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<憑依>わたしは元優等生③~なみだ~(完)

学園の花を踏みにじっていた犯人を知り、
涙する、生徒会書記の恵里。

生徒会長の奈緒美は、そんな恵里に、
さらに冷たい言葉を浴びせるのだった…。
--------------------

「--嘘…嘘…!」
恵里が涙目で、奈緒美の方を見る。

奈緒美は足を組んで机の上に座って、
見下すようにして恵里を見ている。

「先輩…!嘘だって言ってください・・・!
 先輩…!」

悲痛な叫びをあげる恵里。
恵里は、心から生徒会長の奈緒美を
尊敬していた。

その、奈緒美が花を踏みにじっていた。

「--嘘じゃないわよ。
 わたしね…あんたのこと、いつもウザくてウザくて
 仕方がなかったの」

笑いながら言う奈緒美。

そんな奈緒美に、恵里はすがりつくようにして叫んだ。

「先輩…!嘘ですよね…!
 ねぇ…先輩…!!!」

泣きながら嘆願するように言う恵里。
奈緒美が"嘘よ”と言ってくれればどんなに
楽だったか。

しかしー、
奈緒美は足で恵里を蹴り飛ばした。

「うっさいわね!」

吹き飛ばされる恵里。

「---いい?」
うんざりした様子で立ち上がった奈緒美は、
まだカタチの残っていた花を踏み潰した。

「--わたし、こういう女なの…
 くふふふふふ…わかる?」

笑みを浮かべながら花を踏みにじる奈緒美。

「---あぁあ…やめて…やめて…!」
恵里が憔悴しきったようすで呟く。

「---ほら!!わたしがこうして、花をつぶしてるの!
 ほら…ほらほらほらぁ!」

奈緒美が憎しみを込めて叫ぶ。

「あぁあああア・・・うあああああぁ…」
恵里が頭を抱えて泣きじゃくってしまう。

奈緒美は意地悪そうな表情で、恵里に近づいていくと、
恵里の頭をわしづかみにした。

恵里の顔は、涙でぐしゃぐしゃだった。

「ほら、わたしを許さないんじゃないの?
 なんとか言ってみなさいよ?」

奈緒美の言葉に、恵里は泣きじゃくるだけで、
もう、何も答えない。

奈緒美はイライラした様子で頭をかきむしる。

そしてーー

「---うふふ…じゃあ、こういうことされても、
 まだわたしを信じるのかな?」

奈緒美は、そう言うと、恵里の制服を脱がせ始めた。

「せ…先輩…お願いですから!もうやめて!!
 せんぱい…!!」

子供のように泣き喚く恵里。
しかし、飢えた表情の奈緒美にその言葉は届かない。

「くくく…いいから脱げよ!」
乱暴な口調で笑う奈緒美。

服を引きちぎるように脱がせると、
そのまま恵里の胸を奈緒美はわし掴みにした。

「うふふふふ・・・綺麗な胸じゃない!
 興奮しちゃう♪」

奈緒美の行為に、恵里は恐怖を感じて
全身をガクガクと震わせている。

「--せ・・・せんぱ・・・」
恐怖と怒りと悲しみで、恵里の心は
粉々に打ち砕かれた。

奈緒美はそんな恵里を無視して、
恵里のスカートを引きちぎるようにして
脱がしていく。

「ふふふ…♡ ほら、わたしにもっと見せなさい!」
恵里が必死にスカートを抑えている。

「---や、、、やめて・・・ください」
恵里が泣きながら言う。

奈緒美は舌打ちして叫んだ。

「憧れの先輩の言うことが聞けないの?
 ホラ、早く見せろよ!おら!」

乱暴に恵里をビンタする奈緒美。

「--見せろって言ってんだよ!」
奈緒美に無理やり服を脱がされ恵里は
その場で只々泣き続けた。

奈緒美は散々遊び終えると、
興奮した様子で、恵里から離れた。

「--さ、どうするの。
 わたしが花を荒らしていた犯人。

 わたしは、こういう女なの」

挑発的な目で、恵里を見つめるー。

「---………うっ…うっ…」
