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<入れ替わり>とあるカップルの入れ替わりな1日①~チェンジ~

とある仲良し大学生カップル。

付き合い始めてから1年。
色々な場所でのデートを楽しんだ2人は、
一風変わったデートを堪能しようとしていたー。
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「---お邪魔しま~す」

大学生の白峰 由梨(しらみね ゆり)が
彼氏の音田 津太郎(おとだ つたろう)の家を訪れた。

お互い一人暮らしで、
お互いの家にこれまでにも何度も
行き来した経験があるー。

遊園地、映画館、ショッピング、
海、お互いの家ー
今までに、色々な場所でデートしてきた2人は
今日、ちょっと変わったデートをしようとしていたー

それはー

「--はい!持って来たよ~!」
由梨が嬉しそうに言う。

謎の容器に入った液体

「お~!これが…?」
津太郎が笑いながらそれを見る。

「うん。この前、お話した
 入れ替わりの薬。

 お父さんが新薬の研究をしていて、
 ちょっとだけ貰ったものなの。

 まだ明るみに出てない薬だから
 絶対内緒だけど…」

おしゃれな由梨がそう言いながら微笑む。

津太郎はゴクリと唾を飲み込んだ。
目の前にいる由梨を見るー。

「---……」

津太郎は思うー
”本当にいいのか?”

とー。

そう、今日のデートは
津太郎と由梨が身体を入れ替えて
1日を過ごすデート。

”1日だけ由梨になってみたいなぁ~”
などと冗談半分で言ったところ、
由梨が”あ、できるかも!”と言いだして
今日のデートが実現したのだった

「あ、、あのさ…」
薬を前にして津太郎が言う。

「し、死んだりとか、
 元に戻れなくなったりとか、しないよね?」

津太郎の言葉に、由梨は笑う。

「だいじょうだいじょうぶ。
 実はもう人間でのテストも終わってる薬だから!」

由梨の言葉に
津太郎は「へ~」と言いながら、
4等分された入れ替わり薬を見つめる。

「まず、わたしと津太郎が一滴ずつ飲んで、
 そのあとにキスをすると入れ替われて…

 で、残りの2滴は元に戻る時の
 2滴ね!」

そう言いながら由梨は躊躇なく、
一滴を飲んだ。

「---ほら!早く早く~!」
由梨がワクワクしながら津太郎の方を見る。

「え…えぇぇ、心の準備が」

津太郎は入れ替わり薬を疑っているわけではない。
実際に、先に飲んで見せた由梨はぴんぴんしている。
これは、ホンモノなのだろうー

けどー
綺麗な髪ー
可愛らしい服装ー
スタイルの良い足ー

それらが自分のモノになるなんて。

ゴクリー

ドキドキしながら津太郎はようやく
入れ替わり薬を飲んだー

「--ぎゅ~っ!」
その直後、由梨が、抱き着いてきて、
急に抱き着かれて顔を真っ赤にする
津太郎に、有無を言わさずキスをしたー

「--!!!!」
津太郎は気が遠くなるような感覚を
覚えるー

これが、入れ替わりー

ふと気づくと、由梨は既に気を失っていた。
そして、津太郎も、後を追うようにーー

・・・・・・・・・・・・・・・・

時計の音が聞こえるー

静寂の中、
時計の針の動く音だけが
響き渡っている。

「起きて~!」
突然、大きな声と
身体を揺らされて、
津太郎は目を覚ました。

「え…あ…えっ!?」
自分の身体を見つめる津太郎ー

津太郎の身体は、
彼女である由梨の身体になっていたー

「うっ…うわあああああ!?」

津太郎は由梨の身体でそう叫んだー

「…ほ、、、本当に由梨になってる…」
由梨になった津太郎…由梨(津太郎)は、
由梨の身体を見つめる。

「ほ、、本当に由梨に・・・
 あ…あぁああ」

どうして良いか分からず混乱する由梨(津太郎)

一方、津太郎になった由梨、津太郎(由梨)は
物珍しそうに自分の身体を動かしていたー

「わ~男性の身体ってやっぱり新鮮~」
手や足を動かして楽しそうにしている
津太郎(由梨)

