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<入れ替わり>入れ替わりケーブル②~欲望~

入れ替わりケーブルの使用中に停電が起きたことに
よって、中途半端に入れ替わってしまった2人。

欲望まみれになった帆香を捕まえて
元に戻ることはできるのか…。
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「いない!?」

パソコン室から教室に戻ってきた幸助は
帆香の姿を探す。

「わたしは、どこに…?」
幸助の中にいる帆香も呟く。

「--ま、、まぁ、授業が始まるまでには戻って来るだろ…」
幸助が呟くと、
幸助の中の帆香が言った。

「そんな楽観的な…!
 幸助は人の身体だからいいかもだけど、
 このままじゃわたしの身体、滅茶苦茶にされちゃうかも
 しれないんだよ!
 もっと真剣に考えてよ…!」

幸助の中の帆香は焦っていた。

自分が、本当はどれだけエッチか知っている。
しかし、今は全くそういう気持ちにならない。

つまりー
自分の身体の方に、そのエッチな部分が
残っていることになる。

自分の身体で何をし出すか分からない

「ご、、ごめんよ」
幸助はそこまで言って
はっとして周囲を見た。

クラスメイトたちが唖然として幸助を見ている。

幸助が、独り言で、まるで誰かと
しゃべっているかのように呟いていたから、
クラスメイトたちの反応は、
当たり前の反応だった。

「あ、、いや、、これは、、その…」
幸助は苦笑いしながらクラスメイトたちを見た。

一人でブツブツ呟いていただけではなく、
女言葉で感情的に叫んでしまった。

これじゃ、彼女との会話を妄想している
やばいやつだ。

「(ご、ごめん…)」
幸助の中の帆香が、そう心の中で告げた。

その時だったー

教室に、帆香が戻ってきた。

「---ふぅ~」
帆香の顔は少し赤らんでいた。

「--お、おい!帆香!」
幸助が慌てて帆香の方に近づいていく。

帆香はニヤっと笑った。

「最高だぜ、この身体」
そう呟くと、帆香は
自分の座席に座るのだったー

幸助はさらに何かを言おうとしたが
先生がやってきてしまったため、
それ以上は何も言えなかったー

「(あ…やばい)」
幸助の中の帆香が言う。

「--あ?」
幸助が返事をすると、
幸助の中にいる帆香は呟いた。

「(1、2時間目…美術の授業…)」

そう言われても、幸助には何がやばいのか分からない。

「(------・・・)」

幸助の中の帆香は、一瞬ためらいながら
ようやく言葉を発した。

「(--わ、、わたしね…エッチな絵…描くの好きなの…
 だ、、、だから、、もしかしたら…
 美術の時間に…)」

幸助の中の帆香はそこまで言うと、
口を閉ざした。

「--確かに授業でそんなの書かれたらやばいな」
幸助はそう呟いて、机の下で足をすりすりさせて微笑んでいる
帆香の方を見つめたー


朝の出欠確認などが終わり、
生徒たちが美術室への移動を始める。

帆香は、仲良しの女子生徒・佳乃(よしの)とお喋りしている。

だがー
なんだかその目つきがイヤらしい。
どう見ても、佳乃の胸ばかり見ている。

幸助はその姿を見ながら必死に考えていた。

なんとか、騒ぎにならずに
2人が元通りになれる方法を。

やっぱり、元通りになるには
入れ替わりケーブルをもう一度使って、
ちゃんと入れ替わるしかない。

今の帆香は
性欲の塊みたいな状態だー

このままでは、何をするか分からない。

「--ちょっと!?」

幸助が考えていると、佳乃の声が聞こえてきた。

「--ふふ、佳乃ちゃんの胸って大きいよね~」
帆香がニヤニヤしながら佳乃の胸を触っていた。

「--き、急にやめてよ!」
佳乃が言うと、
帆香はニヤニヤ笑いながら
「女同士なんだから構わないだろ~」と呟いた。


「---おいおい…」
幸助は帆香の方に近づいていき、
「やめろよ」と諭した。

しかし、帆香はニヤっと笑うだけで
そのまま足早に美術室の方に向かってしまったー

授業が始まるー

幸助と帆香の座席は遠いー
授業中は、あまり接触できそうにない。

