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<憑依>彼色に染まる幼馴染② ”しあわせ”(完)

幼馴染が”彼色”に染められていく。

毎日、毎日少しずつ。

一度染まり出した彼女を、救うことはできない
少しずつ、少しずつ…
彼女は

 染マ ッテ イク。
--------------------------------

教室で、亜香音は楽しそうに、長瀬と話していた。

「----」
彼氏の哲は少し嫉妬しながらもその様子を
見つめていた。

あれだけ、長瀬のことを嫌悪していたのに
どうして?

「うほほほほっ!イイ触り心地だなぁ、亜香音ちゃんは!」
長瀬が教室で亜香音の胸を触っている。

亜香音もニコニコしながら「でしょ?」と
得意げに言っている。

「---………」
哲は拳を握りしめた。

亜香音があんなこと自分からさせるはずがない。
ならー
答えは一つ。

長瀬のヤツが弱みを握っているに違いない。


3時間目が終わった後、
哲は長瀬に話しかけた。

「---何かな?」
長瀬がニヤニヤしながら振り返る。

「--亜香音に手を出すなって言ったよね?」
哲が強い口調で言う。

長瀬は首を振った。

「しょうがねぇだろ。
 亜香音ちゃんの方から寄ってくるんだから。」

その言葉に哲は反論する

「亜香音がそんなことするはずないよ!
 長瀬!お前が何かしたんだろ!」

哲が叫ぶと、
背後から声がした。

「あ、哲!それに長瀬くん」

亜香音だったー。


「ははっ…なぁ、亜香音ちゃん、言ってやってくれよ!
 コイツ、俺と亜香音ちゃんが仲良くしてることに
 嫉妬して、俺に絡んでくるんだぜ!」

長瀬がそういうと、
亜香音は笑った。

「-----」
哲はそれにも違和感を感じた。
今まで、亜香音は静かに、どことなく可愛らしさを感じさせる笑い方をしていた。

けれどー
最近は品がないというか、、
なんか「きゃはは」という感じに笑うようになった。

どことなくーーー
長瀬の笑い方に似ている気がする。

「ダメよ~哲!
 心配しなくて大丈夫!わたしたちの仲でしょ!?」

亜香音に言われて哲はうなずくしかなかった。

亜香音が言うのなら…。


「あ、そうだ長瀬くん!
 今日の放課後、私の家に来る?」

亜香音が言う。

「お、いいのかよ!?」
長瀬が笑みを浮かべると、亜香音は自分の胸を触りながら笑った。

「”女の子にとって一番大事なモノはエッチだもんね”」

亜香音の口から信じられない言葉が聞こえ、
哲は唖然とした。
”女はエッチだよな、やっぱり!”
長瀬はよくそう言っていたー。

亜香音が、長瀬と同じ考えを口にするなんて…?


「私の部屋で、いっぱい触らせてあげる♡」
亜香音が誘うような口調で言うと、
長瀬が勿論行くぜ!と声をあげた。

「うふふ・・・わたしを気持ちよくさせてね…」

「あぁ!俺も楽しませてもらうぜ!」

そして長瀬と亜香音は微笑みあったあとに
「これがWin-Win♪」
と二人、楽しそうにハイタッチをした。

「---ちょ、、、あ、、亜香音…?」
哲はやっとの思いで声を振り絞った。

けれどー。
亜香音の不気味にほほ笑む顔を見てー
哲は黙り込んでしまった。



その日の放課後。
亜香音と長瀬は亜香音の部屋で楽しいひと時を過ごした。

流石にいちゃつくだけにとどまったが
長瀬は”一歩前進”したことを確信した。

そしてー、
その夜もまた、亜香音に憑依して、何もせず2時間を過ごした。

ここのところ、亜香音は勉強もしなくなった。
勉強嫌いの長瀬の考えに近づいてきているのだろう。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

週が明けて、テストが始まった。

「-----」
土日で会わないうちに、亜香音は変わった。

黒く長いストレートヘアーだった髪は
茶髪になり、少しおしゃれにクルクルさせている。

また、スカートもさらに短くなっている気がする。

「きゃははははは!マジ!すっごーい!」
クラスの、おしゃれ女子たちと話して大笑いする亜香音。

今まで亜香音と仲の良かった
大人しい女子たちは、亜香音と距離を置いた。

「---亜香音ちゃん、どうしたんだろう…?」

「わかんない…」

女子たちも戸惑っていた。


テストが始まる。

哲はーーー
”信じられないものを見た”

