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<憑依>お前の妹は俺のもの①~妹~

とある男子大学生は、
親友からの妹自慢にうんざりとしていたー

そんな彼はある日、
憑依薬を手に入れて…。
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「--なぁなぁ、聞いてくれよ~」

大学の友人・宇垣 京悟(うがき きょうご)が
笑いながら言う。

「なんだよ~ニヤニヤして」

ご機嫌そうにニヤニヤしている京悟の方を見ながら、
樋川 晃(ひかわ あきら)は少しうんざりしていた。

”どうせまた”妹”の話だろ?”

とー。

友人の京悟はとてもいいやつで、
大学の中でも親友と言える存在だが、
晃にとってうんざりする点がひとつあった。

それが”妹”。

京悟は妹のことを溺愛しており
兄妹仲もとてもよく、
よく妹の自慢話をしてくるのだ。

もちろん、最初は微笑ましかった。

だが、兄妹がもらず、現在は一人暮らしの晃に
とって、だんだんとその自慢話は羨ましいものになり、
次第に嫉妬が芽生えてきた。

「--そうそう、春奈(はるな)がさ~、
 昨日から家に遊びに来ていてさ~!」

1歳年下の妹の春奈は、
京悟と同じ大学生で、京悟とは別の場所で一人暮らしを
しているが、頻繁に兄である京悟の家を
訪れているようだった。

「俺がさ~前にプレゼントした
 キーホルダー、鞄につけててくれてさ~
 もうカワイイのなんの」

京悟が嬉しそうに言う。

「妹好きすぎだろお前~!」
晃がそう言いかえすと、
「あぁ、春奈は俺の宝だ!」
と京悟は恥ずかしがることもなく叫んだ。

「--はぁ~あ、俺も妹が欲しかったな~」
晃がため息をつきながら言うと、
京悟は笑う。

「--はは、俺の妹はあげないからな~」
京悟が冗談めいて言う。

「--ま、晃に妹がいたとしても
 俺みたいに仲良しにはなれないだろうけどな~」
京悟が笑いながら言う。

なんとなく、物言いがカチンと来た。

晃は、最近、京悟にイライラすることが多くなっていた

妹自慢が激しいのもそうー。
そして、晃自身が孤独を感じていることで
京悟に嫉妬しているのもあった。

最近、私生活があまりうまく行っていないことも
あって、晃は少しイライラしていたのだ。

「お前から妹を奪ってやろうか?」
イラっとした晃はそう呟いた。

「は?」
京悟の目の色が変わる。

「--お前、冗談だと思うけどさ、
 春奈に手を出したらただじゃすまねぇからな」

京悟が本気になって怒りの表情を浮かべるー。

「---そんなムキになるんじゃねぇーよ」
晃はますます不機嫌になって、
そのまま京悟の前から立ち去った。

・・・・・・・・・・

「あ~つまんね」
イライラしながら大学から外に出る晃。

京悟の妹・春奈とは2、3回会ったことがある。
確かにとても可愛らしい美人女子大生だった。

あんな妹がいたら、いいなぁ…

晃はそう思わずにはいられなかったー。

ーーーコト…。

「--!?」
晃は足元に落ちていた何かに足を引っかけたことに気付く。

「--なんだこれ?」
怪しげな液体が入った瓶。
そして、説明書のようなものが
横に置かれている。

「--憑依薬…?」
晃は不思議そうな表情をしながら、
それを見つめた。

説明書のようなものには
他人の身体に憑依…と書かれていた。

「なんだこれ、変ないたずらだな」
晃はそれを捨てようとする。

怪しいものには関わらないのが一番だ。

しかしー。

”相手を自分の思い通りにカスタマイズ”

そんな文章が目に入ったー

「---…カスタマイズ?」
晃は捨てるのをやめて、
その先を読む。

そこにはー
自分が憑依したり、魂の一部を憑依させることで
相手の意識を染め上げ、
自分の思い通りに作り替えてしまうこともできるー
と”応用活用ガイド”が書かれていた。

「…」
一瞬、これを使えば、京悟のやつの妹の
春奈を自分のものに出来るのではないかと
そんな考えが浮かんでしまう。

「い、、いやいやいやいや…
 そんなわけねぇだろ…」

悪質ないたずらだ、そう思って晃は
憑依薬とやらを地面に置こうとする。

しかしー

「いや…待てよ?」

晃は憑依薬を握った手に、再び力を入れる。

「もしもー」
晃は呟いた。

「もしも、ホンモノだったらー?」

晃はそう呟くと、その憑依薬を手に
そのまま自宅へと向かうのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日の夜ー
晃はアパートで、憑依薬を飲んだー