まさか、授業中に変な事をするとは思えないが
幸助は不安に満ちた目で帆香の方を見つめた。

帆香の視線が、イヤらしいー
女子生徒の胸や、男子生徒のアソコらへんばかりを
見つめている。

顔も少し赤らんでいるように見える。

興奮しているのかもしれない。


「--今日は”美”をテーマにした作品を描いてもらいます。
 2時間目の途中までで描けるだけ描いて、
 短時間でどれだけ描けるか、ということをやります」

美術の先生が言う。

「--!!」
幸助の中にいる帆香がドキッとする。

「--どうした?」
幸助にもその感情が伝わってきて、
思わず口に出して聞き返してしまう。

「(--やばいかも)」
幸助の中の帆香は呟いた。

帆香は、乃巣というアカウントで、
エッチなイラストをツイートしていた。

帆香は、”エッチな絵”を芸術として、
美しいものとして自分で考えていたー

普段の帆香なら、”理性”でそれを抑えて
美術の授業でエッチな絵を描くことなんて
しないけれどー

今の帆香はーー

そしてーー
その予感は的中してしまった。

時間が終わり、
それぞれの生徒の絵が先生に提出されていくー

帆香はーー
友人の佳乃の裸を想像して、
それを、描いてしまっていたー

「---あら?姫川さん」
帆香の絵を見た美術の先生が反応する

「---これって…」
美術の先生の言葉に、帆香は笑みを浮かべた。

「--美をテーマにした作品ですよ」

そう言うと、帆香は唖然とする先生から
自分の絵を取り上げて、クラスメイトたちに見せた

「みんな~!見て!
 佳乃ちゃんの裸をイメージして描いたの!
 ふふふ、エッチな絵って美しいと思わない?」

メガネをかけた大人しそうなイメージの
帆香の突然の言葉に、
クラスメイトたちは唖然とする

「お、、おい!」
幸助は思わず声をあげた。

しかし、帆香はにっこりとほほ笑んで
こちらを見るだけで、そのまま続けた。

「--絵に指定はなかったはずですけど?」

帆香は先生の方を見て
強気な様子で言う。

「で…でも」
美術の先生は戸惑っている。

「--人の芸術性に口を出す資格は
 先生にはないと思うんですケド?」

帆香に強気な様子で言われて、
先生はしぶしぶとその絵を受け取った。

「(あぁ…もういやだ…)」
幸助の中にいる帆香はそう呟いた。

お互いの一部だけが入れ替わってしまい、
今の帆香の身体の中には、
幸助の下心の部分と、
帆香の裏の部分が残っているー

夜の帆香は、学校とは違って、
強気な気持ちでいつも一人でエッチをしたりしていたー

普段の帆香だけが入れ替わりケーブルを通じて
幸助の方に移動してしまったため、
今の帆香は強気だった。


美術の時間が終わる。

幸助は帆香を止めようとするも、
帆香は、気弱な男子生徒・三郎に声をかけていた。

「--ねぇ、三郎くん」
帆香が甘い声で言う。

「え…あ、、、え?」
女子とほとんどしゃべったことのないような
三郎は、戸惑った様子で返事をする。

「今日の放課後、わたしと面白いことしない?」
帆香が誘惑するような声で言うと、
三郎は

「え…あう…あ」
と返事をする。

帆香はその返事を聞くと、にっこりと微笑んで
「じゃあ、放課後、東棟の空き教室に来てね」と
にっこり微笑んだ。


「--おい!」

そんな帆香の肩を幸助が掴んだ。

「わたしの身体で、何してるのよ!」
幸助の身体の中にいる帆香が叫んだ。

すると、帆香はにっこりと笑った。

「--ふふふ、我慢して生きるって辛くない?」

帆香はそう言うと、自分の胸を触った。

「くへへ…帆香のおっぱいがここにあるんだぜ~?
 くふふふ~!
 毎晩、帆香のこと妄想してた俺が帆香になれたんだ~

 や~ん!幸助ったら~!
 感じちゃう~!」

帆香と、帆香の中にいる幸助の下心の部分が
口語にしゃべっていて、
端から見たら完全にやばいやつ状態だ。

「--やめてよ!」
幸助の中の帆香が叫ぶ。

「--や~めない!
 あ、そうだ!そっちの身体といっしょに
 エッチしようよ!」

帆香が笑う。

「--ふ…ふざけるな!
 もう一度パソコン室に行って、
 入れ替わりケーブルを使って
 元通りにならないとまずいだろ!?

