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憑依小説 ”悪の魂” ⑥ <藤森彩乃編>

悪の魂に侵食され始めた
藤森綾乃ーーー。

ジョーは口元を歪めながら、その様子を
静かに見守った…。
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面白くなってきたなー

ジョーはそう思い、口元をゆがませた。

自分で思う。
結局、自分は悪の魂を乗り越える人の姿が見たいんじゃない。

限界まで悪の魂にあらがいながら、最後には壊れていく
ヒトの姿が見たいのだとー。


藤森彩乃もやはりーー。
体に憑依した悪の魂の”悪の部分”に飲み込まれ始めた。

あの魂は浮気女の死体から取り出したもの。

そこに、既に元々の人間の人格や意思は残っていないが、
魂にはハッキリと残っている。

”女を利用することの快感”
”男を騙すことの快感”

元々の持ち主の悪い部分が悪の魂には集約されているのだーー。


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「昨日は、、ごめん」
彩乃が申し訳なさそうにお詫びの言葉を述べた

「え?あ、あぁ。
 俺の方こそ悪かったよ。
 急だからさ…ちょっと驚いちゃって」

毅は、どこまでもお人よしだった。

そういう行為を得意としない彩乃が
突然、毅を求めたのだー。

本当は何があったか気にするべきだった。
しかし、毅はその”優しさ”から彼女の詮索をしなかった。


「---どうしちゃったんだろうね、私。」

そんな冗談を言いながら彩乃は笑う。

だが、本人はそんな場合じゃなかった。

ーーー欲しいーー欲しいーーー

ーー欲しいーー

心が叫ぶ。

男の体が欲しいと。

全てを捨てて狂ったように喘ぎたいと。


だが、彩乃はその芯の強さで
それを抑え込んでいた。


「いってきますー」

「はい、いってらっしゃい」

笑顔で彩乃は手を振った。

そして玄関の扉が閉まる。


次の瞬間、彩乃は狂ったように自らの体を
触り始めた。

「はぁ…んぁっ…もう、、、我慢できない…

 あっ、、、あぁ…」

狂ったように自分の体をもてあそび、
快感に身をゆだねる彩乃。

「うっ…うあぁ…
 ダ、ダメ…足りない…」

彩乃は狂ったようにスマホの元へ行くと、
数少ない男友達の一人にLINEを送った


”用が無ければ今すぐ来てほしい”と。。


その相手の男は、元々彩乃に片思いをしていた男だった。

しかし彩乃は性欲が強めなその同級生をどうしても
恋愛対象としては見ることができず、振っていたのだった。


2時間後、同級生はやってきた

「よぉ、彩乃…?どうしたんだ?」
同級生は戸惑いつつも、明るく振る舞っている。

次の瞬間、同級生は背後から押し倒された


「なっ」
同級生が驚いて顔をあげると、
そこには髪が乱れ、だらしない笑みを浮かべた
彩乃の姿があった

「待ってたよぉ…
 もう、私、我慢できなぃぃい!」

彩乃がうっとりとした表情で言うと、
狂ったように同級生の服を脱がせ始めた

「ねぇ、、
 彩乃をぉ、滅茶苦茶にしてぇ!」

甘い声を出しながらささやく。

彩乃のこんな姿は見たことが無い。

何があったのか知らないがー、
そんなこと知ったことか!


押し倒された男の理性が崩れ去った。


そして、彩乃と男は激しい行為を行った

「んぁぁあああっ!あぁ、あ、凄い、すごい!
 気持ちぃいい♪」

彩乃が狂ったように喘ぎ声を上げる。

その声は近所にも響いているかもしれない。

でも、彩乃にはもうどうでもよかったーー


こんなに気持ちイイならどうにでもなってしまえ!
とにかく、今は気持ちくてたまらない!


「うっもうダメ、彩乃、壊れる!!
 あっ、、あっ、ああああああああああああ~~~♪」


彩乃はそのまま放心状態で床に崩れ落ちた。


だらしない笑みを浮かべて

「き…気持ちい」とつぶやいている。


同級生は、そこでふと我に返った


「な、、なぁ、そろそろヤバくねぇか?
 お前、毅の妻なんだからよ…」

同級生が荷物をまとめて足早に立ち去ろうとすると
彩乃はうっとりとした表情で同級生に抱き着いた


「明日も……彩乃を壊して・・・・・・うふふ…」


同級生はその甘いささやきに頷いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ただいまー」

「おかえりなさい」

彩乃は満面の笑みで毅を迎え入れた。


彩乃はキッチンで、晩御飯の用意をしながらも、
時々、自分の胸をばれないように触ったりしていた。

彩乃の欲はーーもう限界に達していた。


元々彩乃は「芯が強い」人間だった。
周囲が悪い事をしていても、周りに流されず、
真面目を貫いた。

学生時代も、今までもーー。


だが、こんなに気持ちいなら、、、
もうどうでも良い気がしてきた。。。

けれどもーー
そんなの私じゃない。。


そう思うことで、彼女はなんとか自分を保っていた。


毅の見ていないところでーー

せめて、毅の前ではーーー。


でも、、、もう、、、
それも限界だった。。


次第に彩乃の”理性”は悪の魂に呑みこまれていった。


ーー真面目にやる?
ーーーそんなのあの快感と比べたら馬鹿らしいこと。

ーー毅がいるからーー?
ーーー私を気持ちよくしてくれないならいっそのこと。。

ーー世間体
ーーーそんなモノ、何の意味も。。

とにかく、、とにかく、、
私は、、私は…


「…どうした?」

毅が考え込んでいる様子の彩乃を心配した


「--ううん、何でもない。」

そう答えながらも、彩乃の心は既に
”家庭”には無かった…


⑦へ続く

コメント

すごく面白いです
続き気になります。

Re: タイトルなし

ありがとうございます!頑張ります!

> すごく面白いです
> 続き気になります。
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無名

Author:無名
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