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<憑依>ダークドライブ~ハンドルの亡霊~①

1978年ー。

とある場所で凶悪犯罪者が逃走中に事故を起こした。
男は即死ー。

長い時を経て、その車のパーツは、再利用され、
新しい姿へと生まれ変わったー。

しかし誰も知らなかった。
凶悪犯罪者の亡霊が、今もハンドルで生き続けていることをー。
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若いカップルが、中古車屋で嬉しそうに
黄色の可愛らしい軽自動車を見つめていた。


「---いや~やっとマイカーだよ」
俺は笑いながらそう言った。

社会人になって数年。
24歳にして俺はマイカーを手に入れた。

と、言ってもまだそんなにお金に余裕があるわけじゃないから、
中古の軽自動車を購入した。

だが、中古とは言え、
俺にとっては初めてのマイカー。
その喜びは半端じゃなかった。

例えるならば、
高校受験に合格した時のような喜びだろうかー。


「うん。いいと思うよ!厚英(あつひで)君によく似合ってるよ!」

大学時代からの彼女ー
三井 麻友(みつい まゆ)

今日は、麻友も一緒に車選びに来てくれていた。

今日の麻友は、
おしゃれなブラウスに
ショートパンツ姿だった。

マイカーに
可愛い彼女。

今日の俺は幸せだ。


車の整備が終わり、
いよいよ乗れる段階になった。

俺が運転席に座ろうとすると、
麻友が俺に言う。

「--ねぇ、私が先に運転してもいいかな?」

麻友はー
新しいことに挑戦するのが好きな性格だった。

「---えー?俺が買ったのに?」

俺がそう言うと、
麻友は目を輝かせて

「ねぇ、、ちょっとだけ。ダメ?」
と俺にねだるような視線を投げかけた。


ダメだ…。
この可愛さを前にしたらーーー


俺は
「しょうがないなあ」と笑いながら
麻友にキーを渡した。

麻友が運転席に座る


「へー!
 結構座りやすい感じ!

 厚英も気に入ると思うよ!」

麻友が嬉しそうに運転席を見回す。

そして、キーをかけ、
ハンドルを握った。

「えっと、この後どこに行くんだったっけ?」

俺と麻友は、この後、一緒に昼食を食べてから、
色々とぶらぶらする予定になっている。

「あ~そういや、まだ昼どこで食べるか
 決めてなかったな」

どうするか。

俺は頭の中で考えた。

こういう時、迷っていると女受けが良くない…って
聞いたことがある。

ここは、、、


「ケンタッ…」

俺がそう言いかけると、麻友が慌てているのに
気づいた。

「どうしたーー?」
俺が言うと、麻友は、、怯えた表情でこちらを見た


「あ、、厚英!なんか、、、ハンドルから手が離れない!
 何これ!!

 あっ…なんか・・・何かが…入ってくる…

 うっ…あぁぁ…!助けて!助けて!」

麻友が突然、体を震わし始めた。


「お、、、おい!」
ただ事じゃない!そう思った俺は
麻友の手をハンドルから離そうとした。

だがーー
麻友の手はハンドルに接着されているかの如く、
動かなかった。

「ま、、麻友!」
俺は叫んで麻友の方を見る。


可愛い顔はーー白目を剥き、
ビクビクと痙攣している。

「あっ…ぁぁああ……や…・やめ…
 うぅぅぅ、、、あぁぁあぁ」

麻友がうめき声をあげてなおも苦しんでいる。


「麻友!」
俺は叫んだー。
だがー、
状況に変わりはない。


「…き、救急車!」
俺がスマホを取り出したその時だった。


「---あぁぁああああ…
 あっ、、、ああ、、あ、、、
 あは、、あははあ、、、うひゃははははははぁ~!」

麻友が突然狂ったように笑い出した


スマホを持つ手を止め、
俺は唖然として麻友を見たーーー

苦しそうな表情は消えーーー、
麻友の顔はーー笑顔に染まっていた。


「あははははははは~~~~~!
 やったぜ~~~!!
 ははは!ははははは!」

笑い続ける麻友。

「--お、、、おい、、麻友…」

ドッキリか…?

そう思いながら俺は麻友を呼びかけた。


すると麻友がこちらを見た

「はぁ~~~
 運転手がお前じゃなくて良かったー
 うひひひ…」

麻友…?


