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<憑依>極限少女①~君たち一人の身体を貰います~

部屋に閉じ込められた4人ー。

「これから5時間以内に、君たち4人で話し合って
 僕にくれる身体を決めて下さい」

4人の少女は、
次第に、本性をむき出しにするー
--------------------------

仲良し4人組の女子高生が居たー

クラスが一緒で、
いつも仲良しー

彼女たちは、固い絆で、結ばれていたー

下校中ー
彼女たちは、いつものように4人で下校していたー

しかしー
突然、謎の黒い渦が出現し、
4人は、ソレに吸い込まれてしまったー

「う…」

目を覚ました彼女たちー

そこは、謎の四角い部屋だったー。
壁には、剣が2本、撮りつけられているー

ほか、色々な小道具が置かれている謎の部屋ー

そんな、不気味な部屋に、彼女たち4人は
閉じ込められてしまったー。

”ようこそ”

部屋に取りつけられたスピーカーから、
男の声がした。

それがー
悪夢の始まりだった。

新垣 和歌奈(しんがき わかな)
生徒会書記を務める優等生。
誰にでも優しい眼鏡女子。
容姿も可愛らしく、男子・女子問わず人気も高い

利根 桃子(とね ももこ)
男まさりなスポーツ好き女子。
ショートへアーが特徴的で、
女子が惚れてしまうほどのかっこいい系女子。

星里 冬美(ほしざと ふゆみ)
自分が可愛いと思っている女子。
おしゃれ好きで、その容姿はモデルかのよう。
芸能プロダクションに所属している。

丸川 志穂(まるかわ しほ)
ツインテール女子。無邪気な性格で、
他の3人から妹のように可愛がられている


「な…何なのここ?」
冬美が髪をいじりながら言う。

「---わ、わかんない」
男勝りな桃子が言う。

「ーー誘拐…されたのかも」
生徒会書記の和歌奈の言葉に
他の3人が和歌奈の方を見る。

「そ…そんな!わたし、帰りたいよ!」
ツインテールの志穂が言う。

和歌奈は冷静に、
部屋を見渡した。

小道具が多いが、
出口は一つしかない。

そして…

「開かないわね」
和歌奈が呟いた。

部屋の扉は固く閉ざされている。

「--ねぇ」
冬美が口を開く。

「ここに来る前に、急に黒い渦みたいのが
 見えなかった?」

冬香の言葉に、他の3人が頷く。

「---とにかく、パパに連絡するわ」
冬香がスマホを手に父親に連絡をしようとする。

冬香の家庭は裕福で、
一人娘の冬香は父親から溺愛されていた。
芸能界入りしたいと言ったときも、父は惜しむことなく、
お金を出してくれた。

しかし-
”圏外”とスマホに表示されている。

そしてー
部屋のスピーカーから声が響いた

”ようこそ”

とー


4人は驚いてスピーカーの方を見る。

”早速ですが、君たち4人のうちの1人の身体を
 僕が貰います。

 でも、君たち4人は、みんな可愛くて、
 僕には、誰の身体を貰うか、決められない うへへへ

 そこで、これから5時間以内に、君たち4人で話し合って
 僕にくれる身体を決めて下さい”

「---はぁ?」
桃子が言う。

「わけわかんねぇ」
男まさりの桃子が、
スピーカーに向かって叫んだ。

「おい!なんだかわかんないけどさ、
 こんなことしてただで済むと思ってるのか?
 これは、誘拐だぞ?」

桃子が言う。

緊急事態でも物おじしない桃子を見て、
”やっぱり桃子は頼れる”と他の3人は感じるー

”5時間ー”

桃子の言葉を無視した男は呟いた。

部屋にあったスクリーンに
5:00:00と時間が表示される。

1秒、1秒カウントが減って行く

”5時間以内に、”誰の身体”を僕にくれるか、
 4人で話し合って決めて下さいねぇ~
 決まったら、そこのインターホンを押して
 僕に教えてくれれば、
 僕がその子の身体を貰う。

 残りの3人は解放してあげるよ”


「--テメェ!ふざけんな!」
桃子が叫ぶ。

だが、スピーカーの男は桃子を無視して続ける。

”もしも、5時間以内に、
 僕にくれる身体を決められなかったらーーー
 ”ゲームオーバー”だ

 うひひひ!うひゃはははははは!”