恵里は放心状態で泣きじゃくっている。

もうー、終わりだ。

奈緒美はそう思った。

「---じゃあ種明かししてあげよっか」
奈緒美が笑う。

恵里は一瞬、奈緒美のどっきりなのかと思い、
ほんのわずかだけ、希望が生まれた。

奈緒美は微笑むと、冷たい声で言った。

「こいつの身体…
 今、俺が好き勝手に使ってるんだよ…!」

奈緒美が言った。

「え…?_」
恵里が困惑した表情で奈緒美を見る。

「-ほぅら見ろよ…
 この女がこんなことすると思うかぁ?ほらぁ!」
奈緒美が胸を揉みながら顔を赤らめて笑っている。

「うふふふふふっ!
 自分の髪の毛のニオイを嗅いだり、
 舐めたり…」

「---手をこんな風に舐めたり
 わたしがすると思うぅぅぅ~?」

奈緒美が手をペロペロ舐めながら、
手を唾液まみれにして笑う。

「……ま、、まさか…」
恵里が言う。

「--そうだよ!俺は正文だよ!
 ひはははははははっ!」

奈緒美が身体を折り曲げて大笑いする。

「うっ・・・ひ・・・酷い!
 先輩を返して!!!!!!!!!」

恵里の心をショックよりも怒りが支配した。

奈緒美に突進していく恵里。
だが、奈緒美はそれを押さえつけると、不気味に笑った。

「返してあげるー。
 それが”約束”だからー」

奈緒美がそう言うと、不気味に恵里を見つめた。

「---え…」

そしてー、
奈緒美が恵里に、キスをしたーー。

口から、何かが入り込んでくる。

「むっ…むぐっ…ぐぐぐぐ…!」
恵里が驚きに目を見開いて、その場に倒れる。

半裸状態の恵理とーー
今まで、不気味に笑っていた奈緒美が
意識なく横たわっている。

「---うっ・・・」
恵里が目を覚ました。

涙を浮かべていた目を輝かせながら恵里は言った。
「ふふふふふふ・・・
 うっぜぇこの女がついに俺のものだぜ!」

恵里は涙目のまま、狂気の笑みを浮かべて笑う。

「あはははははははははっ!
 あははははははははははははっ♡」

笑い続ける恵里。

その時、教室の扉が開いて、生徒副会長の
則子が入ってきた。

「----」
則子は、恵里の方を見つめると、
何かの合図をするようにうなずいた。

恵里はすぐさま服を着て、その場で微笑んだ。

「うっ・・・」
奈緒美が目を覚ます。

「---先輩!酷い…!」
恵里が叫ぶ。

「え…?」
意識を取り戻したばかりの奈緒美が
戸惑いの表情を浮かべる。

「--どうして!どうして!そんなこと
 したんですか!」

正文に憑依された恵里が、
床に散らばる花を指さして言う。

「--え…わ、、、わたし…
 どうして…
 どうして、、こんなこと…?」

奈緒美には憑依されている間の記憶が
残っていたー

”自分がやったこと”としてーー。

「ど…どうして……そんな…」
奈緒美が目を潤ませて困惑している。

「---奈緒美…
 生徒会長として、それは無いんじゃないの?」
則子が言う。

「の…則子…」
奈緒美は、困り果てている。

「--奈緒美には悪いけど、
 先生に報告させてもらうわ」

則子の言葉に、奈緒美は目に涙を浮かべて、
どうしていいか分からず、その場に立ち尽くした…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後日ー。

生徒会長の奈緒美は、生徒会から降りることになった。
花を荒らしていたことが原因だろう。

そして、副会長の則子が、会長に昇格した。

「--先輩!これから頑張ってくださいネ!ふふっ♡」
恵里はそう言いながら生徒会室から立ち去って行く。

則子は、恵里の後ろ姿を見ながら、
”あの日”のことを思い出したー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

