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<入れ替わり>妹の人生は俺のもの②~愉悦~

妹の真希と、兄の憲明が入れ替わった。

妹の人生を手に入れた憲明は、
妹として、人生を謳歌することを決意するー。

入れ替わりの先に、待つものは…。
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「---学校なんて、久しぶりだな」
真希が不気味にほほ笑む。

スカート。
ヒラヒラして、なんだか頼りない。
こんなものを女子は穿いているのか、
そう思いながら、
真希になった憲明は、笑いながら登校した。

「--おはよ」
海外からやってきた友人のエリナが
背後から声をかけてきた。

「--おは…って、うほっ!」
真希は思わず声をあげた。

ハーフのエリナはとても可愛らしい
お嬢様だった。

「--ど、どうしたの?」
だらしない笑みを浮かべている真希を見つけながら
エリナが首をかしげる。

「---い、いや、なんでもないよ」
真希は適当に誤魔化すと、机の方を見つめた。

周囲を見渡せば、タイプのJKが
ゴロゴロいた。

「--ぐふ…ぐふふふっ…ぐふふふふ」
真希は思わず、笑いをこらえきれずに、
イヤらしい笑みを浮かべる。

これからの高校生活、楽しくなりそうだー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、憲明になった真希は、
母親に対して、必死に入れ替わってしまったことを主張した。

だが、母親は取り合ってくれなかった。

「ついに、頭までおかしくなったの?
 少しは真希を見習いなさい」

憲明は途方に暮れる。

「違う!わたしが、、、わたしが真希なの!」
叫ぶ憲明。

けれども、その言葉は母親には届かない。

誰も、憲明が真希だなんて信じない。
普段、憲明が素行不良なこともあって、
誰も憲明の言う言葉など、信じないのだ。

憲明は困り果てた様子で
どうにか信じてもらおうと、
あれこれ考え始めた…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昼休み。

真希は授業中、スマホをいじったり、
頬杖をついたり、居眠りしたり、
全くやる気を見せなかった。

いつもとは全然違う真希の姿に、
周囲は驚きを隠せない。

真希の姿を見かねて、
彼氏の照将が声をかけた。

「ね…ねぇ、どうしたの?
 今日…真希ちゃん、変だな…って」

話しかけてきた照将を見て、
真希は、”こいつが妹の彼氏か”と
感じ取った。

こんなもやしみてぇなよわっちいやつが…。

ありえねぇ。

真希はそう思った。

「あのさ・・・」
真希は言う。

「-放課後、ちょっと、空き教室にきてくれる?」
真希の言葉に、照将は戸惑いながらも頷いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