笑うスピーカーの男。

”それでは、美少女のみなさん。
 話し合いのお時間だ!
 レッツミーティング~!”

男が楽しそうに言うと、
スピーカーからの声は聞こえなくなった。


「ちょ…ど、どういうこと?」
冬香が言うと、
和歌奈が冷静に答えた。

「---5時間以内に、わたしたちのうちの一人が、
 犠牲になれ…ってことじゃないかな」

と。

生徒会書記の和歌奈は
こんな時でも冷静だった。

いつも穏やかで、けれども明るく優しい和歌奈は、
みんなから慕われていた。

「---身体を奪うって言ってたよね…」
志穂が言うと、
冬香が答える。

「--わ、、わけわかんない!
 あたしたち4人のうち、誰かが犠牲になれってこと?」

その言葉に桃子は首を振った。

「--大丈夫。待ってれば助けは来るさ」

頼もしい桃子の言葉に、他の3人は頷いた。


残り4:30:00-
4人は冷静に、部屋の中で過ごしていた。

「まだかな~!まだかな~!」
ツインテールの志穂は無邪気に部屋の中を
歩き回っている。
助けが来るのまだかな~!とむしろ嬉しそうだ。

「ねぇ…」
生徒会の和歌奈が口を開く。

「ん?」
男勝りの桃子が返事をする。

「---さっき、5時間以内に決めなきゃ
 ”ゲームオーバー”って言ってたよね」

和歌奈の言葉に、桃子が言う。

「---大丈夫さ。
 いざとなったら私がなんとかする」

桃子は、格闘技も習っており、
喧嘩にも自信があった。

「---それに、必ず助けは来るさ。
 学校でたのが5時だったから、
 ここがどこだか分からないけど、
 運ばれてから目覚めるまで1時間は経過してるとして、
 それから5時間なら、夜中になる

 それだけ遅くなれば、この中の親の誰かが
 ”帰ってこないなんておかしい”って気づくはずだ」

桃子の言葉に、
和歌奈は頷いた。

「確かに、そうだね。
 今はゆっくり待つしかないね」

和歌奈はそう言うと、
鞄の中にいつも持ち歩いている本を
落ち着いた様子で読み始めた。


「---もう!早く出せよ!」

比較的冷静な3人の中で、
一人だけは、騒いでいた。

おしゃれ好きで、芸能事務所に所属している冬美だった。

部屋の出口の扉をガンガンと叩いている。

「ーー冬美ちゃん~!落ち着こうよ~?」
志穂が無邪気に言う。

ツインテールが似合う無邪気な志穂は
こんな時でも、元気だった。
両親が助けに来てくれると思っているし、
危機感はあまりなかった。

「---あんたバカ?
 あたしは早く帰りたいのよ!

 ほら!出しなさいよ!」

ガンガンと扉を叩く冬美。

焦りと怒りが交じり合い、
パニックを起こしかけている。

「--冬美、落ち着こう?」
生徒会の和歌奈が落ち着いた様子で言う。

「--和歌奈…!」
冬美が和歌奈の方を見る。

「焦ったって何もならないし、
 今は助けが来るのをゆっくり待とう…?」

和歌奈は冷静だった。
4人の中でも、一番落ち着いた雰囲気の若菜は
男勝りの桃子とは別の意味で頼れる存在だった。

力の頼もしさを持つ桃子と、
精神的な頼もしさを持つ和歌奈。

「--わかったわよ」
冬美が不貞腐れた様子で言う。

派手に装飾されたスマホを手に取って
冬美は落ち着かない様子でいじりはじめた。

ネット接続が遮断されていて、
外に連絡を取ることはできない。

それでも、冬美は何かをいじっていないと落ち着かず、
そわそわした様子でスマホをいじっていた…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

