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<女体化>女体化ハザード①~流出~

新薬を研究している研究所があった。

その研究所では”人を女体化させる新型のウイルス”を発見し、
研究を続けていた。

これを薬品にすることができれば、性別に悩む男性を
女体化させることができるかもしれないー、と。

しかし…
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ティーエス製薬。

今日も、その新薬研究部門では、新薬の開発が
行われていた。

「--もうすぐ…もうすぐだ」
ウイルスを培養している大型のカプセルを見ながら、
研究者の根川(ねがわ)は微笑んでいた。

この研究所の研究により見つかった
新型のウイルス。

人に感染し、瞬く間に人を女性化させてしまう
力を持つ、特殊なウイルスだった。

これに、ティーエス製薬は目を付けた。

ウイルスを、なんとか制御し、薬品化することで、
人類史上初の「女体化薬」を生み出そうとしていたのだ。

「---人への感染が課題ね」
背後から、研究仲間の女性研究員・茅子(みょうこ)が
姿を現した。

「--茅子さん…
 えぇ、人への感染がある限り、実用化はできません。
 そこをクリアしないと」

女体化薬を実用化するには、
ウイルスが人に感染する、という部分をどうにかしなくてはならない。
それをどうにかできなければ、無差別に男性を女体化させてしまい、
世間は大パニックになる。

「---私と一緒に、頑張りましょ♪」
20代後半の茅子は、この研究所内でも数少ない女性の一人だった。

そんな茅子と、根川は親しかった。
茅子の支えもあり、根川は住み込みで、日夜研究を行っている。

いざという時に、外部に感染を拡大させないため、
この研究所は地下に存在するー。
根川は、1か月間外に出ていなかったが、
それでも、充実した日々だった。

茅子の存在も大きい。
誰にでも、優しく、美人な茅子は、
研究所の花でもあった。

他に2人居る女性研究員からは何故だか
嫌われているようだがー、
恐らく、30代、40代の2人は、
彼女の若さに嫉妬しているのだろうー。


ある日ー。

研究所内に緊急事態を知らせるアラートが
鳴り響いた。

「なんだ?」
仮眠をとっていた根川が慌てて起き上がる。

「--おい!根川?何事だ?」
研究所長の50代男性の新元(しんもと)が叫ぶ。

「わかりません!」
根川はそう叫び返しながら、
異常ランプのともっている部屋ー

”ウイルス培養室”へ向かう。

まさか、と最悪の事態を想定しながら走るー。

ウイルスが漏れ出したのではー?と。

嫌な予感を振り払いながら、培養室に向かうと、
そこにはーーー

研究仲間の茅子が立っていた。

培養カプセルが破壊されていて、
培養液が漏れ出しているー。

女体化のウイルスがーーー
空気中に…

「---め、、茅子さん…何を?」
根川が唖然として言う。

茅子は腕を組んだまま笑っている。

「---うっ…」
根川が苦しみ出した。

「--ね、根川くん?」
研究所長の新元がそう言った直後に、
彼も苦しみだした。

苦しむ二人ー、
体形が変わっていき、
胸が膨らみ、
髪の毛が伸び、
男のそれが消えていくー

そしてー
苦しむうめき声が、喘ぐような色っぽい声に
変わって行った。

茅子は、笑うー。

「ふふふふ…
 私ね~実は、女が大好きなの!」

茅子の言葉に苦しみながら。
根川が「な…なに…?」と聞き返す。

「---わたしも女だけど、
 女が好きなの…ふふふふ…!
 だ、か、らぁ~この世のすべてを女体化
 させちゃおっ、て、ず~っと思ってたの!
 