長瀬が寝ているー。

そしてーー
亜香音も寝ているのだーー。

あの勉強熱心だった亜香音がー。

時計を見る。
テスト開始から15分。

…まさか、もう問題を解き終えて…?
いや…それはない。

亜香音はーー
テストを放り出して寝てしまったのか…。。


放課後。

哲はたまらず亜香音に声をかけ、
中庭まで連れ出した。

「亜香音…!最近おかしいよ、どうしたの?」
哲が言うと、亜香音は微笑む

「おかしい?私が?
 ぜーんぜんオカシクなんかないよっ!」

おしとやかな感じではなくー
イマドキっぽさ全開で話す亜香音。

「-ーううん、どう考えても変だよ…
 だって、テスト中寝てたよね?

 それにあんなに…その、エッチなこと
 嫌いだって言ってたじゃないか!」

そう言うと、亜香音は「ふふ・・・♡」と意味深な笑みを
浮かべて哲に近づいてきた

「わたし…楽しくなっちゃったの♡」
耳元でささやく亜香音からは、
香水のいいニオイがしている。

亜香音はわざとらしく、顔を哲に近づけて言う。

「--だってわたし、女の子なんだよ?
 しっかも、こんなにエロい体してる。。
 楽しくなって当然よね?」

「・・・・・・あ、、、亜香音…」

哲はーー
思わぬ亜香音の接近にドキドキが止まらなかった。

そしてー
亜香音は制服のボタンを一つ、二つ外して、
わざと胸元を哲に見せつけた。

「哲も…わたしの胸、触りたいでしょ?」

妖しい笑みで哲を見つめる亜香音。

「ほらーー、
 気持ちいいよ!」

亜香音が無理やり哲の手をつかんで、
自分の胸に哲の手を押し付けようとした。


「ちょっとやめてよ!」
哲が亜香音の手を振りほどくー。

「----」
亜香音が「信じられない」という顔で哲を見つめる。

「亜香音!しっかりしてよ!
 テストはどうしたの?何で自分の体をそんな、
 適当に扱うんだよ!

 僕の知ってる亜香音は、そんなことしない!」

哲が叫ぶと、
亜香音は呆れた口調で言った。

「意気地なし!」

敵意の満ちたその言葉に、
哲は
悔しくて―、悲しくて、目に涙を浮かべたー。

「亜香音ーーー」

「------!」

哲の涙を見て亜香音の瞳が震えた。

「哲――。」

「--お願いだから…やめてよ、そういうこと・・
 僕、、、いつもの亜香音が好きなんだからーー」

泣き出してしまう哲を見て、
亜香音は呟いた。。

「昔からーー変わらないねーーー」 と。

昔から哲は泣き虫だった。
そんな哲をいつも守るようにしてきたのが亜香音。

「---大丈夫。わたしはわたしだよ…」
亜香音は優しくそう呟いた。


そうー
亜香音は亜香音。
けれどー。
その思想や思考は既に”染”まりつつあった。

彼 色 に。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

長瀬は見ていた。
昨日の中庭での出来事を。

許せなかった。

幼馴染同士の恋なんて見たくもない!

