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<憑依>連続憑依人・田中③~高校~(完)

憑依能力を手に入れた男は、
次々と女性に憑依して快楽を味わっていた。

男の身勝手な欲望のために、次々と狂わされていく女性たちー。
そして、最後に待ち受けているのはー
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「ふふふふふふふ~♪」

生徒会長・亜海(あみ)は、
モデル歩きをしながら廊下を歩いていた。

周囲は、亜海のことを見ているー。

亜海は、美少女と表現するのがふさわしい少女で、
男子からは特に人気があったー

しかし、今日、視線を集めている理由は、違うー。

亜海が、エッチな下着姿で登校したのだー
制服も着ずにー。

彼女は、登校した直後に憑依され、
予め、憑依人・田中が学校の近くに放置した
エッチな下着に着替えて、そのまま校舎に入ったのだ

教室に入って、黒板の前に立つ亜海。

「みんな~おはよ~!」
エッチな下着姿でそう叫ぶ生徒会長の姿を見て、
クラスメイトたちは困惑した。

「-亜…亜海…ちゃん?」
他の女子生徒が唖然としている。

「--どう?今日のわたし?」
腰に手を当てて、自信に満ちた表情を見せる亜海。

アダルトビデオに出て来そうな、エッチな下着を着ている亜海を
見て、一部の男子は喜んだが、他の生徒は困惑していたー。

”今回は、ちょっと、雰囲気を出すかー”

亜海に憑依している田中は思う。
憑依から抜け出して、次の身体に憑依することは簡単だー

だが、今回は、あえて、相手にキスをして、身体を乗り換えよう。

田中はAVなどで見たことのある展開を堪能しようと、
キスして身体を乗り換えることに決めた。

「--な、、何やってんの?」
おしゃれなクラスメイトが亜海の方に近づいてくる。

「なにって?女の魅力を見せびらかしてるのよ?
 あんたもやる?」
亜海がそう言うと、
おしゃれなクラスメイトは「はぁ?どうかしてるんじゃないの?」と叫ぶ。

「---ふふ、いいからお前もやれよ」
亜海はそう言うと、そのクラスメイトにキスをしたー。

教室中が騒然とする。
女同士のキスを高校の教室でみせつけられるなんてー

「あ…」
亜海はそのまま気を失って、エッチな下着姿のまま
その場に倒れたー。

「---んふっ…」
おしゃれな女子生徒は、そのまま、亜海を乱暴に足であおむけにすると、
無理やり下着を脱がせた。

「ーーーーふふふ…人の下着を着るなんて、興奮する…!」
亜海から脱がせた、エッチな下着を、今度はそのおしゃれな女子生徒が
服を脱いで、着用したー

「んははははは~♡
 この女の方が似合うかもな~~~!」

ポーズを決める女子生徒。

教室は騒然としている。
笑っている生徒も居れば、
呆れ果てている生徒も居るー。

「---どうしたの?みんな~!?」
女子生徒が、黒板の前から歩きだして、他の生徒たちの方に歩いていく。

「---ん~!次はお前だな!」
真面目そうな眼鏡女子の前で立ち止まると、おしゃれな女子生徒は
その生徒にキスをした。

「えっ…?」
ビクンと身体を震わせて、小柄な眼鏡女子は笑みを浮かべた。

「んっふっふ~♪
 今度はわたしの番~!」

周囲の生徒たちは、豹変した女子生徒を見て、
困惑するー

最初に憑依されていた亜海も、おしゃれな女子生徒も
気を失って痙攣している。

「--な、、何が起きてるの?」
一人の女子生徒が呟くと、
眼鏡女子は微笑んだ。

「--何が起きてたっていいじゃない?」

彼女はそう言うと、掃除用具箱から、
箒を取り出して微笑んだ。

「--一度やってみたかったんだぁ~!
 女の子のエッチ~!
 うひひひひひ♡」

そう言うと、箒の持つ部分を、自分のスカートの中に突っ込んで、
眼鏡の少女は喘ぎ始めた

「んふっ♡ ひゃあっ♡ すごい…♡
 お、女ってこんなに感じるんだ♡ あぁ…♡ ああああ♡」

激しく身体を動かしながら、
顔を真っ赤にして喘ぐ眼鏡女子。

「--ちょ…天坂さん、やばくね?」
男子生徒が言う。

いつも真面目な女子生徒が、
箒を手に喘いでいる。

隣の教室にまで聞こえてしまいそうな大きな声で…。

「--欲求不満だったのかな」
「かわいそー」

周囲の女子生徒が口々に言う。

「--きゃあああああああああっ!」
気絶していた生徒会長の亜海が目を覚ます。

教室で裸になっているという異様な状態に
パニックを起こして身体を隠す亜海。

そんな様子を男子生徒たちは笑ってみている。

立て続けに、3人の女子がおかしな行動をしたとは言え、
”憑依”なんて考えに辿り着く人間はいないー

「んあああああああっ♡ ふあああああああああああっ♡」
眼鏡女子が、あまりの興奮に身体を激しく震わせて
眼鏡をその場に落として、髪を振り乱している。

「ちょっと!そろそろやめなさいよ!」
活発そうなショートへアーの女子生徒が眼鏡女子を止めに入ると、
眼鏡女子がにやりと笑って、今度はショートへアーの女子にキスをした。