 そのためにこの研究所への配置転換を希望して、
 ここにきてたのよ~ふふふ」

そう言うと、茅子は興奮した様子で、
女になった根川を押し倒す。

「あらぁ、根川くん…
 ううん、根川ちゃん…
 かわいい…♡」

顔を赤らめながら茅子は微笑んだ。

「--ずっと、夜の見回り当番、一人になるの、待ってたのー。」

今日は、茅子一人が、夜勤だった。
急遽、他の職員が体調を崩したためだ。

「--他の二人のババアで、しばらく我慢してたけど、
 もう我慢できない…ふふふ♡」

根川は唖然としながらも悟った。
他の30代、40代の女性研究員が茅子を避けていた理由ー

それは、茅子と百合エッチをさせられていたからだー。

「--ーーーは、、はやく隔離を!」
おばさんに変わり果てていた所長の新元が叫ぶ。

しかしー
隔壁は解除されていたー

「--世界は、女体化するのよ」
茅子は髪をかきわけながら、
色っぽく微笑んだー


ウイルスは空気中で爆発的に増殖し、
空気感染することが分かっているー

「あっ…や、、やめて茅子さん…!」
根川が叫ぶ。

しかし、その声は可愛らしく、
女好きの茅子は興奮した。

「あぁん、やっぱり若い女の子って
 いいわぁ♡」

茅子は飢えた獣のような目で
女になった根川を見つめると、
根川のアソコをズボンの上から触った。

「んあぁあああああっ♡」

初めての女の刺激に
女になったばかりの根川は喘いでしまう。

「--ほら、どう?気持ちイイでしょ?
 わたしが、女の快感を教えてあげる!
 はぁ♡ はぁ♡
 だから、根川くん、、いえ、根川ちゃんは
 わたしに身を任せなさい!」

