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<憑依>向こう側の異変③~オフ会?~(完)

豹変したフォロワーの「ユリカ」と会うことになった。

「タクオ」は「ユリカ」のリア友であるという
「みーちゃん」と合流してから、ユリカの指定した
場所へと向かう…。
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都内のカフェで、タクオは”みーちゃん”と
初めて会った。

ユリカのリア友だと言うみーちゃんは
女子大生だった。

控えめで、可愛らしい感じの子ー。
控えめな印象だからだろうか。
高校生ぐらいにも見えた。

「--あ、初めまして」
みーちゃんがほほ笑む。

「あ、こちらこそ。タクオです」
タクオはそう答えた。

お互いの本名は詮索しない。
今回、会うのはプライベート的な意味ではなく、
ユリカの異変を探る為だ。

「--タクオさんも大学生なんですね」
みーちゃんがほほ笑みながら、席につく。

「あ、はい。一応、大学生なんですよ」
タクオも微笑み返す。

タクオは、ユリカとの待ち合わせの時間までまだ1時間ほど
会ったため、みーちゃんと色々と雑談をした。
同じ大学生と言うこともあって、すぐに打ち解けることができた。

「--あ、そろそろ時間ですね」
みーちゃんが言う。

「--そうですね」
タクオが言う。

ーユリカは、カラオケボックスを指定してきた。
何故、カラオケボックスなのかと思いながらも
タクオはそれを承諾、
みーちゃんを一緒に連れて行くことに関しても
ユリカの承諾を得ることができた。

タクオとみーちゃんは、カラオケボックスに向かった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まるでオフ会のようだ。
タクオはそんな風に思った。

ネット上でやりとりしている人と会うのは
これが初めてだった。

ネット上で関わったい人は今までにも大勢いるー。
だが、ユリカはその中でも特別だった。

タクオが心から”仲良くしたい”と思える人物だった。

タクオは思うー。
ユリカの身に何が起きたのか。
元々ユリカはそう言う子なのかー。

それをはっきりさせなくてはならない。とー。

指定されたカラオケボックスの
部屋につくとー

ユリカがノリノリで、アニメソングを歌っていた。

激しく体を動かして
ポーズを決めている。

みーちゃんとタクオは、背を向けて歌うユリカに
唖然とした。

タクオは思うー。
やっぱり…可愛い…と。

「--イェイ♡」
ユリカが歌い終えて可愛らしく言うと、振り向いた。

「--始めましてタクオさん。
 わたしがユリカですよ… ふふっ♡」

ユリカは可愛らしく微笑んだ。

「--あ、あぁ…タクオです。初めまして」
タクオがそう言うと、
ユリカは、ほほ笑みながら手を差し出してきた。

握手ーー。

「---あ、はい…よろしくお願いします」
タクオが緊張しながらその手を握ると、
ユリカは突然、手を自分の胸に押し当てた。

ユリカの胸の感触が手に伝わり、
タクオは顔を真っ赤にした。

「あ・・・え…」

「ふふっ♡どうですか?私の胸は~?」
ユリカが笑う。

「--ちょ、ちょっとユリカ!」
みーちゃんが叫ぶが、ユリカは気にも留めない。

「--ほら!もっと触って!」
ユリカが力強く、タクオの手を握り、離さない。

「や、、やめて・・・離してくださいよ!」
タクオが言うー。
しかし、言葉とは裏腹にタクオの体は興奮してきていた。

「-うふふ・・・身体は素直ですね♡」
ユリカが言う。

そして、続けた。

「--ほら、手を動かして、私の胸、揉んでみなさい」
ユリカが少し命令口調で言う。

「--や、、お、、俺はそんなこと…」
タクオが言うと、
ユリカが笑うー。

「わたしがイイって言ってるのよ。
 早く揉んだらどう?」

ユリカの言葉に、タクオはつい手を動かしてしまう。

「んふぅ…♡ いやん・・・ タクオくんったら…」
ユリカが甘い声を出したので、ついタクオはさらに
興奮してしまった。

「----あ、、あ、、、」
タクオは自分の手の動きを信じられず…
けれども欲望のためにユリカの胸を揉みまくった。

「あぁ…♡ あん♡ あぁん♡ あぁ、、、♡
 さいこう♡ さいこうぉ!♡」

ユリカが狂ったように叫ぶ。

みーちゃんは唖然とその様子を見ていた。


「---と、ここまで。」
ユリカがタクオの手を離した。

タクオは未練がましく思いながらも、
正気を取り戻す。

「---な、なんてことをするんだ…
 もっと自分の体を大事にしたら…」

タクオがそこまで言いかけると、
ユリカは微笑む。

「だって、わたしの身体じゃないもん!
 ふふっ♡」

そう言うと、ユリカは何かを取り出した。

ーー”憑依薬”