「んかっ……」
眼鏡女子は乱れた格好のまま、仰向けに倒れたー。
顔は半笑いのままだー

「んふっ…♡」
ショートへアーの女子が不気味に微笑むと、
机の角に向かって身体を押し付けた

「角オナってやつも1回やってみたかったんだよね~んふふ♡」
腰を動かし、女の快感を味わう少女。

「な、、なんかおかしくない?」
「み、みんなどうしちまったんだ?」
周囲の生徒たちが困惑しているー。

「んはっ♡ あぅ♡ あっ♡ あぁっ ひゃ♡」
ショートへアーの、普段は運動一筋の少女が、
女を前面に押し出して喘いでいる。

さらに周囲の混乱は深まって行く。

2番目に憑依されたおしゃれな女子高生と
3番目に憑依された眼鏡女子が目を覚ました。

二人ともパニックを起こしている。

「な…何やってるの!」
担任の若い女性教師が教室に入ってきて叫んだ。

乱れた格好で泣きじゃくっている女子が3人ー
そして、角オナをして、絶頂を迎えた瞬間の
ショートへアー女子。

「--うへへ♡ 先生も、、きもちよくなろっ?」
シショートへアー女子は乱れきった格好で、
先生に近づくと、そのまま先生にキスをしたー

「あ…う…?」

先生はその場で固まっているー。

ショートへアー女子はその場に倒れる。

教室には戸惑いの声と
泣き声、笑い声ー
色々な声が響き渡っていた。

「---むふふふん♡」
大人の魅力を持つ女性教師は
腰を振りながら、教壇に立った。

「---」
そして、チョークを持って乱暴に
”保健体育”と黒板に書き記した。

とても、汚い字だー

「--あなたたちにわたしが、保健体育の授業をしてあげる♡」
先生は甘い声で言い放った。

戸惑う生徒たちー

「-ー実はねぇ、いま、先生、”憑依”されてるの」

先生の言葉を聞いていた男子生徒が聞き返す

「憑依?」

その言葉に先生は胸を触りながら微笑んだ
「憑依ってのはねぇ、身体を乗っ取って
 身も、心も好き放題することなのよぉ~」

先生はそう言いながら上半身だけ服を
脱ぎ捨てると両手を広げて笑った。


「~~こ~~~んな風に…ネ!」

先生は顔を真っ赤にしながら
嬉しそうに微笑んでいる。

「--ひょ…憑依ってマジかよ」
「っじゃあ、あんたは誰なんだよ」
「--や…やめて!」

生徒たちが口々に叫ぶ。

「----くくく」
憑依している男・田中の欲望は次第にエスカレートしてきたー。

遊園地ー
結婚式ー

そして、
高校ー

彼の欲望は変な行動をするだけでは飽き足らずー
”破壊”へと向かっていたー

先生からツインテールの少女に移動するー
そして、前の黒板に向かうと、
黒板をペロペロと舐めはじめた。

黒板にイヤらしく唾液がついていくー

「んふふ~~~
 黒板まっず~~!
 わたしの身体壊れちゃうかも~えへへへ!」

彼の興奮は止まらない。
ツインテール少女は田中の興奮が身体を刺激して、
あっという間に下着をぐしょぐしょにしていたー

黒板を舐めるのにも飽きると、
今度は三つ編みの少女に憑依して、ハサミで髪の毛を
ボロボロに切り刻んだー

悲鳴をあげるセミロングの少女に憑依して
近くに居た男子生徒をボコボコにしたー

教室は、すでに泣き声と悲鳴に
包まれていたー
逃げる女子生徒や男子生徒も居るー

だが、彼は逃げようとする女子生徒に
キスをして微笑んだー

「お前ら!よく聞け!
 すべての身体は私のおもちゃだ!」

憑依された少女は、
目に涙を浮かべたまま笑っている。

憑依される直前まで、泣いていたためだ。

「--この女も、お前らも
 み~んな、私のおもちゃだ!えへへへへへ!」

少女は嬉しそうに大声で叫ぶ。

「---ふざけないで!」
パニックを起こす生徒たちの中で一人の女子生徒が叫んだ。

お金持ちの家に生まれた女子生徒で、
おしとやかに見えて気の強い少女だ。

「----」
田中に憑依された少女は、目に涙を浮かべながら
笑っている。

「--人の身体を好き勝手して!
 何が楽しいの?
 あんたが誰だか知らないけど、最低よ!
 この野蛮人!」

気の強い少女は叫んだ。

カチンー

田中はその言葉に切れたー。
彼は、人付き合いがなく、そしてー
すぐに”キレやすい”性格だった。

怒りの形相で、その少女にキスをすると、
その少女の身体を乗っ取り、叫んだ。

「--うっぜぇ女だな!」
乗っ取られた少女は、
自分の顔を自分で殴り始めた。

「--私を、バカにしやがって!
 野蛮人だと!!!
 くそが!!くそが!!」

少女は自分を殴りながら
叫んでいる。

手加減もせずに殴りつづけた自分の顔は
腫れあがっているー

そしてー

「そうだ、、この女に思い知らせてやるー」

周囲がパニックに陥り、隣の教室や
他の先生たちも駆けつける事態に