「--あ、わたしの身体、触っていいからね~!」
津太郎(由梨)が笑いながら言う。

「え…えぇぇぇ?!」
由梨(津太郎)は困惑する。

確かに付き合い始めてからもう1年だし
自分の身体で由梨に触ったりしたことはあるけれど、
由梨の身体になった自分が由梨の身体を
触るなんて…

「ごくり…」
由梨(津太郎)は緊張した表情を浮かべる。

「ほら!まず胸なんかどう?
 津太郎にはないものだから
 新鮮かもよ~?」

笑いながら津太郎(由梨)が言う。

自分の身体が、由梨に動かされていて
女言葉を話しているのも違和感だ。

「---え…え…で、、でもさ…」
由梨(津太郎)が顔を真っ赤にして言う。

「ほら~!恥ずかしがってちゃ、
 せっかく入れ替わったのに、意味がないよ~!」

津太郎(由梨)に言われて
由梨(津太郎)はようやく胸に触れた。

「あ…」
由梨(津太郎)はドキッとする。

なんだか、自分のものになった胸を触ると
いつもよりもやわらかいような
そんな気がしたー

「あ…あぁあ…ダメだ…ドキドキが…」
由梨(津太郎)が頭を抱える。

髪に手を触れて
由梨(津太郎)は「あ!髪…!」と
さらにドキッとした様子を見せる。

「あははは!津太郎ってばおもしろい~!」
津太郎(由梨)が笑う。

「あ…ちょっとトイレに行ってくるね」
津太郎(由梨)が言う。

「---あ、そっかごめんごめん」
由梨(津太郎)が呟く。

津太郎は、トイレに行くのをさっきから
ちょっと我慢していたのだった。

「立って、トイレって、どんな感じなんだろ~?」
津太郎(由梨)がそう言いながら
トイレに向かう。

「--え?」
由梨(津太郎)はそう声を出したが
すぐに”あ、そっか”と思うー

女子は、立ったままするなんてことはないんだー、と。

「--ん」

由梨(津太郎)は顔を赤らめた。

「え…もしトイレに行きたくなったら、
 この身体でトイレを… うぅ…」

由梨(津太郎)は
恥ずかしさとドキドキに飲み込まれそうになって
顔を真っ赤に染めるのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トイレにやってきた津太郎(由梨)は
ズボンを下ろすー

「わぁ…」
津太郎(由梨)は顔を赤らめた。

由梨からしてみれば
自分の身体に、こんな生き物のような
物体がついているなんて
信じられないことだったし、
違和感がすごかった。

「男の人も、大変だなぁ…」

そう呟きながら、
立って用を済ませる、ということが
初めてな津太郎(由梨)は
困惑の表情を浮かべる。

「う~ん…ど、どんな風に出るのカナ…」

勝手が分からない。
とは言え、身体を汚すようなことはしたくない…

「こんな感じで、いいのかな…?」
津太郎(由梨)は、アレをトイレの中心に
向けると、そのまま尿を出し始めた。

「ひゃあっ!?変な感じ!」
津太郎(由梨)は慌てた様子で
トイレの方を見る。

「って、あぁ…!?」
少し狙いを外して便器に当ててしまう

「ちょ、ちょ、ちょっと~!」

男の人のトイレは難しいー

そんな風に思いながら由梨は、
ようやくトイレを終える。

汚した部分を掃除して、
手を洗って、
ようやく、由梨(津太郎)が待つ、2階へと
戻り始めるのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、ひとりになった
由梨(津太郎)はドキドキしながら
一人、部屋の椅子に座って待っていた。

「---」

ドキドキが止まらず
喉が激しく乾いている。

「……」
由梨になった自分の身体を
直視しようとして、
すぐに目を逸らしてしまう由梨(津太郎)