茅子の言葉に
根川は否定の言葉を口にしようとしたが
それ以上に、快感が勝ってしまった

「は…はい…はぁい♡」
根川が甘い声でそう叫ぶと
茅子は「ふふ、いい子ね」と呟いて、
根川と百合エッチを始めるのだったー。

・・・・・・・・・・・・・・・・

その日からー
世の中では、奇病が流行りだした。

そうー
男性が突然女性化するという病気だー。

戸惑う男性たち。
その感染は、あっという間に広がって行く。

3か月もした頃には、男性の3分の1が
女性化してしまっていた。

しかしー
幸いにも原因は突き止められた。

ある、ウイルスによる原因だと、
特定されたのだった。

それは、ティーエス製薬から流出した新型のウイルスであることも
突き止められた。

「----やばくね?俺の先輩も先週、女になっちゃってさ」
男子高校生の平井 応助(ひらい おうすけ)が言うと、
横に居た友人が笑う。

「--まじかよ!でも、あの先輩、エッチだったから
 喜んでるんじゃね?」

友人の言葉に、応助はそうかもな~と
笑いながら話をしていた。

二人とも、マスクをしている。

例え、エッチな男子だったとしても、
”自分が女になりたいか”と言われれば話は別だ。

女になりたい男も居れば、
そうでない男も居る。

「--予防接種…俺も受けとこうかな」
応助が、帰り際に通った病院の前のポスターを見ながらつぶやく。

女体化してしまうウイルスの
予防接種が1か月前に始まった。

異例の速さではあるが、
認可など、そういった手続きを全てすっ飛ばしてまで、
このワクチン接種が始まったのには理由があるー

ワクチン開発は、ティーエス製薬の研究所長だった
新元による技術協力で、すぐに完成したー

そして、何よりもこのウイルスを防がないといけない理由が、
人類にはあったー。

もしもーー

もしも仮に、男性が居なくなってしまったらー
人間は子孫繁栄の方法を失うのだ。

そうなってしまうわけにはいかないー
だからこそ、急遽、ワクチンが開発されたのだ。

だが、そのワクチンは不完全だった。

急ピッチで開発されて副作用があり、
10パーセントの確率で
男女混ざったような、異形の存在になってしまうことがあるー。

あれから3か月ー
いろいろなことが変わった。

女体化してしまった男性は、
住民票など、あらゆる登録が女性に変更される。
また、本人が届出を出せば名前を変更することもできるようになった。

さらにーーー

「---父さん」
帰宅した男子高校生の応助は、”父親だった”ものを見つけて
悲しそうにつぶやく

髪の毛は伸びているが、髭はあり、
胸があって、
男のアレもあるー

予防接種を受けて副作用が手てしまったのだ。

彼…彼女らは”混”という別の性別に分類された。
トイレも、別に分けられた。
男のマークの上半分と女のマークの下半分を
混ぜたような表記だー。

そして”混”はいじめの原因になった。
父親は、リストラされたー

「--ごめんな…こんなになって」
父は言う。
男と女の声が混ざったような声で。

「---父さんは、悪くないよ」
応助はそう言うと、自分の部屋に上がって行く。

「--お兄ちゃん~~~!おかえり!」
可愛らしいロリっぽい服装の妹が兄を出迎えた。

妹の雅美ー。

1か月前までは”雅夫”だった。

ある日、突然、夕食中に苦しみだして、
女体化してしまったのだ

「--あ、あまり近づくな…移るから!」
応助が抱き着いてくる雅美を引き離すー。

弟はもともと女になりたいと言っていた
今では、すっかり女になってしまっているー。

「----はぁ」
応助は自分の部屋で頭を抱えた。

女体化するウイルスー
なんて恐ろしいんだ、と思う。

昨日まで男だった先生も、今日、女になっていた。
まだなれていないのか、がに股だったし、
目のやり場に困ってしまった。

「---」
応助は、”普通だった”家族の写真を見つめて呟く。

「--俺はあと、、どのぐらい、、男でいられるんだろうなー」

と。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

登校すると、友人の由利夫(ゆりお)が話しかけてきた。

「--なぁ、お前、予防接種まだ受けてないんだろ?」
由利夫が言う。

「あぁ、まぁな」
応助は、父親が”混”になってしまったことを気にしていた。
もしも、自分も混になってしまったら、どうなるのか。
既に、クラスで2人ほど、予防接種で混になってしまい、
最終的に退学している。

「---俺、予防接種受けることに決めたわ」
由利夫がそう言う。

「--そ、、そっか」
応助が言う。

教室内には女子の笑い声が響き渡っている。
このクラスは最初、16:16で、バランスのとれたクラスだった。

だが今は退学者もあり、
6:24にバランスが変かしてしまっている。

「--うっ…!」
クラスの男子の一人が急に苦しみだした。

「うううううう…ああああぁあ…あぁぁああああっ♡」
男の声が、女の子の声に変わって行く。

そしてー
苦しそうだった声が、甘い声に変わって行く。

ウイルスが分泌する成分で、女体化する際に
女の快感を味わうのだと言うー

「---あ、、、あ、、、あ…!」
女体化して、巨乳になってしまった男子生徒は、
ピチピチだったワイシャツのボタンがはち切れて、
妙な格好になってしまっていた。

「あああ…うあ、、、お、、おれは男だ、、、男だ、、、
 ああああああああっ!」

彼…いや、彼女は廊下を走り去ってしまったー

「---今日の放課後ーー
 俺も予防接種を受けるよー」

応助は由利夫に向かってそう言った。

そうだー
自分は男だー
女体化するわけにはいかないー

「---よし、じゃあ、俺と一緒に行こうぜ」
由利夫は嬉しそうに呟いた。

予防接種を受ければ、
女体化は防げるー

男として生まれた彼らは、
男として生きたい。

そう願って、病院を訪れるのだったー


②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

女体化してしまうウイルス…
恐ろしい世界です…!

私のサイトを読んでいる皆様の中には
歓喜する方も多そうですけどネ…!

コメント

No title

はじめまして。howlingと申します。
女体化ハザード、楽しく読ませていただいております。

パンデミックの発端、ある種のサイコっぷりが際立ってたように思います。
こいつヤベェェェ!?って読んでて思いました。

ワクチンの副作用の無慈悲さといい、究極の決断としか言いようがない感じですね。

主人公が今後どうなっていくか、見守っていきたいと思います。


Re: No title

> はじめまして。howlingと申します。
> 女体化ハザード、楽しく読ませていただいております。
>
> パンデミックの発端、ある種のサイコっぷりが際立ってたように思います。
> こいつヤベェェェ!?って読んでて思いました。
>
> ワクチンの副作用の無慈悲さといい、究極の決断としか言いようがない感じですね。
>
> 主人公が今後どうなっていくか、見守っていきたいと思います。

はじめまして!コメントありがとうございます!
ちょっと異色な女体化モノを目指しています笑

明日の後編もぜひお楽しみ下さい☆
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プロフィール

無名

Author:無名
憑依小説好きです!
TSF/憑依系メイン
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無断転載はご遠慮下さい。。

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