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<MC>海の家の変態野郎①~欲望~

真夏ー

賑わう海。
しかし、海の家に”奴”はいたー。

人を洗脳して、弄ぶ、”変態野郎”がー。
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魚田 豪人(うおた ごうと)-
日焼けしたマッチョな身体を晒しながら海パン一枚で
浜辺を歩く男ー

彼は、海に遊びに来ているわけではないー。

真夏の休日に賑わうこの海辺に存在する
”海の家”の主だー

鍛え上げられた肉体を堂々と晒しながら、
泳ぎつかれた客や、一休みする客、
泳いでいる仲間や家族を海の家で待つ客ー。

そういった客たちに、安らぎを提供するー。

「ーお待たせしました」
炭酸飲料のラムネを客に渡すと、
豪人は、少しだけ雑談してから、奥のカウンターの方に向かっていくー

小さいころから”陽キャラ”で、
持ち前の明るさを生かし、
この海辺で、休憩スペース兼お店を開いている豪人ー。

「-ーーー」

そしてー
豪人が海辺で、お店を開いたのには、
もう一つ、”理由”があったー。

お店の入口付近から、海の方を眺める豪人ー。

べつに”海”が好きなわけではないー

豪人が見ているのはー
水着の女たちだったー

「----ククク」
豪人は毎日毎日”物色”していたー
自分好みの女をー。

「---ありがとうございました~!」
ラムネを飲み終えて、海に戻っていく客に愛想よく
お礼の言葉を述べると、そのまま、豪人は店の奥に進んだー。

店の奥の、客からは見えない豪人用の休憩スペースにはー
水着姿の女がいたー。

露出度の高い水着を着ている女に向かって豪人は呟くー

「脱げ」
とー。

「---はい」
虚ろな目のまま、女は躊躇なく水着を取りー
その場に放り投げると、胸を晒して豪人の前に
恥ずかしがることもなく立ったー。

「--揉め」
豪人が言うと、女は”はい…”と、機械的に呟きー
そして、自らの手で胸を揉み始めるー

「--くくくく…いい胸してんじゃねぇか」
豪人は、胸を揉む女をじろじろ見つめると、
「揉ませろ」と”命令”してから、
今度は豪人自身の手で、女の胸を揉み始めたー。

「--へへへへ 水着もいやらしくて最高だぜ」
豪人はそう言いながら、その水着を撫でまわすようにして触るー。

♪~~~

入口の扉にかけてある風鈴の音がなると、
豪人は水着を放り投げて、そのまま「いらっしゃいませ~!」と
愛想よく店の方に出て来るー

海に遊びに来ていた子供たちに向かって
「今日は暑いな~ 家族で来たの?」と
”気さくなお兄さん”を演じる豪人ー。

子供たちと豪人がお店の方で雑談する中ー
奥の休憩スペースでは、胸を晒したままの女が
虚ろな目で、立ち尽くしていたー

豪人にはー
”他人を洗脳する力”があったー。

きっかけは、よく分からないー。
だが、大学時代にバイクで走っていて事故を起こした際に、
目を覚ました直後から”その力”に目覚めたのだー。

”よくわかんねぇけど…最高だぜ”
そう思った豪人は、それから数年が経過した今、
こうして海の家を海辺に構えー。
”気に入った女”を洗脳して好き放題しているのだー。

