--ふふ、だってわたし、変態だもん」
莉愛は嬉しそうに微笑んだー。

ガチャー。
部屋の外に出る康博ー
1階のトイレに向かう”階段の音”を立ててー
忍び足で、莉愛の部屋の前に戻ったー

「----」
康博は、部屋をこっそりと覗くー

”変態彼女の秘密”がどうしても気になったからだー。

一人になった莉愛は、胸を揉んだり、壁に胸を押し付けたりしているー

”ほんと変態だな莉愛は…”
そんな風に思っていると、莉愛は一人、笑みを浮かべたー

「ククク…”この女の身体”ほんと最高だな
 今じゃすっかり変態だしな」

「---!?」
康博は表情を歪めたー。

「まさか誰も、この女が乗っ取られてるなんて
 思わないだろうなぁ~」

莉愛が笑うー。
莉愛に憑依している男は、元々独り言を口走るタイプだったー。

康博がトイレに行ったことで、
独り言をブツブツ呟き始める莉愛ー。

「--あの変態彼氏とか、ほんと笑えるし、
 俺に相性ぴったりだぜ
 なんか、こう、女の身体で誘惑してる、ってだけで
 俺も興奮するしな、ははは」

莉愛はそこまで言うと、
「--あの優季とかいう女だけは面倒くせぇけど
 ま、誰も憑依とか、憑かれてるとか信用しないだろうしー」
と、一人ブツブツと呟きー
そしてまた、胸を揉み始めたー。

「---!!!!」
康博は唖然としていたー

”え…莉愛、マジで誰かに憑依されてるの?”
康博は、莉愛の様子を覗きながら必死に考えるー

さっき”わざと”階段の音を立てたから、
今の莉愛が喋っている言葉は、間違いなく”独り言”だー。

独り言で嘘をつく必要はないー
恐らく喋っているのは本当のことだと思うし、
本心だと思うー。

だとすればー

「---ま、、マジで誰かに乗っ取られてるのか…」
康博は”憑依に気づいたと知られたら何をされるか分からない”
と、恐怖を抱きながらも、
気が付いたら、莉愛のいる部屋の中に飛び込んでいたー。

恐怖心よりも、
好奇心と、康博の下心が、
それを上回ってしまった瞬間だったー。

莉愛がビクッとして振り返るー。

「---や、康博!?と、トイレに行ったんじゃ?」
莉愛の言葉に、康博は、「莉愛…いや、お前…!」と呟いたー。

「---…!」
莉愛の表情から一気に笑顔が消えるー。

「-ーお前…だ、、誰なんだ…?
 莉愛が変態だったのは……別の誰かに
 憑依されていたから…なのか?」

康博がそう呟くと、莉愛はクスッと笑ったー。

「--なぁんだ……聞かれちゃったか」
頭をイライラした様子でかきむしる莉愛ー。

「---…ひ、、人の身体を乗っ取って勝手に
 好き放題するなんて……」
康博は震えたー。

「---せっかく……いい変態を見つけて
 楽しくしてたのにー」
莉愛は舌打ちしながらそう呟くと、
康博の方を鋭い目つきで見つめたー。

そしてー

「--まぁ、気づかれちゃったなら、
 仕方ないなー
 お前はーーーー」

ーーーー!?!?!?

康博の突然の行動に、莉愛は思わず表情を歪めたー。

”その子の身体を解放しろ!”
と、言い出すわけでもなくー

莉愛を助けようと襲い掛かって来るわけでもなくー。

康博は、その場に”土下座”したのだー

「---はい?」
莉愛は思わず変な声を出したー

「---他の誰かに乗っ取られて変態趣味を持たされてる女なんて……
 さ、、最高だよ…!
 お、、俺、、も、もっと莉愛が好きになった!
 莉愛のことをもっと知りたい!!」

康博が目を輝かせながら土下座したまま莉愛を見つめるー

「---いつから!?いつから莉愛を乗っ取ってるんだ!?いつから?」
嬉しそうに叫ぶ康博を見て、
莉愛は、しばらく唖然としていたが、やがて笑みを浮かべたー

「---ふ、、ふふふふ 最高に変態じゃん!
 彼女が男に乗っ取られているのに興奮しちゃうなんて…

 ふ、、ふふふふふ
 それでこそわたしの彼氏!」

莉愛はそれだけ言うと、
「--わたしが乗っ取られてるのは、高校卒業前からー
 だから、康博は本当のわたしのことは知らないってことね」
と、つけ加えたー

「マジか…!すげぇ、、すげぇ!!すげぇえええええええ!」
康博はものすごく嬉しそうにそう叫ぶと、
莉愛の方を見つめたー

「--もっともっと、もっと、莉愛と楽しみたい!
 莉愛と、いっぱいいっぱい…!」
あまりに興奮した様子の康博を見て、
莉愛はクスッと笑ったー。

「--もちろん♡
 じゃ、早速揉む?」

莉愛が笑いながら康博に胸を押し付けると
康博は「揉む!揉む!揉む!」と
顔を真っ赤にしながら嬉しそうに叫んだー

”変態カップル”は、
この日を境にさらに絆を深めて、
さらに変態度も、深めたのだったー。


おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

秘密を知ってカップル成立★!
仲睦まじいカップルになりそうですネ~笑

お読み下さり、ありがとうございました!!

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無名

Author:無名
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