 こんな、中途半端に入れ替わって
 精神が同居してるみたいな状態、
 俺はごめんだ!」

幸助がそう叫ぶと、
帆香は”つまらない男”と言いたげな目線で
幸助を見つめた。

「---俺達は、ただ普通に入れ替わりたかった
 だけだろ!?
 それに1日だけって最初に!」

幸助が言うと、
帆香はにっこりと笑うー。

「--このままでもいいかも!
 だって、すっごく興奮するんだもん!ふふふふ」

今の帆香に、元通りになるつもりはないー

帆香はそう言うと
クスクス笑いながら
立ち去ってしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

放課後

幸助と、幸助の中にいる帆香は
必死に帆香を探していた。

しかしー

帆香は見つからない。

「くそっ!どこに行ったんだ?」
幸助たちは、帆香を探して校舎中を駆け巡る。

早く、帆香を見つけて
入れ替わりケーブルでもう一度入れ替わりを
やり直して、元に戻らないといけない。

そう思いながらー
焦りだけが募って行くー


空き教室。

スキー教室で不在の1年生の教室で
帆香は、一人、胸を触りながら微笑んでいた。

「んああぁっ♡ はぁ♡ あぁ♡」
帆香が制服を乱しながら机の角に
自分の身体を押し付ける。

「んあぁああ~エッチだ~♡」
帆香の中にいる幸助が笑う。

「--うんんんん~♡エッチよね~♡」

帆香の下心が残り、
幸助の下心が入り込んだ帆香は、
完全に変態と化していた。

その空き教室には、
帆香だけではなく、
もう一人、生徒がいた。

美術の時間後に誘われた三郎だ。

「---あ、、あの…」
三郎は一人でエッチなことをしている帆香を前に
困惑していた。

「--ふふふ…わたしね、
 一度、咥えてみたかったの」

その言葉に三郎はドキッとしてしまう。

「--う、、うげ、、やるのかよ?」
帆香が男口調で言う。
帆香の中の幸助は、
さすがに男のアレを咥えることには抵抗があった。

「--やるのよ」
帆香は強気な様子で言う。

帆香のエッチな心は、とても積極的だ。

「そのあとに、三郎くんに、わたしを気持ちよくしてもらうから。
 それで、幸助も気持ちよくなれるでしょ?

 あぁ…そうだな・・くへへ」

帆香が一人で喋りつづけているのを見て、
三郎は恐怖に身体を震わせていた。


「さ…わたしとしよっか。」
帆香は微笑むと、ゆっくりと三郎の方に近づいた。

三郎は「い、、、いやだ!」と叫んで
逃げ出そうとする。

帆香はそんな三郎を掴み、
壁際に叩きつけた。

「---ふふふ~
 女の子を前に逃げるなんて~信じられない」

いつもの優しい帆香ではなく、
獣のような目つきの帆香がそこにはいた。

「ひっ!?」
三郎が悲鳴をあげる。

帆香はそんな三郎のズボンを強引に下ろすのだったー


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「そういや、美術の時間のあと、
 三郎を誘ってたよな?」

幸助が言う。

「そ、、そうね…
 空き教室どうこう言ってた」

幸助の中の帆香が言う。

「---空き教室…
 探そう!」

幸助たちは、帆香の身体を探して
校舎中の空き教室を回り始めた…。


③へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

中途半端に入れ替わってしまった二人の運命は~?

明日で最終回デス!

2人の一部分だけが入れ替わってしまって…というお話なのですが
精神同居系のなんだか変な感じになってます(笑


コメント

No title

精神同居VS精神同居みたいな面白い事になってますね…w
ヌードイラストくらいならまだしも、他の人とHな事するとなるとちょっと洒落にならない展開ですねぇ
次回の結末がどうまとめてくるのか楽しみです!

Re: No title

> 精神同居VS精神同居みたいな面白い事になってますね…w
> ヌードイラストくらいならまだしも、他の人とHな事するとなるとちょっと洒落にならない展開ですねぇ
> 次回の結末がどうまとめてくるのか楽しみです!

ありがとうございます~!
結末もぜひお楽しみ下さいネ~
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プロフィール

無名

Author:無名
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