陥っている地獄絵図ー

そんな中、
憑依された気の強い少女は叫んだ。

ここは、4階ー

「私をバカにした、罰だ!」

そう叫ぶと、少女は
わたしは鳥になるの~あはははははは!

などと叫びながらベランダの方に走っていき、
そのまま嬉しそうに、頭からまっさかさまに転落したー。

鈍い音が下から響き渡るー。

慌てて、教室に居た先生たちが、ベランダから
下を見るー

「えへへ…わたしを…馬鹿にした…罰だ!」
少女は頭を強く打って、
血を流しながら微笑んだ。

憑依している男・田中は思うー

そうだー
今の私には、人の命さえも操れるんだー

この女のように、逆らうヤツはー
この世から追い出すことだってー

「---!?」

田中は、異変に気付いたー

「----ん…え…え…お、、、おい!?」

”この女の身体から抜け出せない”
今までなら、簡単に念じるだけで抜け出せたのにー

「え…ちょ、、、、ちょ、、ちょっと待て…!」

田中は途端に焦ったー

頭がものすごく痛いー。
この女は、おそらく、死ぬー

死ぬ人間の中に憑依したままだと、
自分はどうなる?

「--ちょ、、は、、早くこの女からぬけねぇと」
険しい表情で叫ぶ少女ー


その時だったー

田中に憑依薬を渡した男が、
姿を現したー

幻覚かー
それともーそこにいるのか、

それは、分からないー

「---ひとつ、言い忘れていたー」

田中に憑依薬を渡した男ー
田中が「神」と崇める男が、そう呟いた。

「-ー我の渡した憑依薬には、一つだけ”禁忌”があるー。

 それはー」

恐怖する田中に、男は冷たい声で告げたー

”乗っ取った身体の、命を奪うことー”

「---!!」
少女は、凍りついたー

いや、少女に憑依している田中は凍りついた。


「ま…待ってくれ…な、、、ならわたしはどうなる!!」
少女が叫ぶと、
その男は、笑いながら告げたー

”その女の子として死ぬー”

と。

「---い、、、いやだ!待ってくれ!いやだ!いやだ!
 おい!!なぁおい!!!助けてくれ!!!おい!!!」

少女は必死に叫ぶー

しかし、男の姿はもうないー

「いやだ!死にたくない!死にたくない!

 死にたくない!!!」

泣き叫ぶ少女ー

そしてー
救急車がやってきた

「どうして…どう…して…」
弱って行く少女ー

救急車に運び込まれる頃にはー
少女の意識は、途絶えていたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ピッ…

ピッ…

”わたし”は、目を覚ましたー


ここはー

どこーーー?


周囲を見渡すと、
そこには、涙を浮かべた女性の姿があったー

「よかったー」
母親が言うー


そうだー

わたしはーー
教室から、飛び降りてーーー

彼女は、自分が助かったことを知るー。


でもーーーー

それしか、、、分からないー

彼女は、しずかに呟いたー

「---わたしは、、、だれ…?」

と。


おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

ありきたりな憑依モノ?ですが、
お読みくださりありがとうございました!

最後に憑依されていた少女が
どのような状態なのかはご想像にお任せします~!

コメント

No title

あえてキスで体を乗り換える演出は興奮しますねぇ。
そして調子に乗って失敗、破滅してしまう無名さんの黄金パターン! 後出しルールなのが若干可哀そうと言えば可哀そうですけど…w
最後の女の子は"彼"なのか、それとも……。解釈と想像の余地を残す良い終わり方でした。こういうのも好きです。

Re: No title

> あえてキスで体を乗り換える演出は興奮しますねぇ。
> そして調子に乗って失敗、破滅してしまう無名さんの黄金パターン! 後出しルールなのが若干可哀そうと言えば可哀そうですけど…w
> 最後の女の子は"彼"なのか、それとも……。解釈と想像の余地を残す良い終わり方でした。こういうのも好きです。

ありがとうございます~!
実際に憑依薬を手に入れたら暴走して破滅する人も多そうだな~と…笑
第1話で伏線を入れておけばもっと良かったかな、とちょっと後悔しています☆
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プロフィール

無名

Author:無名
憑依小説好きです!
TSF/憑依系メイン
の小説を公開していきます!

基本的に毎日更新しています!

無断転載はご遠慮下さい。。

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