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ペンダントに宿る魂 ②

何気ない日常ーー

しかし、異変は既に進行していた。

そう、あの日から…。
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あの日から優香は変わった。

どことなく化粧が濃くなった感じがするし、
スカート丈も心なしか短くなった気がする。

そして、やけに男子たちに色気を振りまくようになった。

何故だろうー?
あんなに男が苦手だったのにーー?

ある日、私は優香に問いただしたことがある。


「優香ーー最近おかしいよ?
 あの変なおばさんにペンダント渡された日から。。

 まさかとは思うけどアンタさ…
 
 本当に優香だよね?」

祥子は自分が一番不安だったことを口にした。

あの日、ペンダントをもぎ取ったあと、
確かに優香は正気に戻ったはずだ。

だが、もし・・・

「何言ってるの 祥子!
 私は私に決まってるじゃない!」

優香は笑いながら言った。


「ホラ、中学生の頃の修学旅行の2日目の夜
 覚えてる?
 祥子が突然、夜、私を驚かそうとして、
 ドッキリ仕掛けたじゃない?」

優香が言う。

優香とは中学校からの付き合い。

確かにそんな事があった。


そして、そんなことを知るのは優香本人だけだ。

間違えなく、目の前にいるのは優香本人だ。
間違えない。


「そう、ごめんね 変な事聞いて」

「気にしないで。
 祥子の気持ちも分かるから」

そして笑顔で二人は分かれた。

祥子が遠くに行ったのを見つめて、優香がニヤリとする


「バカなヤツ・・・
 あのばあさんのペンダントすげえよな・・・」

優香がかわいい声で乱暴な言葉を口走る

「なんせ、その本人の記憶も全部、
 乗っ取れちゃうんだからよ」

そう言うと、優香は狂ったような笑みを浮かべる。

「今じゃ、殺人犯の俺が
 三上 優香だもんな!

 あ~~たまんねぇぜ!

 ハハハ!」

狂ったように笑い続ける優香。

そこにはもはや優香の面影はない。


ふと、鏡を見る

「こんなにかわいいのによ・・・
 男と遊ばないなんて勿体ないぜ」

そう言うと、優香は笑みを浮かべて

「私が代わりに遊んであ・げ・る」
と色っぽく言った。


ーーーある日のこと。

祥子は放課後に優香と待ち合わせていた。

しかし、優香が現れないので
しびれを切らして、教室へ迎えに行こうとしていた。


その時だった

空き教室から声が聞こえる。


「5000円で良いのかよ!」

学年でも有名な不良生徒の声だ

「大丈夫よ・・・
 優香の全て、貴方にあ・げ・る」

優香の信じられない声が中から聞こえてきた


「まじかよ!
 三上のような優等生がそんな事するなんて
 思わなかったぜ!

 ホラよ、5000円」

不良が5000円差し出すと、
優香はブレザーを脱ぎ捨てた。

「やった~~~うれしい~~~!

 じゃ、神戸くんをたっぷり満足させてあげるね

 フフ♪」

優香が神戸を押し倒し、その上に乗った。


そして優香は唇と神戸に押し付ける

「うっ・・・こりゃすげ」
神戸が声を上げる


「はぁ///あぁ・・・」
優香がディープキスをしながら喘いでいる。


私は見てられなくなって、教室に飛び込んだ。


「ちょっと優香!何やってんのよ!」

私が叫ぶと、不良の神戸と優香が振り向いた。

そして乱れた髪をかきあげながら優香がこちらへ
向かってきた。


「なにって・・・?決まってるじゃない?」
笑みを浮かべて言う優香に
私は怒りが込み上げてきた


「アンタ・・・いつからそんなになったの?」

私が聞くと、優香が舌打ちした。

あの優香が舌打ち・・・?


「アンタ、私に嫉妬してるんでしょ~~^?
 私の方がかわいいもんね?

 ・・・邪魔すんじゃねーよ!ブス!」

優香の突然の豹変に、私は凍りついた


続く


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