残り4時間ー

「----」

4人は、沈黙しながら
それぞれ気持ちを落ち着かせて
助けが来るのを待っていた。

生徒会の和歌奈は自分が持っていた本を
落ち着いた様子で読んでいる

男勝りの桃子は、
腕を組んで、部屋の出口の扉の側で壁によりかかっている。

ツインテールの志穂は、
椅子に座って足をバタバタさせている。

芸能事務所に所属していて、おしゃれ好きの冬美は
イライラした様子でスマホをいじっている。


その時だったー

スピーカーから声がする。

”おやぁ、みなさん。
 話し合いが全然進んでいないようですねぇ”

4人をここに閉じ込めた男の声。

「---話し合い…?
 私たちは、誰も見捨てない。
 4人で、ここから出るの」

「--そうだ!誰かひとりを犠牲にしてここから出るなんて
 そんなことできるものか!」

生徒会の和歌奈と、男勝りの桃子が言う。

”ふふふ~
 それだと、そのままゲームオーバーになっちゃうよ~”

「--ゲームオーバーって何よ!」
おしゃれ好きの冬美が叫ぶ。

”ふふふふふふ~
 ゲームオーバーになったら全員揃って…”


スピーカーの声はそこまで言うと
ケラケラ笑いだした。

「--ふ…ふざけんな!
 それまでに絶対パパとママが助けに来てくれる!」

冬美が言うと、
スピーカーの男は笑った。

”あと4時間ー
 それまでに、僕にくれる身体を話し合って選んでよ~…くくく
 そうすれば3人は外に出れるんだからさぁ~
 
 僕に憑依されるのは、君たち4人の誰になるのか
 今から楽しみだよ。
 うへへへへへ!”


「--憑依…
 そんな非現実的なこと!」

冬美が叫ぶ。

「あんた、頭おかしいんじゃないの!?」

人間に憑依ー
そんなことあるはずがない。

冬美は、そう思って叫んだ。

するとー

”そっかそっか。確かにね。
 僕が君たちに憑依できるってこと、
 信じることができない気持ちは分かる。

 だったら、今、見せてあげるよ”

男がそう言うと、スピーカーから
声が聞こえなくなった。

「見せるって?」
生徒会の和歌奈が言う。

「--な、何がおきてるの~?」
無邪気な志穂も少し混乱した様子だ。

そしてー

「ひぅっ!?」
和歌奈がビクンと身体を震わせた。

「--!?」
男勝りの桃子が和歌奈の方を見る。

「あぁ…あ…・あああああああっ」
和歌奈が苦しそうにしゃがみこむ。

「ちょっ、、、な、、何なのよ?!」
冬美が焦った様子で叫ぶ。

和歌奈の周りに集まる3人。

そしてー
少しすると和歌奈は苦しそうな声をあげなくなり、
しゃがみこんでいた和歌奈は
ゆっくりと立ち上がった。

「ふぅ~~~~」
立ち上がった和歌奈はにやりと笑みを浮かべた。

「--わ…和歌奈?」
桃子が聞くと、和歌奈は両手を広げて微笑んだ。

「どう!?これが僕の憑依だ!」

和歌奈はニヤニヤと笑みを浮かべている。


「--は、、はぁ?和歌奈!今そういう悪ふざけをするとか
 マジで引くんだけど!?」

冬美がイライラした様子で言う。
芸能事務所に所属している冬美はプライドが高いが、
内面は臆病な一面も持つ。

「--悪ふざけぇ?」
和歌奈が低い声で言うと、
冬美の方に歩いていき、冬美の髪の毛を力強く
引っ張り始めた。

「--いたっ!?な、、何するのよ!」

冬美が叫ぶ。


「--ねぇ、君さ?
 さっきから、僕に対する態度が失礼だよ?」

和歌奈が怒りを込めた口調で言う。


「お…おい!和歌奈!」
桃子が叫ぶが、和歌奈は桃子には目もくれずに言う。

「--冬美ちゃん…だったっけ?
 芸能事務所に所属できて、いい気になってるのかもしれないけどさ、
 所詮、親の金の力だよな?