放課後。

「--な、何、話って?」
照将が戸惑った様子で空き教室に入ってくる。

ビクビクしやがって…。

「あのさ・・・今、私がここで裸になったら、、
 私のこと、抱く?」

真希が甘い口調で言うと、
照将は顔を真っ赤にした

「え・・・あ、、、え??な、何言ってるの真希ちゃん?」
照将の困惑をよそに、真希はさらに続ける。

「---抱くの?抱かないの?
 はっきり言いな!」

強い口調で真希が言うと、
照将は顔を赤らめながら言った。

「そ、、そういうの、、僕たちはホラ、、
 まだ早いって、言ったじゃん・・・
 だから、僕は、、、真希ちゃんが
 裸になっても、、、何も、しないよ」

照将が言った。

「はい、失格」
真希は愛想なく言うと、
照将を睨みつけた。

「そんなんじゃ女は満足しない。
 別れましょ」

真希の人生は自分のものだ。
だったら、誰と別れようが自由だ。

こんな、もやしみてぇなヤツが彼氏なんてごめんだ。

「---え・・・ま、、真希ちゃん・・
 どうして・・・なんで!?」

照将が叫ぶ。

「--うっせぇよ!この童貞野郎」
真希は、恐ろしい目つきで、照将をにらみつけた。

照将はそのまま、恐怖で動くことすらできなかった・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

憲明は、高校周辺で、
友人たちに声をかけようとしていた。

わたしが真希なの!と。

話を聞いてもらえれば、自分が真希だと信じてもらうことは
できるかもしrない。

しかし、こんなごつい男の姿じゃー
誰からも話を聞いてもらうことはできない。

下手をしたら、最悪、通報されてしまう。

しかもー

「--何なのこれ」
憲明は呟く。

自分の股間にある棒が大きくなって
ズボンが膨らんでしまっている。

「-ちょっと!何よ!縮まりなさいよ!」
ごつい男が、大きくなったあれを抑えながら
女言葉で話している。
完全に異常な光景だ。

同級生たちを見ていたら、
なぜかそれが大きくなってきてしまったのだ。

恐らく、真希の意思とは関係なく、憲明の身体が、
女子高生を見て、興奮しているのだろう。

「---なにあれ?」
見覚えのある同級生が憲明の方を指さす。

「---!もう!」
そう叫んで、憲明は、家へと向かった。

通報されたらおしまいだ。
完全に変態扱いされるし、
身体が入れ替わったの!なんて叫んだところで、
誰も信じてくれないだろうから…。


家に戻ると、
真希がシャワーに入っていた。


「--♪~~~♪~~~」
真希はゴキゲンそうに、歌を歌いながら、
身体をあちこち撫で回すようにして
身体を洗っていた。

「--♪~~わたしは真希~~
 くふふふ…うふふふふふふっ♡」
真希は、あちこち撫で回しながら
興奮しきった状態で入浴している。

「んん…♡ くふっ♡」
軽い喘ぎ声まで聞こえてくる。

「--ちょっとお兄ちゃん!」
憲明がお風呂場を開けて叫ぶ。

「ーーなんだようっせぇな」
お風呂につかっている真希が
笑いながら言う。

「--わたしの身体で変なことしないでよ!」
叫ぶ憲明。

すると、真希はニヤリと笑った。

「きゃああああああああああ!
 お兄ちゃんのエッチ!」

大声で叫ぶ真希。

その悲鳴を聞いて、母親が駆け付けた。

「--ちょっとアンタ!何やってるの?
 ついに妹の身体まで覗くの?」
母親が呆れた様子で言う。

「ち…違う!違うの!」
憲明が叫ぶ。

「--お母さん、恥ずかしいわ…
 あんたみたいのが息子だなんて」

母親は呆れた様子で呟いた。

浴槽につかっている真希は笑っている。

「違うの…」
残された憲明はその場で泣きじゃくる。

「---うふふ…えっちなお兄ちゃん…」
湯船の真希が笑う。

憲明は「最低!」と叫んで、そのまま部屋へと向かった。

自分(真希)の部屋に入った憲明は
ふとスマホを目にした。

するとー
そこには

”童貞野郎でごめん。
 お別れしよう”

彼氏の照将からのLINE…
そこには悲痛な言葉で、別れを告げる照将の言葉があった。

「--え…嘘…!」
憲明は絶望する。

兄は自分の身体で照将を、LINEで罵倒
しまくっていた。

「--嘘…違う!これは、私じゃない!」

”待って!話を聞いて!”

慌てて、照将にLINEを送る。

しかしー数分後、
LINEはブロックされてしまった。

「--どうして…どうして…」
憲明はその場で悲しそうに泣き続けた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日曜日。

ミニスカートに胸元を強調した
格好で、真希はゲームセンターにいた。

「--ほら!ほら!どんどん撮っていいぞ~」
ゲームの筐体の上に乗って足を組み、
不良仲間たちに言い放つ真希。

「--ヒュー!憲明のやつも良い妹を持ったな~」
金髪の男が言う。

「こんな可愛くて変態な妹さんがいるなんてよ」
茶髪の男が言う。

憲明の不良仲間ー。
自分の不良仲間に妹の真希として接触し、
真希は男たちを誘惑した。

「--胸、触ってみる?」
真希が言うと、男たちから歓声が上がった。

男たちは嬉しそうに真希の胸を触る

「あふぅ…♡ うぅん♡
 声が…声が出ちゃう…♡」

男では、なかなか声が出ることなんてない。
しかし、女の身体は違う。

快感を感じ、
身体の奥底から、吹き出すかのように
声が出てしまう

「あぁ…♡ んふふっ♡ ふぅっ♡」

平日の昼間なのに、
真希は学校をさぼって、
不良仲間に自らの身体を”売って”いた。

「---ふふふ…最高…
 女の子の人生…最高だぜ…!」

真希は表情をゆがめながらそう叫んだ。

帰りに、色々と”アダルトなグッズ”を購入した。
明日の夜にでも、楽しむつもりだ。
真希の身体を、、いや、自分の身体を
どのように楽しもうと勝手なのだからー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

今日は学校に登校する。
髪の毛を少し茶色に染めて、
スカート丈を短くしてみた。

真面目なんてつまらない。
そう、妹の真希はとても可愛い。
なのに、本人はその魅力に気づいていない。

だが、今はこの身体は俺のもの。
俺は真希の魅力をよく知っている。

宝石の価値を知らずに、
持ち主がただの石だと思っていれば、
それは、ただの石だ。

宝石は、持ち主が、その価値を理解してこそ、
初めて輝くのだ。

ポニーテールを作り、うなじの部分を
嬉しそうに触る真希。

「--くふふふふう…
 可愛いよ…わたし…」
イヤらしい笑みを浮かべる真希。

「---」
隣の憲明の部屋をチラっと覗く。

憲明は、自暴自棄な様子で、
座り込んでいた。

「---くふふ、お兄ちゃんったら、
 どうしようもないニートね…!」

馬鹿にしたように呟くと、
真希はそのまま学校に向かった。

今日の夜は、母親と父親、両方とも不在だ。
仕事の都合らしい。

真希は、一つの決意をしていた。
昨日購入したアダルトグッズー
そしてーー

もう一つ。
用意するもの。

それで、今日の夜を楽しむのだ。

「ーーおはよう」
友人のハーフ美少女、エリナが声をかけてきた。

「うん。おはよう」
真希は微笑む。

「あれぇ?真希ちゃん、何だか今日はイメージ違うね。
 急にポニーテールにしたりして」
エリナが微笑む。

その微笑みは、とても可愛かった。

「ーーもしかして、彼氏でもできた?」
エリナが笑いながら聞く。

「ふふ…どうかな~?」
真希は微笑みながら返事をした。

そしてー

「--ねぇ、エリナ…
 今日、放課後、わたしの家に来ない?」
真希が言う。

「え?」
エリナが「?」と言う様子で聞き返す。

「ホラ、もうすぐテストでしょ?
 一緒に勉強したいな~なんて」

その言葉に、エリナは微笑んだ。

「うん。いいよ!」
エリナの言葉に、真希は笑みを浮かべた。

「--くふふ・・・エリナちゃん…
 今晩は一緒に楽しもうね…」

真希は内心で笑った。

スカートの中を濡らしながら
真希は満足そうに、教室の中へと入って行った。


③へ続く

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コメント

「憑依空間」なので、普段はあまり入れ替わり物は書かないのですが、
たまには、書いてみるのも面白いです★
出来栄えは、イマイチかもですが…(笑)

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無名

Author:無名
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