麻友が麻友らしからぬ口調で話しているのに
俺は違和感を感じた


「おまけにこんな可愛い子が来るなんて
 思わなかったぜ!
 ひひひひひ…」

そう言うと麻友はハンドルから片手を離して
自分の胸を触り始めた


「お、、おい!麻友!何してんだよ!
 意味が分かんね-よ…どうしたんだよ?」
戸惑って俺が聞く。

「んぁぁっ…
 よく聞け。

 俺はな…むか~し、車でサツから逃走中に
 
 あっ…

 事故を起こして死んだ…。」

麻友が男言葉で
胸を触りながら言う。

時々、感じているのか
色っぽい声を出しながら…


「--でもよ、気づいたら俺、
 ハンドルの中に宿ってたんだよねぇ…

 でよ、それ以降、俺の宿るハンドルを握った人間に
 憑依して、その都度楽しんできたってわけよ」

麻友が言う。


ーーハンドルに亡霊が宿っていた?
そんな馬鹿なーー。


「--前回はさー
 5年前だったかな。運転席に座ったのが変なジジイでよ~

 数年に一回の体なのにジジイだぜ?
 あんときは腹がたったもんだ」

可愛い声で汚い言葉を話す麻友ー。


ーーーまさか本当に…


「おい、麻友!しっかりしろ!目を覚ませ!
 おい、麻友!」

俺は麻友の方をつかみ、麻友をゆすった。

しかしーー

「触るんじゃねぇよ!
 もう、コイツは俺の体なんだからよ~!」

麻友がいやらしく微笑んだ。

そして2、3回、咳き込むと
いつものような可愛らしい口調で言った

「あはは…厚英君~
 麻友、この車に宿ってた亡霊さんに
 乗っ取られちゃった!」

ーーー俺はーー
背筋が凍る思いをした。

おいおい、マジかよ…と。


「亡霊さん、車で爆走するのが大好きなんだって!
 数年ぶりに運転できて、と~っても嬉しいみたい!」

そう言うと麻友は乱暴に車を発進させた、


麻友は前を見据えて邪悪な笑みを浮かべている。

「お、、おい!目を覚ませ!麻友!麻友!」

どんどん上がっていくスピード。
麻友は「あはははは~気持ちイイ~!」と
叫びながら法定速度を軽く超える速度で
赤信号を無視しながら走っている


「おい!やめろ!」
俺は必死に助手席で体を押さえながら麻友を呼びかけた


「うふふ~
 自分の口からこんなに可愛い声が出るなんて~!
 
 今回の体は気に入ったよ!
 大当たり!」

麻友は俺の方を見て微笑んだ。


そしてーー
運転しながら麻友はハンドルに自分の胸を押し付けはじめた。

クラクションが鳴る。

「んっ…・んはぁ…♡」

ハンドルからの快感に身をゆだねる麻友。


「あっ…はっ…すごぉい!
 11年前に運転席に座った教師の女よりも、、、
 気持ちぃぃぃ

 ねぇ、、厚英、、
 いつもこんなにエロい私とやってるの?

 うふふ・・ ずる~い」

麻友は胸をハンドルに押し付けながら変な格好で
運転を続けている

「あっ…ははっ…すごぉい!感じる

 うふ、あはは、えへへぇ♡」

麻友が恍惚の表情でハンドルに自分の胸を
擦り付けるようにしている。


ドガン!

車が壁にぶつかった。


麻友は気にする様子もなく、
喘いでいる

「うっ、、あぁぁ、、あぁあ あは♪
 き、、、気持ちいいぃ♡

 麻友、、亡霊さんの好きなように
 されちゃってるぅ…!

 カワイイ麻友が、、
 壊れていくぅ♡」


俺はーーー
彼女の淫らな行為を茫然と見つめていた。

ショートパンツは既にぐっしょりと濡れてしまっている。


亡霊の意思でーーー
麻友が感じてしまっている。。


「やめろ!やめろ!」

俺はわめいた。

麻友は俺の方を見て笑うと、
自分のショートパンツの中に手を入れ、
その中の愛液を手に付けると
それを口で舐めた。


「うふぅぅぅー」
麻友が、快感に溺れた声を出す。

その表情はーーー
うっとりとしていて、、乱れきっていたーーー


ふいに、麻友が車を停車させた。

ハンドルを手で持ちながら言う


「お腹すいた!厚英!そこのコンビニで
 色々と買ってきて!」


俺はーーー
咄嗟に麻友の手をつかんだ。

ーハンドルから手を離させれば
もしかしたらーー

だがーー


麻友の綺麗な生足が俺の腹部を蹴りつけた。


「ぐっ…がぁ…」

激痛に耐える俺ーー

そしてーー


「おい、調子乗んなよ…。
 この女、どうなってもいいのかよ?

 いいからそこのコンビニでメシ買ってこい
 ってんだよ!」

麻友がー恐ろしい声で怒鳴った。


「くっ・・・」

俺は、麻友のためーー
麻友を救う為にー
コンビニで適当に昼食を購入した。


車内に戻ると、麻友が片手でハンドルを持ちながら
汚らしい食べ方でおにぎりを食べ始めた


「ふはー5年ぶり、うめぇ…」

麻友が口からボロボロと米粒を噴出しながら
食べているー

こんな姿、、俺は見たくないーー。


そして、麻友は手巻き寿司を見つめると

「あーーー!
 そうだーー!」

と当然言い出し、グショグショにぬれた
ショートパンツの中に手巻き寿司を入れて、
例の場所にそれを押し込んだ。


「んんんんん~~~~~っ!!
 ひぃぃぃぃぁああああ~~~~~♡」

麻友が激しい快感を感じて大声で喘いだ。

「んっはぁぁぁあ~~~
 感じる~~
 んんんんんんっ!!!いいいい♡」

大量の愛液が麻友の足もとに零れ落ちる。


そして麻友はグショグショになった
汚れた手巻き寿司をそのまま食べ始めた

「うふふ~
 麻友ったら変態~!」


ーーーー俺は、見ていられなかった。

そして、叫んだ


「やめてくれ!
 麻友が悲しむようなこと、しないでくれ!お願いだ。。

 なんなら俺の体を貸してやってもいいから!」


ー-俺が頭を下げると、
麻友は食べかけの手巻き寿司を乱暴に後部座席の方に
投げて、笑った。


「---それなら心配ないよ厚英く~ん!
 だってーーーーー」


そこまで言うと、麻友は言葉を止めた。

そしてーー


「ううん、気にしないで!
 とにかく!
 もう、麻友が”悲しむことは無い”から安心してね!」

そう言うと、ほほ笑んで、
再び麻友は車を発進させたーーー



行先はーーーどこなのだろうーー
俺と、、麻友はーーどこに向かっているのだろうーーー。

俺は、生きた心地がしなかったーーー。

まるで、闇の中を走っているかのような気持ちだったーーー
ダーク・ドライブとでも言うべきだろうかーーーー。


「さぁ~~~
 そろそろはじめよっかな~!」

そう言うと、麻友は邪悪な笑みを浮かべて、
車のアクセルを乱暴に踏み込んだーーー。



②へ続く

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Author:無名
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