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<憑依>童貞卒業②~駆け引き~

童貞を馬鹿にしたクラスメイトに
童貞を卒業させてもらう。

康太の計画は進んでいた。

いよいよ、童貞卒業の日がやってくる…。
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「康太君…♡ 康太君♡ 康太君…♡」

莉菜は、自分の部屋を汚しまくっている現状も
全く気にすることなく、康太への愛を呟き続けていた。

服は滅茶苦茶に乱れ、
髪の毛も乱れきっている。

「はぁ~~♡ はぁ~~~♡」

莉菜は今、康太に憑依されている。

康太は一晩かけて、
莉菜に自分への愛を叫ばせた。

何度も何度も絶頂を迎える度に、
自分への愛を刻み付けた。

憑依薬の説明書に書かれていた通り、
これで莉菜の思考は、塗り替えられたのだろうか。

「-ーーあふふ・・・♡ っふふふ、ふふふふふ」
莉菜が自分のことを好きになるー

そう考えただけで、笑いが止まらない。
自分のことを童貞とバカにした莉菜が、
自分のことを求めてくるようになるのだろうか。

もはや、笑うしかない。

「---くくく…あはははははははははははっ!」
莉菜は仰向けになって天井を見つめながら
大声で笑った。

もうすぐー
もうすぐ、童貞卒業だ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

康太は自分の身体に戻り、何食わぬ顔で、
いつも通り、登校した。

友人の陸次郎が「よぉ」と声をかけてきた。
いつも通り、康太も「よっ!」とあいさつを
返しながら自分の座席に着席した。

莉菜は先に登校していた。

あんなn部屋を滅茶苦茶にしたのに、
莉菜はよく登校できたもんだ。

康太が憑依から抜け出したのが、朝の5時。
ずっと身体を使っていたし、部屋も莉菜自身も
滅茶苦茶だっただろうに、
平静を装って学校にやってきているとは、
流石は偽善者、といったところか。

「---」
いつも通り、友達と談笑している莉菜。

正直、昨日の夜のことで、
莉菜の思考に影響を与えることができたかは分からない。

何せ、憑依薬なんてものを使ったのは初めてだし、
そもそも本当に憑依できるだなんて、思っても
見なかった。

正直、びっくりしている。

「---あの」

そんなことを考えていると、
近くで莉菜の声がした。

「え…うわぅ!」
康太は思わず、声をあげてしまった。

嫌な予感が頭を駆け巡る。
そういえば、よく考えたら、憑依されている最中の
記憶が抜け落ちているとは限らない。

だとすれば…
昨日、自分に憑依した人間の正体にも
気づいてしまっているはずだ。

何せ、自分の写真を壁に貼って
何度も何度も、キスしたのだから…。

「---昼休み、、ちょっとお話し、できるかな?」
莉菜が顔を赤らめながら呟いた。

「ひ、昼休み?いいけど?」
康太はそう答えた。

康太も、莉菜も、顔を真っ赤にしながら
ドキドキしていた。

二人とも、違う意味で、だ。

「--じ、じゃあ、昼休みに西棟のB教室で待ってるから」
莉菜はそれだけ言うと、
足早に友達たちの方に戻って行った。

「--ひゅう!やるねぇ!」
横で聞いていた友人の陸次郎が康太を茶化す。

康太は、生きた心地がしなかった。
もしかしたら、昨日のことー。

康太は死んだ目で、4時間目までの授業を終えた。
もし、昨日、憑依されていたときのことを莉菜が
覚えていた場合はー?

どうする?
とぼけるか?

いや、それはキツイ…

でもどうする…?
もしかしたら自分は変態男として、逮捕されてしまうかもしれない。

いやー
いざとなったら、憑依薬を使って莉菜に憑依して、
屋上から飛び降りてしまえばーーー


そんな風に考えているうちに、
昼休みが訪れた。

指定された空き教室に行くと、
莉菜が居た。

「--星谷さん」
康太が緊張した様子で言うと、
莉菜が「ま、増川くん…」と顔を赤らめながら振り向いた。

莉菜が近づいてきて言う。

「あ、、、あの、、、あの、、増川くん…
 わ、、わたし、この前、告白断っちゃったけど…
 や、、やっぱり、後から考えてみたら、増川君のこと、
 大好きだなって…」

莉菜が恥ずかしそうに言う。

康太の不安は一気に吹き飛んだ。
そしてー
邪悪な笑みを浮かべたー

”成功だ”