ムキになった長瀬は、
夜もずっと亜香音に憑依した。
いつもの2倍以上ー。

8時間もの間、亜香音に憑依していたのだー。

「---うふっ♡」
亜香音と長瀬が教室で抱き合ってキスをしている。

「最高だ!くふっ」
長瀬も暑いキスを亜香音とかわしながら亜香音を
抱きしめている。

昼休みー。
突然二人は抱き合い、熱いキスを始めたのだー。

長瀬はーー
人前での行動を気にしない男だった。


「---ふざけるなよ!」
哲が叫んだ。

長瀬と亜香音が振り返る。

二人ともイヤらしい笑み―。
同じような笑みを浮かべているー。


「---なぁに?」
亜香音が顔を赤らめながら言う。

「---おい、邪魔すんなよ!」
長瀬が言う。

「--ふざけるな、ふざけるな!
 お前!亜香音に何をしたんだ!?」

哲は叫んだ。

だが、長瀬はバカにしたようにして笑った。

「亜香音ちゃん。
 コイツ、亜香音ちゃんとエッチする気なんてないぜ。
 もう別れて俺と付き合えよ!」

長瀬が言うと、亜香音は微笑んだ

「うん。そうするー
 やっぱ女はエッチしないとね!」

そう言いながら長瀬にキスをする亜香音ー。

彼女のスカートは既に生活指導対象レベルにまで
短くなっていて、制服も乱れた着こなしをするようになっていた。

授業もマトモに出ないー
勉強もしないー。

全くの別人になってしまった。


「ーーーー亜香音…今、、、何て?」
哲が唖然として言うと、亜香音は笑う。

「---うふふ・・・
 チンゲン菜みたいなアンタとはもう別れるの…

 これからは長瀬君と一緒にい~っぱい、
 エッチなことしちゃうもんね♡」


「亜香音…どうして…」

だが、哲の言葉は既に亜香音には届かず、
二人はイチャイチャしながら廊下へと出て行った…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次の日の朝。
哲は一人寂しく、高校への道を歩いていた。

女の子は、心変わりする。

女の子は、気まぐれ―。

亜香音の豹変も、そんな理由なのだろうか。
小学生のころから、ずっと一緒だった亜香音がー、
そんなに急激に変わるものだろうか。

あんなに急に?

前を見ると、
長瀬と亜香音がイチャイチャしながら歩いていた。

「亜香音ちゃんのお尻、エロいよなぁ~」
長瀬が平気で歩きながらスカートの上から
亜香音のお尻を触っている。

亜香音は嬉しそうに
「でしょ?」とドヤ顔をしている。

「----ー
 ごめん、、、亜香音…」

哲は呟いた。

「僕ーーー
 今の亜香音は…嫌いだよ」

哲の中で、急速に亜香音への好意が失われつつあったー。


その日の放課後のこと。

哲が職員室へ提出物を提出し終えて
帰ろうとしていると、通りがかった空き教室から
喘ぎ声が聞こえた

「ひゃう♡ もっと、、もっとわたしを
 気持ちよくして♡
 っ・・あぁ、あぁあっ♡

 もっと、壊れたい!わたしをもっともっと
 興奮させてぇ♡」

ーー亜香音の声だった。

ーーー哲は信じられない、という様子で
教室を覗く。

するとそこにはーーー
乱れきった格好で、長瀬に身を任せて、
興奮の絶頂で表情を歪めている亜香音の姿があった。


「---亜香音!」
哲は怒りの形相で教室に飛び込んだ。

「あっ!!哲ぅ♡
 みてみてぇ、、、すっごい気持ちいんだけど♡

 あっ…うふっ…♡」

亜香音の足には、イヤらしい液体が流れている。

教室にも何やら液体が飛び散っているー。

亜香音は乱れた髪を振り乱しながら
微笑んだ。

口をゆがめ、唾液がポタポタと落ちている

「んふっ……ふぅ…
 哲も、、、しちゃう?」

亜香音が妖艶にほほ笑む。

服ははだけ、ほとんど着ていないような状況だった。

「ふざけるな ふざけるな ふざけるな!
 亜香音!いつからそんなになったんだよ!」

哲が叫ぶと
長瀬が笑った。

「おい!意気地なしのチンゲン菜!今から
 お前に元彼女の絶頂を見せてやるぜ!

