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憑依小説 元カノの報復④

元カノの理沙の死ーーー。

様子のおかしい優奈ーー。

彼氏の混乱は、頂点に達したーー。そして、、
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元カノの理沙が、トイレで変死体となって
発見されたーーー


「理沙が…」
俺はビルのテレビを見ながら思わずつぶやいた

「どーでもいいじゃない!
 早く!ホテルに行こうよ!」
優奈が無邪気に言う。

「……そ、そんな場合じゃないだろ?
 理沙に一体何があったんだ?」

元カノの理沙。
俺にとっては既に迷惑なヤツだったが、
変死体となって発見されたとなれば話は別だ。

彼女に一体何があったのか。

「ねぇ?私としたくないの?」
上目遣いで優奈が俺を見る


何なんだ?
今日の優奈はおかしい。。

一体どうしたんだ!?


「なぁ…今日はもう帰ろう。
 理沙のヤツに何があったのか気になるし…」

俺がそう言うと優奈が「バカ!」と叫んだ

「今さら遅いよ!
 何で今になって心配するの?」

優奈が涙ぐんで言う

「は??…な、何だよ?どういうことだよ?」
俺はますます混乱した。

今日の優奈は変だ。

髪を結び、メイクはいつもより派手だし、
服装も派手だ。
言動も何かおかしい…

まるで理沙みたいな…

「!?
 …お前、まさか」

俺は優奈の打撲を見ながら言った


「お前がやったのか?」

優奈は理沙におびえていた。
まさか、優奈が理沙を…

「はぁ?」
優奈が優奈とは思えないような悪態をついた

「バッカじゃないの!
 これ以上、私を馬鹿にすんのもいい加減にしろ!」

優奈は俺を罵るとそのまま走り去ってしまった。


「……」
あまりの彼女の豹変ぶりに俺はただただ、唖然とするしかなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

気づくと、俺は周囲が白い空間に居た

「---ごめんね」

聞き覚えのある声がする。

優奈だった。

ーいつものように優しい笑みを浮かべている優奈。

控えめの清楚な可愛らしい服装の優奈。

長めの髪がよく似合う優奈。

ーー俺のよく知る優奈がそこにいた。

「…優奈?」
俺が首をかしげた。

この白い空間は何だ?


「…義信、、本当にごめんね。。
 私、、もうダメだから…」

優奈が悲しそうに言う。

「どういうことだよ?」
俺は聞き返した。

すると、優奈が少しだけ笑って言った

「もうーー私のコトは忘れて。
 私に惑わされないで…

 今の私はもう、貴方に手を伸ばすことも
 できないからーーー

 近くに貴方がいるのに、
 手を触れることもできないからーーー」

そういうと、優奈は涙をぽろぽろと流し始める

「……おい、どうしたんだよ。
 何か悩んでるなら俺が聞くから」

俺は優奈を優しく抱きしめた。

すると、優奈は俺の方をみて笑った

「---優しいね。。
 でも、もうお別れ」

優奈は涙をふいて、俺に背を向けて
光の方に歩き出した


「おい!なんだよ!お別れって!
 俺、何かしたか…!?」

俺は必死に叫んだ。

すると優奈は、涙を浮かべた表情のまま、
こちらを向いて優しく微笑んだ

「ううんーーー
 義信は何も悪くないよ

 今までありがとうーーーーー
 本当に、、、ごめんね」

光が、周囲を飲み込んだ。

もう、優奈の姿は見えない。。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はっ!」
俺は飛び起きた。

一瞬、何が何だか分からなくなった。

……少し落ち着くと、
俺は昨日、優奈と別れて家に帰宅後、
理沙の事を調べようとしたが色々あって
疲れて寝てしまったことを思い出した。


ーーーにしても、今の夢はーー?

優奈?優奈は!

俺は慌てて優奈にLINEを送信した

すると、すぐに返事が来た

「昨日はごめんね。
 今日また会えるかな?」

そう返事が来たのだった。

「良かった・・・優奈は無事か…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昼。俺は再び優奈に会いに行った。

今日の優奈もやはり髪を後ろで結んでいて、
格好も派手なものだった。

今日も昨日とは別の派手なミニスカート姿で、
スカートとタイツの間から除く素肌が眩しい。

「……昨日はごめんね。私ちょっと疲れてた」

優奈が言う。

「いや、、いいよ…大丈夫」
俺が優しく言うと、優奈も少しだけ笑った。


「…今日、ホテル行ける?」
優奈がまた俺を誘う

「…どうしたんだよ、そんなにホテルホテルって…」
俺は不思議だった。
優奈はそういう行為に恐怖感を持っていたはずだ。
苦手だと言っていた。

それがどうして?


「いいじゃない!行こうよ!」
優奈が感情的になる。

「ーーーいや、落ち着けーー」
俺がそう言いかけた時のことだった。


今朝の夢の、優奈の言葉を思い出す

「もうーー私のコトは忘れて。
 私に惑わされないで…

 今の私はもう、貴方に手を伸ばすことも
 できないからーーー

 近くに貴方がいるのに、
 手を触れることもできないからーーー」


…惑わされるな…?

俺に手を触れられない…?


今一度優奈を見る。

「何よ?」
優奈が怪訝そうな表情を浮かべた。


姿かたちは確かに優奈だ。

だがーーその仕草は理沙に似ている。
まるで優奈の中身が理沙になってしまったかのようーー。


「ーーーーー逃げてーーー」


ふと頭の中に優奈の声が聞こえた気がした。


豹変した優奈ー

死んだ理沙ーーー


まさかーーー!


「----お前・・・」
俺は口を開いた


信じられないことだが、
俺は一つの答えに辿り着いていた。


そして、その可能性が限りなく高いーー
俺はそう確信していた


「---お前ーーー優奈じゃないな?」

「は?」
優奈がバカにしたように笑う

「何言って…?」


「----ーー理沙だよな?」

俺がそう言い、優奈を睨みつけると、
突然優奈が狂ったように笑い出した

「あ、あははははははは、はは!
 ば~れちゃった!

 そーよ!私は理沙よ!
 
 私がどれだけアンタのコト好きだったか分かる!?

 でもアンタは、この女を選んだ!
  
 だから私、決めたのよ!
 私が優奈になるってね!」

優奈が早口でそうまくし立てた。


「-お前、、、優奈は!!優奈はどうしたんだ!」

俺は信じられない現実を前に
パニックになった。

俺の彼女が、、、優奈が、、理沙に??


「そんなに慌てない!
 私がね…優奈の心と体を乗っ取ったのよ!

 見てよホラ!
 今じゃ、優奈が私の思いのまま!

 カワイイでしょ?ホラ!
 アンタ、優奈が好きなんでしょ?」

優奈が挑発的に俺に言い放った。


「…優奈から出ていけ」
俺はそう言い放った。
自分でも驚くぐらい、怒りのこもった声だった。


「はーーー?」
俺の言葉を聞き、優奈も笑顔を捨て、
俺を睨みつけてきた。


俺と優奈ー
いつも笑みの絶えなかった俺たちが
こんなカタチで睨みあうことになるとはーーー


そしてーーー
この先に俺を待ち受けていたのはーーーー


⑤へ続く

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