 君ぐらいの可愛さの子ならどこにでもいるし
 何なら僕が今憑依してるこの子の方が可愛い」

和歌奈が馬鹿にするような口調で冬美に言う。

冬美は悔しそうな表情をしながら
何かわめいている。

「--ロクに仕事もないのに、
 プライドだけは高いー
 傲慢な女だな」

それだけ言うと、和歌奈は冬美を突き飛ばした。

そしてー
自分の胸を触り始める。

「むふふ…♡
 どうだ!これが僕の憑依だ!
 この女がこんなことするか~?

 真面目で優しいこの女が、
 友達に悪口言ったり、
 自分のおっぱい揉んだりするかぁ~?

 えへへへへ♡」

胸を揉み続ける和歌奈。
男勝りの桃子が
「やめろ!」と和歌奈の腕を掴もうとするも、
和歌奈は逆に桃子の腕をつかみ、
投げ飛ばした。

「---ぐあっ!」
桃子が悲鳴をあげる。

「ボクを舐めるなよ」
和歌奈の可愛らしい声が響き渡るー

「--さ、あと3時間50分…
 僕が憑依できることはこれで分かっただろ?
 ちゃんと話し合って、僕に奪われる身体を決めるんだー」

ニヤッと笑った和歌奈はそのまま気を失って倒れた。


「---ふざけんな!ふざけんな!」
プライドを傷つけられた冬美が大声で叫んでいる。

「ど、、どうしよう…どうしよう~」
ツインテールの志穂が落ち着かない様子で部屋を
動き回っている

「お…おい!大丈夫か!」
桃子が、気を失った和歌奈を抱き起す。

目を覚ました和歌奈は、
身体を震わせていた

「わ、、、わたし…今…」
和歌奈は、自分が好き勝手にされていたことを
自覚し、恐怖していたーー


残り3時間30分ー

「--ねぇ!誰か立候補してよ!
 アイツに身体渡す立候補!

 あたし、早くここから出たいの!」

冬美がパニックを起こしている。


「お、落ち着けよ!」
桃子が叫ぶ。
男勝りの桃子はまだ冷静さを保っていた。


「うえええええええ~~~ん!」
ツインテールの志穂は、さっきからずっと泣いている。

「---……はぁ…はぁ…」
憑依される前まで冷静だった生徒会の和歌奈は
冷静さを失っていた。

自分が憑依されたーという体験が
彼女の平常心を失わせていた。

「---だ、、、だったら、冬美ちゃんが立候補すればいいじゃない」
冷静さを失った和歌奈が言った。

「はぁ?何よ!あんた!さっきあたしをバカにしたでしょ?」
冬美が怒りの声をあげる。

「--ふ、冬美ちゃん、さっきからうるさいのよ!
 怖いのはみんな怖いの!」

和歌奈が目に涙を浮かべながら叫ぶ。

「--わたしだって、怖いのよ!」

和歌奈はそう叫ぶと、読んでいた本を投げつけて
狂ったように笑い始めた。

冬美はそんな和歌奈を見て「生徒会だからって偉そうに!」と叫ぶ。

和歌奈はその言葉に逆上して、
冬美と言い合いを始めてしまう。

バン!

男勝りの桃子が壁を叩いた。

「ふたりとも!一旦頭を冷やせ!」

そう言われて、
生徒会の和歌奈の方が「ごめん…」と呟いて引き下がる。

冬美から離れた和歌奈は、
頭を抱えて「こわい…こわい…」と呟き始めた。

もう、生徒会のー
優しくて頼りになる和歌奈の姿はそこにはなかったー


残り3時間20分ー
4人の少女たちは、次第に追いつめられていくー

”追いつめられた時、
人の醜い本性がー暴かれる…”

スピーカーの男は、小声でそう呟いた・・・



②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

閉じ込められた4人は脱出できるのでしょうか~!
続きは明日デス!

コメント

No title

話がデスマンションに似てますが、こっちの方が好きですね。結末が楽しみです。

Re: No title

> 話がデスマンションに似てますが、こっちの方が好きですね。結末が楽しみです。

ありがとうございます~!
デスマンションを意識した作りになってます笑

結末は全く違うので楽しみにしていてください!
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プロフィール

無名

Author:無名
憑依小説好きです!
TSF/憑依系メイン
の小説を公開していきます!

基本的に毎日更新しています!

無断転載はご遠慮下さい。。

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