 ほぅら亜香音!突っ込むぞ」

長瀬が大きな声で宣言する。

長瀬を受け入れた亜香音が大声で喘ぎ始めた

「うううううっ、も、、、もうだめ♡
 わ、、、わたし、、学校でイッちゃう♡

 あっ、、、あっ、、、長瀬くぅん、、、
 や、、やめ… やめてぇ♡」

体を激しく揺らしながら言う亜香音。
しかし、その表情は嬉しそうだった

「いいじゃねぇか!あははははっ!
 一緒にイこうぜ!」

「んっ…んーーーーっ♡
 あっ、、、ああぁ、だめ、だめ、だめ、だめ!
 あっ、あ、あ、あかね、、あかね

 も、、もう、、げんかい、げんかい、
 が、、我慢できな、、あっ、あっ、あっ、
 あぁあああああああああああっ♡」

亜香音が体をビクンと震わせて、
折り曲げながら絶頂に達して
大量の液体をあたり一面にばらまいた。

「はっ、、、あ、、、しあわせ・・・♡」

亜香音はあまりの興奮でだらしなく
その場に倒れ込んでいる。


「ふーっ、最高だぜ!
 亜香音ちゃんも気持ちよかったよな!?」

長瀬が荒い息で言うと、

「う、、、うん、、ウィンウィンだね…!」
と亜香音が荒い呼吸をしながら言った。


「---そ、、そんな」
哲は唖然とするしかなかった。

服を着て、笑う長瀬。

すると、
先生が駆け込んできた。


「お、、おい、、、何してる!?」

半裸のままうっとりとした表情をしている
亜香音を見て先生は唖然としている。

「--お、、お前か!」
長瀬の方をみて先生が言うと、

亜香音が口を開いた

「せ・・・先生、違うんです…
 哲が突然わたしを…」

亜香音が目に涙を浮かべている。

「えっーー、
 ち、、ちがーー」
哲は反論しようとした。

だがー
長瀬も言った。

「俺、通りがかってとめようとしたんだけどさぁ、
 そいつが亜香音ちゃんを強引に…」


長瀬はーーー
人を陥れる嘘をよくつくー。

”長瀬色”にそまった亜香音はー
ためらいもなく哲を陥れたーー


そしてーー

哲は退学処分になってしまったーーー。


絶望の表情で校門から出る哲。

長瀬がニヤニヤしながら近づいてきた。


「---ザンネンだったな。
 でもよ、亜香音ちゃんが俺と付き合いたい、
 俺とエッチしたいって言うんだから仕方ねぇよな?」

長瀬を睨み、哲は言った。

「---亜香音に、何をした―?」

長瀬はその鋭い目を見て笑う

「はっ…最後に教えてやるよー」


長瀬は全てを語った。
憑依薬を使って、毎晩憑依し、
その薬の副作用で”亜香音”は次第に
自分と同じ色に染まっていたのだと―。


「ふ…ふざけるな…
 亜香音を、、、亜香音を何だと思ってるんだ…」

哲は涙を流してその場に膝をつく。

「--俺は、亜香音ちゃんのエロい体を手に入れて大喜び。
 そしてーー
 亜香音のさっきの顔、見ただろ?
 凄く嬉しそうに喘いでたー。

 どうだ?これが俺の亜香音のWin-Winだよ!」

長瀬が勝ち誇った顔で言ったー。


哲にはー、
もう反論する気力も残ってなかったー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

哲の居なくなった教室で、二人は今日も、
キスをしたり、スカートの中に手を入れたり、
胸を触ったり、平気でイチャイチャしていたー。

「うふふ♡今日も帰りにエッチしよ♪」
亜香音が嬉しそうに言う。

眼鏡はコンタクトに変えたー。

その方が好みだからだー。

「あぁ、そうだな!」
長瀬はそう言いながら考えたー。


”この薬”を使えば―
クラスの女子全員ーーー
いや、、、世の中のーーーー。

長瀬の欲望は暴走したーーー

亜香音だけでは気が済まないー。

憑依薬を使って、
クラスをみんな”俺色”に染めてやるー。

長瀬は口元を不気味に歪めたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その夜。

亜香音は自宅で一人エッチをしていた。。

親からは泣かれたー
大切な友達は失ったー。

けれどー。
それでも、今、わたしは幸せー

だって、こんなに毎日えっちなこと
できるんだからー。

亜香音は顔を赤らめながら、
自分の体を見つめて、
興奮しきった表情で、自らの体を抱きしめた…。



おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

染まりきってしまった彼女…
もぅ、どうにもなりませんね!

助ける…?
でも、本人は幸せみたいですし…。

ところで、こういう小説、
元々の彼女の人格がどうなってしまったのか
考えるとまたゾクゾクしませんか?

…と、変な話はここまでにして!
お読み下さりありがとうございました!

コメント

No title

(・∀・)

Re: No title

> (・∀・)

染まってしまいました…笑
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プロフィール

無名

Author:無名
憑依小説好きです!
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