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<憑依>ママがおかしいよ!②~抵抗~

母には、母の意地があった。

理不尽な支配から逃れようとする母。
息子を傷つけるわけにはいかない。

必死の抵抗ー
その先に待つものは…。
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夜。

法子は意識を取り戻した。

「・・・・わたしは…?」

朝ー。
学校に息子の孝敏を見送った後ー
ひげ面の男がやってきて、
キスされて…

「--誘拐されたのかしら…わたし?」
法子は周囲を見渡す。

けれどー
そこは自分の家だ。

しかし…

「!!…な、なにこれ…」
法子は自分の姿を見て漠然とした。

セーラー服。

25にもなって何を着ているのだろう。

「--眠らされて、これを着せられて、
 わたしは一体、何をされたの…?」

法子はそう思いながら時計を見る。
深夜2時。

まだあのひげ男がどこかにいるかもしれない。

とにかく、
孝敏の安全を確保して、
夫の学に連絡をしないとー。

法子はそう思い、部屋から出ようとした。

「--ん?どこ行くんだ?」

男の声。
ビクッとして法子は振り返る。

ー金髪の男が隣で寝ている?

「---ちょ、、ちょっとお手洗いに」

法子がそう答えると、
金髪男は寝ぼけていたのか、
「そっか」とだけ言って、再びそのまま眠りについた。

「---」
法子は、息をひそめて部屋から出た。

孝敏はどこに?
いつも同じ部屋で寝ているのに。

体が異様につかれている。
それにーー。

「・・・・・」
法子は悟る。
あの男に乱暴されたのだと。

体の違和感が凄い。

「---あった!」
スマホを見つけて、夫に連絡する。

緊急事態ー。
深夜2時だけれども、電話しなくてはならない。

「--もしもし」
夫の学は、幸い、電話に出てくれた。

「--もしもし、学!わたし!
 お願い、助けて!」

法子が早口でそう言うと、
学は鼻で笑った。

「---自業自得だろ?」

と。

「えー?」
法子が信じられないという様子で返事をする。

「他の男と抱き合ってどうだった?
 楽しかったか?

 お前にはもう孝敏は任せておけない。
 早めに帰るようにするから、
 そしたらもうお終いだ!」

学が吐き捨てるように言った。

「ど、どういうこと!?ねぇ・・・!?」
法子がパニックを起こす。

「お前が一番よく分かってるだろうが!」
普段温厚な学が悔しそうな声で怒鳴った。

「--な…なんで…」

その時だったー。
突然、自分の意思とは関係なく
”口が開いた”

「えぇ、わたしもせいせいするわ!
 あんたみたいな男と別れられてね!
 うふふふふ♡」

突然開いた口におどろき、法子は口を塞ぐ。

「--ふん、それがお前の本性か。
 お前は悪魔のような女だよ」

そう言うと、学は電源をきってしまった。

「---ど、、どうして…」
法子が信じられないという様子で膝をつく。

(おいおい、寝てる間に体の主導権を
 取り戻したってか?油断ならないな)

頭の中に直接声が響いた。

「--だ…誰!?」
法子が叫ぶ。

(ふふふ…これから”お前”になるものだよ)
憑依している男は言った。

「な…何のこと!?」
法子が戸惑いを隠せずに言う。

(--お前さぁ、可愛すぎるんだよ
 毎朝、息子を見送るあんたの姿…
 実に美しかった!
 なのにさぁ、人妻なんてショックだよなぁ)

「--何を言ってるの!?」
法子の問いかけに、男は笑った。

(ちょうど”俺ら”も毎朝、あんたの息子が出かける時間に
 ちょうど前の通りを通勤してたんだけどさ、
 あんたに惚れちまったんだよ)

「--」
法子は”意味がわからない”と言いたげにその言葉を
聞いていた。

(だから、奪うことにした。
 俺があんたをー、
 相棒と共になー)

「--…やめて…出て行って!」
法子は叫ぶ。

だがー、
突然、左手が動いて、自分の胸を触り始めた

「んあぅ…♡」
悔しいー
けれど、甘い声が出てしまう。

「あっ…♡ やめ…♡ やめ… やめてぇ♡」
法子はあまりの快感にその場に膝を折って、
感じてしまう。

「はふ…♡ はっ…♡ あっ♡」
脳内が甘い誘惑に満たされて、
何も考えられなくなってしまうー。

「ぁあ…♡ ん…♡ あ…♡」
気づけば、自分の太ももから、イヤらしい液体が
垂れてきていた。

「---はぁ…はぁ…」

左手の自由が戻る。


(どうだ?おまえは立派な女だ。
 母親なんかじゃない
 勿体ないぜ…!)