「--これを使って、こいつの身体を
 奪ったんだよ!!
 ははははははっ!」

ユリカが突然、雰囲気を変えて笑い出す。

「--なっ」
「えっ…?」

タクオもみーちゃんも驚いた表情を浮かべる。

「--こいつが、こんな大胆なことするわけねーだろ!
 なっくんに絡まれていたあの日、
 俺は、この女に憑依したー。

 みんな、ユリカのことが大好きみたいだからよ、
 サービスしてやろうと思ってな!」

挑発的に髪をかきあげて、自信に満ち溢れた表情で
タクオを見つめるユリカ。

「--そ、、そんな…ユリカ…!
 やめてよ!嘘だって言ってよ!」

みーちゃんがユリカの肩に触れて
ユリカをゆする。

「--触るんじゃねぇよ!」
ユリカがみーちゃんを突き飛ばした。

「これはもう俺の…いえ、わたしの体よ…
 ふふ!わたしがユリカなの!!
 うふふふふ♡

 えっちで、乱れた女ユーチューバー ユリカに
 なるの!うふふふふふっ♡」

タクオも、みーちゃんも、唖然とする。

そして、タクオはやっとの思いで口を開いた。

「なら、お前は誰なんだー」

ユリカに憑依しているー。
それが事実なら、誰が憑依しているのか。

タクオは”憑依がどうこう”とツイートしていたフォロワー
”なっくん”を思い出す。

だが、なっくんのアカウントは、この前、炎上して
それからなっくんは行方不明だ。
少なくともネット上には出てきていない。

ユリカは鼻で笑った。

「アキヤだよー」

ユリカが足を組んで微笑む。
ミニスカート姿で足を組まれると、
見えてしまいそうだ。

「アキヤ…?」
タクオが考えるー。

そういえばー
フォロワーの中に
”自称草食系男子 アキヤ”というのが居た。

ユリカが豹変してからは、ブロックされていたがー。

「--まさか、お前・・・自称草食野郎か…!?」
タクオは怒りを込めて言った。

「ぴんぽーん!
 ユリカ、タクオさんに乗っ取られちゃいました~!」

ユリカが嬉しそうに言う。

そしてー
「見ろよ!どんな格好だって思うが儘だぜ!
 この女、全て俺の思い通りだ!」

ユリカが嬉しそうにスキップをするー。

わざとスカートをめくって見せるー。

ヤンキー座りをして、床に唾を吐き捨てる。

狂ったかのように、奇妙なダンスをしてみせるー。


「やめてよ!ユリカをこれ以上、弄ばないで!」
みーちゃんが叫ぶ。

「--そうだ!お前!ただで済むと思うなよ!」
タクオが言うと、ユリカはバカにしたように笑う。

「--てめぇ!」
タクオが拳を作り、ユリカに近づいたその時だったー。

「待ちなよ!」
ユリカが手を出して、タクオの動きを止めた。

その手には”憑依薬”が握られていた。

「--もう1本あるの…憑依薬… ふふっ♡」
ユリカは笑いながら、
みーちゃんの方をちらっと見た。

「--!」
みーちゃんはその視線に悪寒を感じた。

「--あなたにあげるわ。タクオくん」

ユリカが憑依薬をタクオに手渡した。

「--私ね、憑依仲間を探してたの。
 で、あなたなら、私と一緒に女の子ライフを
 楽しんでくれると思った。
 だからこそ、今日、こうして呼んだのよ」

ユリカが片足をあげて、壁につけながら
腕を組んで笑う。

「---さぁ、そこのみーちゃんの体を
 乗っ取りなさい。」

ユリカがバカにしたようにしてタクオを見る。

「---た、、タクオさん…」
みーちゃんが足を震わせている。

「----」
タクオは手を震わせた。

怒りー。

ユリカの方を見る。

ユリカは、自信に満ち溢れた表情をしているー。

一方のみーちゃんは、
可愛らしくも、儚げなな顔に、恐怖を浮かべている。


「---ふざけんじゃねぇぞ」
タクオは言った。

そしてーーー

タクオはーー
憑依薬を飲み干したーーー

タクオが倒れるー。

「----」
ユリカはにっこりと邪悪な笑みを浮かべた-。

「---ひっ!?」
みーちゃんが体を震わせる。

「な…なんで…や、、やめて…出て行って…
 ねぇ…やめ…!!!」

みーちゃんはそこまで言うと、意識を失った。

そしてー
数分後、みーちゃんは目を覚ました。

「--あなた一人だけ楽しむなんて…
 ふざけるんじゃないわよ」

みーちゃんはそう言ってニヤリと笑った。

Welcome to the
Possessionーーー。

ユリカがそう言うと、
嬉しそうに近づいてきた。

タクオの震えはーー
怒りではなく、”歓喜”だった。

自分も女の子になれるー
ならば、断る理由は無い。

みーちゃんは、服をはだけさせながら笑う。
「--最高だよ…アキヤさん…!」

そう言うと、ユリカは笑った。

「アキヤじゃなくて、わたしはユリカよ?」

たしなめるように言うと、
みーちゃんもユリカも不気味に笑みを浮かべた。

「さぁ、女の子同士の時間、楽しみましょ?」

「---うふふ♡ そうしましょ!」

二人の女子大生は、カラオケルームの中で、
身体を抱き合わせて、熱い抱擁を始めるのだったー。

二人の喘ぎ声は、通路にまで響き渡ったー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

”みーちゃん”も豹変した。

フォロワー達は戸惑う。

そして、”みーちゃん”と”ユリカ”の豹変ぶりに
ついていけず、フォロワー達はフォローを外し始めた。

”さすらいのタクシードライバー@車は奪った” は、
二人をブロックし、

”人ならざるもの”は何も反応しなくなった。

”メスミスト”は、今回の件とは関係なく、
何故かアカウントを凍結されてしまった。

”なっくん”は炎上後、姿を見せていない。


人々は気づいていないー
”ネット上の向こうで起きたこと”をー。


もしも、良く知るフォロワーが急に豹変したならば、
それは、憑依の仕業かもしれないー。


おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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ネット系TSF作品を初めて書いてみました!
どうでしたでしょうか?
お楽しみいただけたら嬉しいデス!

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無名

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