昨日まで童貞を馬鹿にしていたような女が
こんあことを言う筈がない。

「---え、本当に?」
康太は嬉しそうに言った。

「う、、うん…増川君が良ければ
 お付き合いしたいなって…」

莉菜が言った。
一晩中、康太への愛を、叫ばされ
興奮と快楽に満ち溢れた結果、
脳は染め上げられてしまった。

康太への愛にー。

康太はそんな莉菜を見ながら意地悪な気持ちになった。

「ふ~ん、でもさ、星谷さん、童貞きもいって言ってたよね?」
康太の言葉に、莉菜は「そ、、それは・・・!」と
必死の表情を浮かべる。

「俺、童貞だからさ。
 童貞を馬鹿にする子とは付き合えないよ」

そう言うと、莉菜は目にたくさんの涙を浮かべた

「ごめんなさい…ごめんなさい…
 ごめんなさい…」

泣きながら謝罪の言葉を口にする莉菜

「--もう、わたし、、増川君のことしか
 考えられないの…
 お願い…私を抱いて…!
 そうしないと、、わたし…」

莉菜が嘆願するように言う。

しかし、康太はわざと冷たい口調で言った。

「俺、お前みたいな女、大っ嫌いだ。
 虫唾が走る。
 なぁ…星谷さん、、いや、莉菜!」

敵意をむき出しにして言うと、
莉菜がその場で土下座した。

「許して!ごめんなさい!ごめんなさい!
 ごめんなさい!
 お願い、私と付き合って…」

土下座しながら叫ぶ莉菜。

そんな莉菜を見ながら康太は笑う。

「--申し訳ございません、ご主人様、だろ?」
康太が意地悪っぽく言うと、
莉菜は迷うことなく
「申し訳ございませんでした、ご主人さま」と叫んだ。

「--ははっ!昨日まで童貞を馬鹿にしていたくせに、
 いい気味だぜ!」

康太は憎しみを込めながら叫んだ

「お願い…わたしと付き合って…
 で、ないとわたし…」

莉菜が、まるで告白を断られたら、死んでしまう、
と言わんばかりに涙目で康太を見つめている。

「ははは、そんな顔するなよ」
康太が泣きじゃくる莉菜の髪の毛を触り、
さらには髪の毛をつかみ、ニオイを嗅いだ。

莉菜は、まったく嫌がるようなそぶりを見せず、
康太の方を必死に見つめている。

「でも、童貞嫌いなんだろ?きもいんだろ?」

康太が意地悪そうに言うと、
莉菜が困り果てた表情で言う。

「そ…それは…ち、、違うの」
莉菜が顔を真っ赤にしながら言う。

「何も違くねぇだろうがよ!
 童貞、馬鹿にしてただろ!」

強い口調で言うと、
莉菜は親に見捨てられた子供かのように、
身体を震わせて、目から涙を
ポタポタとこぼし始めた。

「何泣いてるんだよ~?
 俺のこと、きもいんだろ?」

康太は意地悪そうな口調で言う。

「---違う…ちがうの…」
泣き崩れる莉菜。

昨日までの面影など、もはやない。
今の莉菜は、康太に心酔している女だー。

「---じゃあさ、一つだけチャンスをあげるよ」
康太が言った。

「---え」
わらにもすがるような表情で康太を見る莉菜。

「---俺の言う2つの条件を守ること。
 それができたら付き合ってやるよ」

今や、主導権を握っているのは康太だ。
莉菜をいかようにも、操ることができる

「一つ、俺と付き合うことを、このあと、
 クラスのみんなの前で発表すること」

「もう一つ、来週の土曜日、俺の両親が 仕事で
 いないから、俺の家で、童貞の卒業式を
 行うこと。
 もちろん、莉菜、お前の身体を使ってな」

康太がそう言うと
莉菜は「うん、うん、やくそくする…!」
と泣きながら頷いた。

「よし…じゃあ、お前は俺の彼女だ」
そう言って、莉菜を抱くと、
莉菜は嬉しそうに顔を赤らめた。


ガタッ…
空き教室の外で一人の男子生徒が身を隠した。

「ど…どうなってるんだ?」
康太を冷かそうと思ってこっそりついてきていた、
康太の友人、陸次郎は、莉菜の豹変ぶりを見て、
困惑し、二人に見つからないようにそのままその場を離れた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

空き教室から戻ってきた二人は、
仲良く手をつなぎながら教室に入った

「みんな~聞いて!」
莉菜が嬉しそうに言う。

「わたし、康太君と付き合うことになったの!」
莉菜の言葉を聞いて、どよめくクラスメイトたち。

女子は、莉菜が童貞の康太のことをきもいと言っていたことを
知っているー

男子は、康太があの可愛い莉菜と付き合うだと?と言う意味で
どよめきをあげた

「ーーーみんなの前で、キスしちゃうか?」
康太が言うと、
莉菜は、恥ずかしがることなく、クラスメイト全員の前で
康太にキスをした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

土曜日ー

いよいよ、童貞卒業の日がやってきた。

あの日から、莉菜は康太の言いなりだ。
康太に心酔して、
康太のためなら何でもする。

「--憑依薬って、すげぇな」
康太はそう呟く。

そして今日、莉菜が、自分の童貞を
卒業させてくれる。


ピンポーン

莉菜がやってきた

「--お待たせ!」
莉菜はミニスカート姿の可愛らしい格好をしている。

康太が注文を付けたとおりの格好をして、やってきたのだ。

「あぁ、じゃあ、早速、やろうか」
康太はそう言って、自分の部屋に莉菜を案内した。

人生初めてのエッチ。
そして、童貞の卒業。

「--ドキドキしてきたな」
康太が言うと、
莉菜も顔を赤らめて「うん、わたしも」とほほ笑んだ。

「どうだ莉菜?
 お前がバカにした童貞を、
 自分の身体で卒業させてあげることになる気分は?」

康太が意地悪な質問をすると、
莉菜は微笑んだ

「康太くんのためなら、私、何でもするもん!」

今の莉菜は、心底この状況を喜んでいる。

「くくく…さぁ、俺の童貞卒業式だ!」
康太は嬉しそうに、自分の部屋の扉を開いた―。


③へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

康太くんは童貞を卒業できるのでしょうか。
そして、莉菜の運命は?

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無名

Author:無名
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