校舎裏で、エッチをしていた奈緒美と、1年生の猛ー。
則子はその現場を偶然見つけて、止めに入った。

「ちょっと!何をしてたの?」

奈緒美と猛を見て唖然とした表情を浮かべる則子。

「--あぁ…見つかっちゃった」
奈緒美がため息をつく。

奈緒美に憑依している正文の目的は
恵里への復讐、そしてーーー

「---則子…わたし、今、憑依されてるの」

「は?」

奈緒美の突然の言葉に、則子は奇妙なモノを見る目で
奈緒美を見た。

奈緒美の横に居る猛も困惑している。

だがー
奈緒美が”憑依薬”と書かれた薬のビンを
則子に放り投げたー。
そして、「こんなこともできる」と言い、
奈緒美の身体を、その場で弄んで見せた。

「------」
則子は思った。これは”本物”だー。
それに、仮に奈緒美の芝居だったとしてもーーー

「---菜歩身の身体を使って、何がしたいの?」
則子は尋ねた。

奈緒美は言った。

自分たちが停学になる原因を作った、恵里に復讐したいのだと。
そして、最後には恵里の身体が欲しいのだと。

「----じゃあ、手伝ってあげる」
則子は不気味に微笑んだ。

「は?」
奈緒美が驚いて声をあげる。

「ーーーその代わり…
 わたしが”生徒会長”になる、手伝いをしてくれる?-」

副会長の則子と、正文に憑依された奈緒美は結託したー。
正文は、恵里を地獄に落として、最後は恵里に憑依するためー。
則子は、奈緒美を蹴落として生徒会長になるためー。

この時点で、正文にとって、猛は不要になった。
二人で罠にはめて、猛を退学に追い込んだー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「--わたしが、生徒会長…ふふ」
則子はそう呟くと、生徒会室を片づけて、部屋を後にするのだった。


・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

授業中、
奈緒美は突然立ち上がった。

「--あ、、あの、、お手洗い行ってきて、いいですか?」
奈緒美が顔を赤らめながら言うと、
先生はうなずいた。

トイレに駆け込む奈緒美。

「はぁ…はぁ…」
奈緒美は、荒い息で呟いた。

「うぅ…も…もう我慢できない…」
奈緒美は、個室に入ると、そのまま自分の身体を
弄び始めたー。

正文に憑依されていた間の記憶が、
彼女をーー変えてしまった…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「---ごめんなさい…正文様!」
自宅の部屋で、
エッチな格好をしながら、恵里は土下座をしていた。

憑依している自分自身の名前を叫ぶ恵里。

「--わたし、何でもしますから…!
 正文様!」

何度も、何度も正文に謝る恵里。

「---これからは、恵里、
 正文様のためなら何でもします…
 あぁ…ご主人様…わたしは、ご主人様の
 ためだけに生きます…!」

正文の写真を見つめながら、恵里は顔を
真っ赤にしてそう呟いた。


正文はーー
その日の深夜ー
恵里から抜け出して、
自分の身体に戻った。


恵里に、自分に対する忠誠を刻み付けた。
ーー明日、恵里は自分に対してどんな態度を示すのだろうか。

「---くくく…たっぷり可愛がってやるからな…恵里!」
正文は憎しみを込めて、そう呟いた…



おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

元々の性格にも影響を与えてしまう憑依は
怖いですね…!
奈緒美と恵里のその後は空想の中でお楽しみ下さい(?)

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コメント

No title

復讐の標的は恵里なのに、奈緒美はものすごく割り食ってますね。
周囲の評価は下がるし、淫乱体質?にはなるし。
対して恵里は最終的に洗脳されているけど、「表面的」には周囲から傷が見えないし、評価も下がっていない。

どっちが良いとは言えないけど。

Re: No title

> 復讐の標的は恵里なのに、奈緒美はものすごく割り食ってますね。
> 周囲の評価は下がるし、淫乱体質?にはなるし。
> 対して恵里は最終的に洗脳されているけど、「表面的」には周囲から傷が見えないし、評価も下がっていない。
>
> どっちが良いとは言えないけど。

コメントありがとうございます!
とんでもない巻き添え状態ですね…。
本人は憑依されていた影響でさほど気にしていないようですが…
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無名

Author:無名
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