もしも毒物だったら?
そう思ったがー
自分の人生なんて別に面白みもない。

だったらーと思い、憑依薬を指示通りに
飲んだのだったー

すると、信じられないことに、自分が自由に
幽体離脱できるようになったー

試しに、同じアパートに住むOLの部屋に
幽体離脱したまま向かうとー
なんとー
そのOLに憑依できてしまったのだった。

「うわ…マ…マジかよ」
OLの声で呟き、笑みを浮かべる晃。

「うわぁぁぁ…おっぱいじゃねぇか…
 うへへへへへ」
涎を垂らしながらOLは胸を触りまくる。

我慢できなくなった晃は
そのままOLの身体を遊び倒したー

そしてー
自分の身体に戻った晃は確信するー

隣の部屋から聞こえる悲鳴ー
裸の状態で解放したOLが目を覚ましたのだろうー

まぁ、そんなことはどうでもいい。

「---これ、ホンモノじゃねぇか」
晃はそう確信すると、
笑みを浮かべたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日ー

「なぁ、京悟」
晃が友人の京悟に声をかける。

「今日、お前の家に久しぶりに遊びに行ってもいいか?」
晃が言うと、京悟が頷いた。

「あぁ、いいぞ。
 あ、でも、今日、俺、ちょっと野暮用があるから
 先に言っててくれ。

 妹の春奈がいるから
 入れるはずだからー」

その言葉を聞いて晃は笑みを浮かべたー

”計画通りー”

と。

月末に、妹の自慢をしてくることが多い京悟。

つまりー
今日は、妹の春奈がいるだろうと計算していたのだ。

京悟はなんだかんだで晃のことを
親友として信頼している。
だからー”妹に変なことするなよ?”と
冗談めいて言いながらも
疑うようなことはしていなかった。

「あぁ…」
晃は笑うー

”憑依薬の応用”

説明書に書かれていたそれをー
使うつもりだったー。

京悟の妹・春奈の思考を塗り替えて、
春奈をー”俺の妹にする”

晃は、不気味な笑みを浮かべるのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

インターホンを鳴らすと
可愛らしい格好の春奈が出てきた。

「あ、お久しぶりです~」
春奈が笑う。

「兄から聞いてるんで、どうぞ~!」
春奈が元気よく家の中に招き入れてくれた。

「お邪魔します」
晃はそう言いながら、狭い部屋を見渡す。

「---兄が帰ってくるまで、
 ゆっくりしてくださいね」

春奈はそう言いながら、晃に
飲み物と簡単なお菓子を用意してくれた。

とても可愛いー
清楚な感じの格好ー
抜群のスタイルー
綺麗な髪
可愛い顔―


欲しいー

晃はそう思った。

晃は、立ち上がる。

無言で、春奈の方を見つめる。

「--?」

急に真剣な顔をして立ち上がった
晃の方を見て
春奈は不思議そうな表情を浮かべた。

「--ー」
晃は無言で春奈の方を見つめている。

晃は迷っていたー
こんな、可愛くていい子を、
自分の欲望のために、
自分色に染めてしまうのか?と。

晃の中の良心が悲鳴を上げている。

こんなことしてしまって良いのか?と。
思いとどまれーと。

しかしー

「---」
晃は、戻ることのできない道を進んでしまった。

無言で春奈に抱き着く晃。

「きゃっ!?」
春奈は驚いて目を見開いた。

「---春奈ちゃん…
 俺さぁ、妹が欲しいんだよぉ」

晃は、我慢していた欲求や
あらゆる感情を曝け出してそう呟く。

「や…や…やめてください!」
春奈はそう叫んで晃をはねのける。

「くふふ~!春奈ちゃんは今から俺の妹になるんだ!」
晃は狂った表情で春奈の方を見つめる。

春奈は怯えた表情で
「じ、冗談はやめてください!」と叫ぶー

しかし、晃の行為は冗談などではなかったー。

”まずは、俺色に染める前に、
 春奈ちゃんの身体を堪能するか”