「---…で」
法子が何かを呟いた。

「---ふざけないで!!!!!」
法子の気迫に、中の男は少し気圧された。

「あなたたちの好きになんてさせない!
 わたしは、わたしよ!」

そう叫ぶと、法子は自分の意思で1Fのリビング
に向かった。

そこにはーー
孝敏が涙ぐんだ目で
ふとんもかけずに寝ていた。

「--孝敏!」
法子が呼ぶと、
孝敏は目を覚ました。

「---!!」
孝敏は怯えた目で見ている。

「--ど、どうしたの?」
法子は戸惑う。

孝敏と一緒に逃げるのだ。
孝敏と一緒に、遠くへ…。

「---お前なんか!ママじゃないよ!」
孝敏は敵意をむき出しにして叫んだ。

「--な、何言ってるの!
 わたしよ!安心して!!」

そう言うと、孝敏は指をさした。

「ママはそんな服着ない!」
セーラー服をゆびさす孝敏。

そして
「ママは知らない男の人の前で…
 服を脱いだりしない…!!」

孝敏は目から涙をボタボタ落とし始めた。

「--パパじゃない男の人と、チュウしたり…
 しない・・・」

その場に泣き崩れてしまう孝敏。

「---…そんな!」
法子は思うー。
自分は”何をさせられていたのか?”と。

「---孝敏」

過ぎたことは、どうにもできない。
今はただ、孝敏を安心させてあげよう。

法子はただ、孝敏を抱きしめた。

「ママ…」
孝敏も母のぬくもりを感じたのだろうか。
少しだけ、落ち着いて、母を受け入れた。


壊さなきゃーーー

ぶっ壊さなきゃーー


突然、法子の思考に”ノイズ”が生じた。

「---孝敏…うふふふ…
 悪い子ね…お母さんを困らせてばっかりで」
法子が低い声で言った。

「ま、ママ…?」
孝敏がおびえた声で言う。

「---御仕置しなきゃ!!!!」
法子が力強く孝敏の頬をビンタした。

「うわぁ!」
孝敏が怯えた様子で部屋を逃げはじめる。

「うふふ…
 お母さんが女として生まれ変わるのに、
 どうして嫌そうな顔をするの?」

法子は自分の意思でそう言った。
何の、疑問も感じなかった。

「--悪い子ね…
 壊さなきゃ!
 浩二(こうじ)さんのためにも、壊さなきゃ!」

2階で寝ている金髪男のことなど、知らないはずなのに
その名を呟く法子。

「---うわああ!やめて!」
孝敏が恐怖におびえる。

だがー。

「---許さない!お母さんを侮辱するなんて!
 許せない!!
 わたしを!わたしを馬鹿にするなぁ!」

法子は怒りに身を任せて
孝敏を叩いて、叩いて、叩き続けた。

「うぅ…」
ボロボロになった孝敏が母を見る。

「---孝敏!?」

突然、我に返った。

「--わ、、わたし…今、何を…」
頭が混乱して整理ができない。

「---ご、、ごめん孝敏!
 ごめんなさい…お母さん…
 ごめん…ごめん…!」

急速に罪悪感に支配された法子は
その場で息子に謝り続けた。

孝敏は声を大きくして必死に叫んだ。

「--お前なんて、ママじゃない!」と。

「---孝敏…」
悲しみにくれてその場に蹲る。

「---あふ…♡」

ふいに右腕が自分の胸を揉み始めた。

「あふ…♡ ふふふ…♡ あぁ…♡」
法子は気持ちよさそうに声をあげはじめる。

気持ちイイ。

夫も、
息子も、
全てを失った。

もう、自分にはー
何も残されていない。

「あぁ…♡ あん…♡ もっと♡ もっと♡」

法子は”自分の意思”で左手を使って、
右手と左手で自分の胸を揉み始めた。

「あぁあああ♡ 最高ぉ♡ このまま♡
 このまま壊れちゃいたい♡ あはは♡ うふふふふ♡」

(そうだ法子!
 全てをゆだねろ!)

「あぁああ♡ あぁん♡ あぁっ♡ あああああああっ♡」
法子は快感に身をゆだねた。

そしてー

(すべてを俺に預けろ!)

「--あぁん♡ あ、、は、、、はい♡」
法子は快感に支配されたまま、
そう呟いた…

そして、
からだがピクンとなり、
そのまま動きを止めた。


「すぅぅぅぅぅぅ…」
法子が息をはいてニヤリと笑った。

「--”完全”に乗っ取ってやったぜーー
 うふ♡」

そう言うと、法子は色っぽい目つきで立ち上がり、
孝敏の方を見て微笑んだ。

「---お母さん、今、女に生まれ変わったよ…
 うふふ…
 孝敏…あなたに女の体をたっぷり楽しませてあげる」

恐怖に身を震わせる孝敏の方に
近づいていき、
母としてではなく、女として、自分の息子を撫で始めたー。


③へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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次回が最終回です!
果たしてどうなるのかは、明日のお楽しみです!

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