「---ありがとな!気を付けて遊べよ!」
豪人が休憩を終えた子供たちに笑いながら手を振るー。

店に客がいなくなったことを確認すると、豪人は
再び店の奥に入ってきて、女の方を見つめるー。

女はたったまま、尿を垂れ流していたー。

”そろそろトイレに行こうかな”と思っていた状態で
洗脳されてしまった彼女は、
水着を脱ぎ捨てた状態で立ったまま、
お漏らしをしてしまったのだー

「-きったねぇなぁ」
豪人はそう言うと、
「掃除しとけ」と、命令するー

女は四つん這いになって床に落ちた自分の
尿を舐め始めるー

「くくくく」
赤く光る豪人の目ー。

豪人は、交通事故で生死の淵を彷徨ったー。
その結果、この異常な力を手に入れたー
生命の危機に瀕した豪人の身体が、
突然変異を起こしたのだろうかー。

豪人自身にも理由はよく分かっていなかったが、
とにかく、豪人はこの力に感謝していたー。

「-なるほど~…熱中症には気を付けてくださいね」
豪人はやってきた老夫婦の客と、愛想よく雑談しているー

子供の前ではフレンドリーなお兄さん、
大人に対しては、丁寧な好青年ー

”表向き”の彼は、そんな感じだったー。

再び接客を終えると、
「-水着着て、もう帰っていいぞ」と、女に言うー。

女は「はい…」と呟いて、水着を身に着けると、
豪人は独特な手の叩き方をして、”洗脳”を解除したー。

「---ー」
海の家の目の前で洗脳から解き放たれた女はー
”あれ?”と思いつつも、
違和感をほとんど感じないようにされていたため、
そのまま歩いて行くー。

「--って…あれ?なんか…?」
お漏らししたことによる違和感に気づいた女は
顔を真っ赤にして周囲をキョロキョロするー

そんな様子を豪人は見つめながら、笑みを浮かべたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「--たまには海もいいもんだな~」
男子大学生の沼原 穂介(ぬまはら ほすけ)が、
海を見つめながら言うー。

「---ふふ、でしょ~?」
彼女の女子大生、青沼 梓(あおぬま あずさ)が
嬉しそうに笑うと、穂介は「まぁ、俺は泳げないんだけどな」と
苦笑いしたー。

夏休み期間を利用して遊びに来ていた
大学生4人組ー
穂介と梓のカップル以外にも
穂介の親友である梅雄(うめお)と、梓の親友である日紗子(ひさこ)が、
一緒に遊びにきているー

「はははっ お前も泳げりゃよかったのにな!」
梅雄が揶揄うようにして言うと、
穂介は「うるせー!俺は梓と一緒にいられるだけで幸せなんだよ!」と反論したー

穏やかな笑みを浮かべながらそんな様子を見つめる日紗子ー。

「--ふ~わたしはいったん休んでこようかな」
日紗子がまぶしそうに太陽を見つめると、
「あ、うん!わかった!」と梓は、日紗子の方を見てほほ笑んだー。

日紗子は、梓の親友で、
穏やかなタイプの女子大生ー
優しそうな雰囲気の美人であるものの、
本人は、自分にあまり自信を持っておらずー
海でも、白いワンピース姿で、泳ぐつもりは
無さそうな雰囲気だったー。

「--よ~し、じゃあ梓ちゃん、俺がまたつきあってやるよ」
穂介の親友、梅雄が梓に声を掛けると、
梓が「うん!」と、一緒に海の方に向かっていくー

「おい梅雄!俺の梓を取るなよ~!」
穂介が声を掛けると、梅雄が「へいへい」と笑みを浮かべたー。

梓と穂介の信頼関係は強いー。
そして、梅雄もそうだー。

梅雄は、梓を取るような男じゃないし、
こうして”共通の友人”として何かにつけて
配慮してくれているー。

今日も”穂介が泳げない”ことを知った上で、
親友の彼女である梓が退屈しないように、
そして、穂介自身も必要以上に気を使わないように、と
一緒についてきてくれたのだー。