晃はそう思いながら春奈の方を見る。

「--春奈ちゃん…
 いや、春奈…
 お前は、今日から俺の妹だ」

晃は変な笑を口から溢れさせる。

これじゃ完全に犯罪者じゃないかーと
晃は思いながら
”俺には憑依薬がある”と
自分に言い聞かせて、
春奈に今一度抱き着く。

もがく春奈。

「やめて…やめて…!」
目から涙がこぼれ落ちる。

しかしー

「---あ…」

春奈に抱き着いていた晃は
その場に倒れる。

「---あ…あ…」
春奈はその場に放心状態で立ち尽くしていたー

そしてー

「---あ…く…く…くふ…ふふふふふふふ」
やがて春奈は目に涙を浮かべたまま
笑い始めた。

「あははは…俺が春奈ちゃんになってる…」
可愛らしい顔を、悪魔のように
歪めながら春奈は笑う。

倒れた自分の身体を見つめながら
春奈は大声で笑い始めた。

「あはははははははは!
 ひひひひ、あははははははははっ♡」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「…と、遅くなっちまったな」
春奈の兄・京悟は”晃のやつも来てるからな”と
思いながら自分の家に向かう。

妹の春奈が来てくれているし、
晃のやつも適当に春奈と雑談していると思うが、
あまり待たせるのも悪い。

「---ただいま~」

自分のアパートにようやくついた京悟は
部屋の中に入る。

「--くくく…」

奥から変な笑い声が聞こえてきて
京悟は首をかしげた。

「--!!」

そこにはー
股を開いて、スカートの中に手を突っ込んでいる
妹の春奈の姿があった。

春奈の手は濡れているー

「---んふぅ…あぁ、お兄ちゃん…おかえりぃ~♡」

春奈はイヤらしい表情で
自分の指をペロペロと舐めると、
妖艶な笑みを浮かべた。

「は…春奈…?」

京悟は混乱しながら
部屋の様子を見つめる。

部屋が少し汚れているー。

そしてー
友人の晃が部屋に倒れていた。

「あ、晃!?」
京悟は倒れている晃の方に近づく。

「おい!晃!」
晃を呼びかけるが、春奈に憑依している晃の身体は、
今は抜け殻状態。
口をぽかんと開いたまま微動だにしない。

「--んふふふふふふふ~」
春奈が近くの椅子に座って、
足を組んで微笑む。

「--お兄ちゃん~、わたしのおっぱいって
 さわり心地いいよね~?」

春奈はそう言いながら、
信じられないことに自分の胸を揉み始めるー。

「--は、春奈!?」
京悟は驚きを隠せない。

「--あ、晃のやつに何かしたのか?」
春奈がおかしな行動をしているー
そして、晃が倒れているー

兄である京悟は
妹の春奈が、晃に何かしたのかとそう思った。

「---くふふふふふ…逆だよ」
春奈は笑った。

「--俺が、お前の妹に”何か”したんだよ」
春奈は可愛らしい声でそう呟いた。

「---!?」
京悟の表情はさらに曇って行く。

「--じゃ~ん!」
春奈は倒れている晃のポケットから
”憑依薬”と書かれた小さな容器を取り出した。

「これで、わたし~晃くんに
 乗っ取られちゃったの~!
 うふふふ、うふ、あははははははは~!」

春奈が大声で笑う。

「--な、、なんだって?」

京悟は信じられない、といった様子で春奈を見つめる。

「お前の妹は、俺の思いのままだ~!
 ほ~ら!こんな風にな~!」

春奈は狂ったように笑いながら
自分の手をペロペロと舐めはじめた。

「-…き、、、、貴様ぁぁあああ!」
妹を溺愛している京悟が激怒したー

春奈の胸倉をつかんで
壁際に叩きつける京悟。

「お、俺の妹に何をしたぁ!?」
京悟の怒りの形相ー。

しかしー

「離せよ」
春奈は冷たい声で呟いた。

「---お前…自分の置かれている立場が
 分かってるのか?」

春奈は脅すような口調で言った。

「な…」
京悟は思わず手を離してしまう。

「--今、春奈ちゃんは俺のものだ。
 このまま服を脱いで外を走ることもできるし、
 キッチンの包丁で死ぬことだってできる。

 …分かったか?
 言動には気をつけな。
 お兄ちゃん…♡ うふふ」

悪魔のような春奈の言葉に、
京悟は絶望することしかできなかった…


②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

妹が奪われてしまう…
そんなお話デス!

明日以降もお楽しみに~!

明日以降は本番なので、
”妹が乗っ取られて奪われる”が苦手な方はご注意ください~

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無名

Author:無名
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