「あぁ…だめだ…」
せっかく女性の身体になったんだから
少しぐらい楽しみたいと思いつつも、
ドキドキや、罪悪感が勝ってしまい、
何もできないー。

チラっと自分の身体を
見ては、すぐに目を逸らしてしまう。

「--はぁ…」

落ち着かない様子で、
由梨(津太郎)は部屋の中を歩き始めた。

下を向くと胸のふくらみが
見えてしまって気になるし、
歩いていると自分がスカート姿だから、
ふわふわしてそれも気になってしまう。

意識しなくても興奮してきているー

アレがないのもなんだか落ち着かない。

「あぁぁああ…」
頭を抱える由梨(津太郎)
自分の手に由梨の髪が触れて
「むぁぁああ…」
と意味の分からない奇声を上げる。

「駄目だ…おかしくなってしまう…」
由梨(津太郎)は呟いた。

このままじゃドキドキに押しつぶされてしまいそうだ…

1年間付き合って
色々な経験をしたけれど、
こうして自分が由梨の身体になる、ということは
初めての経験だし、未知の経験だった。

どうにも落ち着かないし、
ドキドキが止まらないー。

「---……はぁ…」
深呼吸して何とか落ち着いた由梨(津太郎)は
今一度自分の胸を見つめるー

「---…ゆ、、由梨から入れ替わろうって
 言ってきたんだし…
 す、、少しぐらい…」

由梨(津太郎)はそう言いながら、
自分の胸にそーっと手を近づけていく。

「す…少し…少しだけ…」

やっとの思いで胸に手を触れる。
さっき、由梨に無理やり触らされたときとは
違って、こんどは自分の意思で触れてみた。

「--え…えっと…」
由梨(津太郎)は、胸の感触に
戸惑い、ドキドキしながらも
勇気を振り絞って
両手で胸を揉んでみた。

「う…うわっ…な、なんだこの感覚・・・!」

今まで生きてきて一度も感じたことのないような
ゾクゾクする感覚…
それを味わいながら、由梨(津太郎)は
顔を真っ赤に赤らめた。

「わ…あぁぁ…気持ちいい…」

そして、部屋にあった小さな鏡を見ながら、
由梨(津太郎)は呟いた。

「--あああ…」

自分が由梨(津太郎)の身体になって、
顔を赤らめている。
そんな様子を見て、由梨(津太郎)は
ドキドキしてしまう。

そしてー
思わず、その鏡を自分に近づけて
鏡の中の由梨とキスをしてしまった。


ーーガチャ

「---!」

「---!」

お手洗いから戻ってきた津太郎(由梨)と
鏡の中の自分とキスしていた由梨(津太郎)の
目が合ったー

「--あ、、、こ、、これは…!」
由梨(津太郎)は慌てて鏡を
放り投げて意味の分からない言い訳を始めるのだったー

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ふふふ…」
津太郎(由梨)がニコニコしながら
昼食を食べていたー

昼食は由梨がこの津太郎の家に
遊びに来る前に買ってきていた
弁当を2人で食べているー。

「---わたしの身体、楽しんでる?」
津太郎(由梨)がニコニコしながら言う。

「--あ、、、、う、うん、まぁ…」
由梨(津太郎)は困った様子で呟く。

どうにも落ち着かないー。
入替ったとは言え、どこまでしていいのか分からないし、
もしかしたら由梨に幻滅されるかもしれないと
思うと何もできないー

「--さ、さっきはごめん」
由梨(津太郎)が口にすると、
津太郎(由梨)は笑った。

「鏡にキスしてたこと~?
 全然大丈夫だよ~」

津太郎(由梨)は、そう言って微笑むと、
弁当を口に運んで、
「わ~!」と面白そうに弁当の方を見た。

「わたし、ハンバーグあんまり好きじゃないのに
 なんだか、美味しく感じる~!
 味覚の違いかな!」

津太郎(由梨)はそう言いながら
面白そうにハンバーグを食べている。

「そっか…身体が違えば味覚も違うのか」
由梨(津太郎)もそう呟きながら
弁当のハンバーグを口にするー。

確かに、いつもとは感覚が違う。
大好物のハンバーグが
そんなに美味しく感じない。

「---た、確かに味覚が違う~」

そんな、ささやかな違いを楽しみながら
二人は昼食を終える。

昼食を終えた二人は、
食休みをしながら
のんびり雑談していた。

「----…」
次第に、由梨(津太郎)がそわそわし始める。

「どうしたの?」
津太郎(由梨)が尋ねると、
由梨(津太郎)は顔を赤らめながら呟いた。

「あ、、あの…トイレに行きたくなっちゃって…
 で…あの、、女の子のお手洗いって、、
 どうすれば…?」

由梨(津太郎)は
困り果てた様子で呟いた。

「--あ~!お手洗い!」
津太郎(由梨)は笑いながらそう呟くと、
嬉しそうに続けた。

「--頑張って☆」

とー。

「--えぇぇ!?」
由梨(津太郎)は
”頑張って!じゃないよ…”と思いながら
しぶしぶお手洗いに向かうのだった。


「--ど…どうすれば…」

とりあえず立ったままできないのは分かる。
由梨(津太郎)はとりあえず便座に腰かけたものの
どうすればいいか分からず、困惑したー

「ど…どうしよう…」

アレがないー。
どんなふうに、出るのかも分からないー

ど…どうすれば…

由梨の身体を汚すわけにはいかないー

そんな風に思いながら
由梨(津太郎)は、意を決してー
女性としての初めてのトイレに
挑戦するのだったー



「うわあああああ…!」

数秒後ー
トイレからは、悲痛な叫び声が
響き渡っていたー


②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

ダーク展開なしの
カップル二人だけで楽しむ入れ替わり…デス!

普段あまり書かない作風ですネ!


コメント

No title

いつもとは違ったほのぼの入れ替わりですね~♪
前もカップル入れ替わりはありましたけど、1話完結でしたから今回は続きが楽しみなのです!
トイレシーンはドキドキですね~

Re: No title

> いつもとは違ったほのぼの入れ替わりですね~♪
> 前もカップル入れ替わりはありましたけど、1話完結でしたから今回は続きが楽しみなのです!
> トイレシーンはドキドキですね~

ほのぼのな入れ替わりも
たまには書きたいですからネ~☆!
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プロフィール

無名

Author:無名
憑依小説好きです!
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