そのことを、本人は自分から絶対に口には出さないが、
長い付き合いである穂介には、よくそのことが分かっていたー。

海で遊ぶ梓と、梓を見守るようにして、
一緒に海に入っている梅雄ー。

「--」
穂介も、梓や梅雄に声を掛けながら、
浜辺で2人の様子を見つめているー。

穏やかな時間が流れるー。

だが、浜辺にいる穂介が、ふと、疑問を口にしたー

「そういや、日紗子ちゃん遅くね?」
とー。

「---ん?あぁ、そういや、そうだな」
海に入っていた梅雄が、海から上がってくると
浜辺のレジャーシートの上に置いてあった腕時計を
確認するー。

確かに、日紗子が海の家の方に向かってから
そこそこ時間が経過しているー

「--まぁ、のんびりしてるんじゃないか?」
梅雄が言うと、穂介は
「ま、それならいいんだけどさ」と、笑うー。

「--でも、確かにちょっと心配かも」
海から上がって来た彼女の梓がそう呟くと
少し考えてから「ちょっと見て来る!」と、海の家の方を
指さしたー。

さっき、日紗子があの海の家に入っていくのは
遠目から3人とも見ているー。

「--俺も行こうか?」
穂介が言うと、梓は「大丈夫大丈夫!」と、そのまま
海の家の方に向かって歩いて行ったー。

「--…ははは、俺じゃなくて日紗子ちゃんに
 梓ちゃんが取られちゃったな!
 ははは!」
親友の梅雄は、揶揄うようにして穂介に対して
そう言い放った。

「---うるせー!
 梓が戻ってくるまでお前で我慢してやるぜ!」
穂介は揶揄う梅雄に対してそう叫ぶと、
”海の家”で起きていることなど、夢にも思わずに
笑みを浮かべていたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「んっ…あっ♡…ふふっ♡」
先に休憩のため、海の家にやってきていた日紗子は、
嬉しそうに、海の家の主・豪人のアソコを口に
咥えていたー

「そうだ お前は俺の犬だ。
 ほら、もっと俺を気持ちよくしろ」
豪人が言うと、

「はい、ごしゅじんさま…」と、
首輪をつけた日紗子が嬉しそうに微笑んだー。

海の家にやってきていた日紗子は、
豪人の”好み”に一致してしまい、
洗脳されて奥に連れ込まれていたー

♪~~

入口の扉が開いたことを知らせる風鈴の音が聞こえるー。

「---ん…♡」
日紗子の頭を撫でると、「待ってろ」と小声で呟いてから
豪人はズボンを整えて、
「ちょっとお待ちくださいね~」と、店の方に向かって叫んだー。

そして、身なりを整えると、豪人は笑みを浮かべながら
日焼けしたマッチョな身体を晒して、店の方に向かうー。

「---あの」
やってきたのは、穂介の彼女・梓だったー

”かわいいじゃん”
豪人はそう思いながらも
「どうかしましたか?」と、好青年風な笑みを浮かべたー。

「--わたしの友達が少し前に、ここに休憩しにきたはずなんですけど、
 知りませんか?」
梓はスマホで写真をみせながら、
豪人に尋ねたー。

「--休憩に向かってから、なかなか戻って来なくてー…」
そんな梓の言葉に、豪人は”この女…奥のやつの友達か”と、
心の中で思うー。

「--う~ん…ちょっと分かりませんね」
豪人が写真を見ながらそう言うと、
梓はふと、店のカウンターの側に、日紗子が身に着けていたペンダントが
落ちているのを見つめたー。

豪人が日紗子を洗脳した際に
一瞬だけ抵抗しようとした日紗子が落としたものだったがー
豪人からは死角になっていたため、豪人はそれに気づかなかったー

「--でも、ここに来たはずなんですケド…」
梓が言うと、
豪人は「う~ん、さっきまで混んでたからなぁ~…すみませんね。」
とわざと困り果てた様子で呟くと、
「-もしよければ、何か分かったら連絡しますよ」と、笑みを浮かべたー。

「----…」
梓は、カウンターの後ろの”休憩室”の方を、見つめるー。
幕が張られていて中の様子は見えないー

だが、なんとなくそこが気になったー。

「--」
梓がじろじろと休憩室の方を見ているのに気づくと、
豪人は心の中で舌打ちしてから
「奥が気になるの?」と、笑みを浮かべながら呟くー。

梓が「あ、いえ…」と返事をしたものの、
豪人は、梓がこの海の家に不信感を抱いていることを悟ったー

「--ーーー仕方ない。」
豪人は、そう言うと、突然梓の手を乱暴に引っ張ったー。

「--!?」
驚く梓ー

休憩室の方に突き飛ばされた梓は、さらに驚いたー。

全裸で首輪をつけた日紗子が、
ぼーっと犬のようにおすわりしていたのだー

「ひ、、ひさこ…?」
唖然とする梓ー

そして、豪人が笑みを浮かべるー。

「-ーーーククク」

そんな豪人に向かって、梓は「ひ、、日紗子に何を!?」と叫んだー。

「---今に分かる。
 これから、君たちには女の子同士のエッチを見せてもらおうかー」

豪人の言葉に、梓は、恐怖を浮かべて、
その場から逃げ出そうとしたー


②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

7月最初のお話は海を舞台とした
洗脳モノですネ~!

続きはまた明日デス!
今日もありがとうございました!!

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無名

Author:無名
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